二男くんと勉強ペース

2024年7月13日土曜日

サピックス 国語 日能研

1クール終了

二男くんが日能研からサピックスに転塾してから3ヶ月程度。
近況と、塾の違いをまとめてみようと思う。

なにか、彼の問題点の解決策について見えてくるものがあるかもしれない。

進度とテスト

転塾してから、最大の違いは進度とテストなんじゃないかなと思う。

中学受験の勉強としてスパイラルというのは変わらずで、各塾のカリキュラムはホームページや個人ブログで調べがつくのだけれど。

そこで分かる内容レベルで、5年生で習うことにはあまり差がない。
しかし、内容に差がある。
国算社理、それぞれ、サピックスの方が若干難しいところまで触れる。

日能研の算数的には、5年のうちに、6年の栄冠・学び直し3の始めの方くらいまで、という感じ。

理社は、どうだろ?
なんか6年前期くらいの内容な気もする。

もっとも、社会はともかく、理科は5年も6年もそんなに変わらなかったような印象だったけど。
1週間でやることは増えるけど、そんなに内容的には大差ない、ような。

国語は、文章がすでに結構難しい。
これが大変だ。
残念ながら、半分くらい間違えていて、あまり改善が見られない。

国語が課題だなぁ。
それはまた後で。

そんな難易度構成で、全科目、日能研の1.5倍くらいの教材量になっている。
全部というわけではなく先生から都度指示があるみたい。

始まったばかりのクラスでは、その指示通りだと大体日能研と同じくらいの負荷になるかな。
それから幸運なこともあってクラスアップしたけれど、「そちらになると全部やれたらやる」な感じ。

まぁ、大体こなせているくらいの分量。
土日は空くしね。

やはり土曜にテストがないのは勉強上は楽。
その代わりサピックスは月一のマンスリーは元より、前回授業の復習テストを授業時間中にやるので、少なくとも授業翌日と授業前日の復習は日能研より厚めにする必要がある。

当初は「授業前日の方に何をやるのか?」と迷っていたけど、単に復習分を2日に分ければ解決。
日能研だと、どうしても「基本的に授業翌日1日で復習して、テスト前にも再復習」という感じだったから、はじめはそのノリでやろうとしていたけど、そうすると復習量が多くなりすぎるし、算数は問題も重複する。

今は、誤解があると大変そうな部分だけは土日に再確認する方向で、自分で出来そうなコアプラや白地図等の復習は自分だけでやるような流れで、とりあえず上手くいっている感じ。

…国語以外は。

国語の問題

もともと得意な方ではなかったけれど…。
一番時間がかかるし、課題をやっていても出来が悪い。

逆に言えば、算理社が大して詰まらずにできているというのは、凄まじいとも思うけど。
それにしても国語が悪いというのはかなり厳しい。

教材も多少難しいけれど、難しい理由は、主に文章が長いのと、難しい語彙もある。
確かに難しい問題は、すでに全体の流れを捉えた上で解答するようなものもあるけれど。
ただ、問題はそちらではなく、直前直後を読めばいい程度の簡単な問題をコロっと間違えることがまだ、まだ多い。
読み飛ばしたとか、話の流れが入違った、とかで。

ここらへん、長男くんとは違って、読解の時点で間違っているという感じ。
彼は、読めてはいたけど、正しい選択肢を選ぶとか、パターンに従って解答をするとか、そういう「解く」部分が出来なかったのだけれど。

二男くんは、「読めていない」という感じ。

「本当に全く読めないのか?」とまた公文のロジカル国語だとか、短めの文章題練習が出来るもので確認してみたけれど、それでは一応できるみたい。

全く読めないわけではないけど、文が長くなってくると、信じられないくらいに残念めな間違いをする。

気持ちを問われている問題で、その傍線部よりも未来に起きたことを根拠とするような、「あー、時系列チェックの選択肢ね」みたいなやつを平気で選んでいたり。
と、いうのが、3,4回連続で繰り返されたり。

これじゃまずいかなと思っていて、まずは栄冠の文章からやってみるか?と思っていたら、「国語の要2」というのを渡された。
どうやらサピックスの、授業以外にやる読解演習らしい。

「2」というには「1」があるのだろうとドラクエ的思考で、フリマアプリで探してみたらやっぱりあった。
それを買ってみて集中的にやっているのだけれど、それでもあまり進歩が見られない。
注意することもあまり変わり映えがない。

説明文はともかく、物語文の方はかなり時系列に出来事を捉えて、気持ちの移り変わりを考えていくのが辛そうだ。

うーん、「読めていない」という問題から起因しているけれど、これは、最大の問題は、「進歩している気がしない」だな。

国語の対策

さて、課題が分かったところでセクションも変えて、これはどうしよう?

音読や文章の長さを変えてみても、やっぱり抜けるときは抜けて読む。
時系列や、気持ちのヒントになるイベントや行動、指示語の内容、まとめの抽象的なキーワードなど、よりどりみどりで、あえて「抜いて」読解してしまう。

まずは、その「基本的に抜いて読んではいけない」という意識改革からやっていくか。

省略しないと速く読めないから「具体的な部分などは抽象部分が分かっていれば省略可能」とかも言ったけど、それはあくまでも、「全部読んだ」という前提の上のつもりだった。

まずは、解答がどの「部分」にあるか、という特定をやって、その上でその「部分」はしっかり読み直すというところから改めて始めるか。

全体読解が必要になってきているから教えてみたけれど、読解しているときには考えてみるにせよ、解くときにはまだ部分読解を徹底させてみよう。

せめて、同じような簡単な問題での読解ミスをしなくなればなぁ。
選択肢の消去法とかはけっこう慣れてきている感じはあるんだけど、いかんせん土台の情報整理を間違えている感じだし。

うーん、後期からは社会が歴史になったり算数も比が出て来てまた難しくなるから、どうにかこの夏の間に国語の改善が出来るといいんだけどなー。