良く解けていた
5年生後期1回目の育テ。
でも、それよりは、解き方が上手だった。
理解度もそんなに問題ないだろう。
まぁ、出題内容を見てみると、今回上手くいった理由がそこにありそうだけれど…?
さて、結果発表のデータを使って、答え合わせ。
総合:◎
得点427点、平均361.2点。
評価は共/応で、10/9。
おぉ、見たことのない評価だ。
今回の平均も前期最後の育テ並みに高いかと思っていたのに、想定に反して下がった。
平均から見た難易度的には、「普通」と言えるくらいの結果らしい。
国語は難しいにしても、その他の科目、特に算数からは、やや簡単という総合になるかと思ったのだけれど。
が、まぁそれはそれとして。
今回、出来るであろう問題がしっかり解けて、着手した順でも間違えなかったようだ。
「これはテスト中に出来たでしょ」というのがなかったわけではなけれど、時間配分に関しては完璧と言えるくらい上手くできていた。
そのことが何より今回の褒めポイント。
テストを受ける練習はたくさんできるから、どんなときでも全力を尽くせるような受け方をマスターしていって欲しい。
国語:◎
得点104点、平均90.0点。
評価は共/応で、8/7。
今回は平均点が大幅に下がった。
5年の中で平均が3桁に行っていないときはなかったのに。
原因としては、「読書ツールが六書で難しかった」、「応用の文章が難しかった」というものだと思う。
あとは、記述の正答率が思っていたより上がらなかった。
少し採点辛くなったのかな?
ついでに、漢字も微妙に正答率が落ちた気がする?
前回は正答率が8割超えている方が多かったのに、今回は8割行っているものがない。
うーん、たしかに、「計算と漢字」での分量、増えたけど、数文字な気がしていたんだけど。
長男くん、そんな難しい国語だけれど、今回は本当によく解けていた。
評価的には今回一番悪い教科だったけれど(これで一番悪いなんて今回の成績は出来すぎだ…)、一番解き方は上手かった。
自分にとって悩む問題、時間がかかってしまう問題は一旦飛ばして、一通り見た後に戻って、簡単に思える問題から解く。
そんな要求は「悠久」の長男くんにはまだ早いと思っていたけれど、前回のテスト、そこでの「序盤の一問で12分悩んで残りが白紙になった」という反省を踏まえて自分でも考えたらしい。
当たり前に思える方法ではあるけれど、他人から言われて守ろうとするのと、自分で考えた方法を試すのとでは、意味合いも習得速度も全く違ってくるだろう。
とてもいいことだ。
細部だとやっぱり私のやり方と少し違っているし。
私は中学生以降にやり方を考えたこともあって「悩む」を「10秒考えて解法が書きだせない場合」と定義していたけれど、彼は「悠久」の二つ名の通り、「秒は把握していられないから、『なんとなく悩んだら』にする」とアレンジも加えたみたい。
そういう風に、「テスト中に自分が実践できること」の範囲をジブンゴトとして考えてくれないと、アドバイスが上手くできないからすごく助かる。
テストのとき、隣にいられないしな、私。
こっちは簡単に出来ると思って言っていることが出来ていないのを見ると、「ブチッ」となりがちだし。
算数:○
得点140点、平均112.0点。
評価は共/応で、10/8。
国語と打って変わって簡単だった算数。
5年の中での平均は、2位と10点近く離しての1位となった。
今回みたいな栄冠からの出題がメインだと、栄冠マスターの異名を取る長男くんには解きやすいだろうな。
正直120くらい行くのかとも思ったけど、そこはやはり場合の数、ミスの起きやすい単元だからかそこまでは行かなかったみたい。
長男くんの成績は歴代の中でも一番良かったのだけれど、ただ、解き方を見ると手放しでは喜べない。
どうして、解法の書き始めを、センタリングするの…?
そんなことするから、左から右に樹形図書くときにスペースが足りなくなって、空白の左側にワープするようになるから、見直しが出来ない。
見直しが出来ない樹形図で一発で正解できるほどの自信を持つには、さすがに演習足りないっしょ?
というわけで、次の課題はダブルだな。
時間配分は今回と同じだけれど、それに加えて、「解法を書く時は、問題文と左端を合わせろ」だ。
意識すれば、出来る、よね?
社会:◎
得点95点、平均83.1点。
評価は共/応で、10/9。
温情採点の記述は○になっていた。
んー、応用の方は多少聞き方が難しくはあったから手間取るかもだけど、ほとんどの問題は栄冠からの出題。
それも遺跡やら文書の内容くらい。
1回目が順調に行ったのは良かったけど、まぁまだ歴史の流れみたいなレベルのことは出てきていないし、これからっしょ。
理科:○
得点88点、平均75.6点。
評価は共/応で、9/8。
うーん、個人的には今回意外だった科目。
ほとんど栄冠から出ていたと思うのだけれど、平均が8割行かなかった。
2分野でそういう出題だったら、いつもの感じからするともう少し平均高いと思ったんだけどなー。
まぁ、とはいっても、出題内容として大体は栄冠から出たのだから、周囲がどうであっても出来るべき問題は変わらないか。
さて、次の単元は地学の続き、天気&天体か。
天体は夏にけっこうやったけど、どうだろう?
せめて、各天体が動く方向だけでも、と切に願わずにはいられない。
まとめ
過去最高の評価だった今回。
それは大変めでたい。
前回の全モでコケたのもあるし、まず本人には結果がすごく良かったことと、解き方が完璧と言えるくらい上手く出来ていたことを褒めて、おしまい。
時間配分が出来れば、対策しないよりは点が増えるのだと思えるといい。
けれど、実際のところ、時間配分が上手くできたのも、点がいつもより取れたのも、単純に問題がいつもより簡単で、長男くんが大体解けるレベルがメインになった、ということだと思う。
悩む問題が少ないのであれば、時間なんて大して気にしなくてもいいしなぁ。
時間配分の一番難しい場面は、解けないのがたくさんあって、でもその中で解くのを選ばなくちゃいけなくて、という時だと思う。
いつもがそういう状況だからこそ、上手く解けなくなったり、「これは解けたよね?」が増えたり、ということになるわけだし。
しかし、国語はともかく、算数の応用で栄冠と全く同じ問題、なんて記憶の限り初めて見た。
たしかに問題自体は難しいとしても、同じ問題なら問われるのは発想力じゃなくて復習ができていたかどうか、だろうしなぁ。
だから、今回の結果は間違いなく特殊なだけだろう。
「わぁ、コレが長男くんのホントのチカラなのね」とか幸せなデイドリームしちゃいたくなるけど。
出来るようにはなっていっていると思うけど、ここまでは出来すぎ。
ゴルゴみたいな彼には珍しい、マグレ。
なので次回、はじめてのテストとなる思育テで、また上手く解けるといいな。
まぁ、形式は、全モか育テかと同じかもしれないけれど。
そうそう、私の課題である「とにかく褒めろ。特に最初の一言と最後の一言は必ず」は、初回の育テに対してはうまく達成できたと思う。
まぁ、これだけ点が取れて、本人も「上手く解けた!」なんて言えている回は、大して達成は難しくないよね。
こういう回のために考えた課題じゃねーっすわ。
そんなわけで、親子ともども課題達成が容易なテストだったようだ。
16連戦の初めから、そうじゃないテストになってしまうよりかは助かるけど。
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