二男くんと転塾

2024年3月30日土曜日

サピックス 日能研

さよなら?日能研

二男くん、転塾することにした。
日能研、好きなんだけどなぁ。

いろいろ考えると、今がいいかなって。

二男くんの入塾時

もともと長男くんの入塾時、私は何も知らなかった。

中受経験者である妻が、3年生の2月、中受用語では新4年生から入塾するのが一般的だとかで、最も近くにあった進学塾である日能研への入塾テストを手配したのがきっかけ。

その後の経緯はともかく、二男くんの塾選択は正直なところ、「兄が通っているから」に尽きる。

まだ小三だったし、子どもの頃から同じ習い事はよくやっていたから、なんとなく日能研に行くのが普通、という感覚で本人を慣らしていくことができた。

それに、同じ曜日のときは一緒に通塾できるし、同じ塾にいるという点は、緊張しいな二男くんには多少の安心材料になっていたみたい。

あと、親としても、テキストの問題をあらかた把握しているので伴走の負荷が低かった。
おまけに、弟側は授業料が半額になったりしたし。
テキスト代だとかテスト代は対象外だったと思ったけど。

という理由から、入塾に際して一番ハードルが低いのが日能研で、親としても受験生の長男くんを抱えての二男くんの伴走が可能なのも日能研、となった。

兄との対比

しかし、実際に入塾してからの1年、たしかに二男くんの方は多少準備させた上で中受の勉強を始めたとはいえ、明らかに長男くんよりも勉強時間が少なくて済んでいた。
もちろんサボっているわけではなくて、勉強の内容自体は長男くんのときよりも多いくらい。
算数の本科までしっかりこなせているし。

うーん、日能研の4年生はやることが少ないとはいえ、これだと、あまり「出来ないことが出来るようになる」という意味での勉強にはなっていないかなー。

長男くんの場合、日能研の負荷はちょうどいいくらい(小学生には大分重い)だったんだけど。
彼の場合、もう少し負荷が高くてもこなせそうだ。

そうは思いながらも、長男くんがいる中での転塾は、そもそも送迎などの生活面が家族でこなせるかわからないし、塾に申し出るというの気が引ける。

しかし、長男くんの結果や日能研での最後までのカリキュラムを親の身で体験して。

やっぱ転塾かな、と色々動いてみた。

といっても、転塾先はSAPIX志望で決まりだったのだけれど。
長男くんのときに、色々教材入手して併用していたし。

時期

ホントなら二月から、とも思っていたんだけど、さすがにしんどすぎ。
なら次点、春期講習から。

日能研の場合、季節講習が基本的に復習と+αレベルで、算数と理科はあまり新しいことは習わない。
ウチが通っていた校舎は、一番難しいタイプ(難問?応用?)のテキストは使わないのもあって、ちょっとどうなのかなと思ってた。

基礎固めにはいいけど、その範囲の育テで問題もなさそうで、あるいは問題があっても復習をしっかりやって、というなら、何ももう一回やらなくても、と。

段々拘束時間は伸びていくから、他にやりたいこともやりにくいし。

その点でサピックスは季節講習でも先に進んでいくらしい。
そうすれば、実質直前期の状態に早めに到達できるということだろう。

着いていければ。

本科に相当する方の教材は知らないけど、同じ範囲の問題はやるだろうし、日特に相当する方の教材では、日能研側の教材でも見かけた問題も結構あったから、少なくとも私は教えられるだろうし。

5年生は週3回というのは変わらないけど土日に予定は基本的にないし、6年生になっても平日は2日だけ。
おそらく、基本的に家庭学習がメインなのかな?と思う。
私的には、少し遠くても通塾回数や拘束時間の少なさは魅力だ。

ということで、入室のテストを受けた。

長男くんのときも、何回かサピックスでの模試は受けていたからそのあたりはスムーズ。
そして、ちょっとしたミラクルもありながら無事合格。
日能研の感覚に慣れていると、結果が出るまでの時間がちょっと長い。

その後、入塾手続きに教材等の説明を受けて、開始。
テキストの方がまとまっているけど、プリントで配られるのは荷物が少なくていい、のかもしれない。

日能研のアレは、もはや重力系の修行の類いだったからな。
肩の強さは立派になったやもしれん。

さて、あとは日能研側の手続きだ。

日能研へ

何につけても、「辞める」と言うのは気が引けてしまうもの。

それは数度転職した私でも変わらない。
ましてや、最近の流行り風に言えば「クソ雑魚メンタル」な妻は早々に匙を投げた。

オマエ、オレに対しては結構強気な物言いをするのに。
カワイイ奴め。

…まぁ、結構引き止められそうな気もするし、なにより「兄が散々お世話になったよね」という話をしたばかりだから、気まずさはMAXだよね。
大丈夫、そんな役回りはやらせる気はないよ。
今回の転塾をリードしたのはオレだし。

ということで、とりあえず「日能研 転塾」と打って見てみると、休塾という選択肢もあった。そういえば以前、コメント欄で教えていただいてもいたな。

うーん、勉強面でサポートはできても、トイレ休憩ないとか、日能研より遠くなるから生活が実は大変になりすぎるとかはあるかも。
日能研は先生が穏やかな方が多いから安心感はあるけど、SAPIXは学生バイトの講師もいるみたいで、合わない的なこともあるかもだし。

転塾を本人に持ちかけたときも、そりゃそうだろうけど、新しい環境へ移るのに少しためらっていたから、その点からも休塾はいいかも。
上手くいかなかったら、戻ったっていいっていう選択肢は残しておこう。

本人も退塾よりは休塾の方がいいということだったので、そちらで日能研にも伝える。

兄の方でとても感謝していることも併せて伝え、だからこそ正直に。
サピックスへの転塾をチャレンジしようと思っている、と。

それなりに引き止めというか、サピックス側のデメリットは言われたものの、「でもやろうと思う」「もしかしたら戻ってくるという選択肢は残したいから休塾にしたい」とお願い。
最大3ヶ月間休めるけど、その間のテストはキャンセルできないらしい。

ふむ。
受験しに行くことはないとはいえ、まとまった演習問題があるというのは悪いことではないか。

まぁ、兄の時のものも取ってあるから、いらないと言えばいらないんだけど。
この時期のものはさすがに結構書き込みが始まっているしな。

ということで一旦は休塾から。
特に問題なければそのままサピックス、あれば日能研へリバース。

さぁ、どうなるかな。