長男くんと後期日特

2023年6月14日水曜日

塾システム 日能研

後期日特のご相談

長男くんの第一志望は、日特の冠校ではない。
じゃあ、受けなくていい?

というのを日能研と面談。
結果、受けようか、という話になった。

後期日特

紙は配られたものの、正直理解が追い付かない。
一応、まず日特は3種類。

「難関校日特」というのは御三家中心の2/1受験日の10校向け。
冠校、とも称されるものだ。

開成、麻布、武蔵、駒場東邦、慶應普通部、早稲田、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリス。

これらの学校は、9/3、10/8、11/5、12/23の全モの後、合計4回もそっくり模試をやるらしい。
力が入ってんな。

次が「上位校日特」。
やはり2/1受験日で、第一志望者が多いらしい。

この二つの日特には、受講基準がある。
大体、R4から-5くらいかな?

そして、「合格力完成日特」。
いくつかまとめられた対象校に対して、日特をするというもの。

全て、講座は9~1月までの18回。

あと、日特ではないけれど、「志望校別研究講座」という2/1が受験日でない学校向けの日特もどきがある。
土曜の午前だから、土特とでも言うのか。

と、いうことが紙で書いてあるのだけれど、正直よくわからないことが結構あった。
なので、この前の日曜日、息子達がテスト受けている横で面談してもらった。
6年生になったら、遠慮しないで連絡してって言われたし。

聞きたかったこと

長男くんの第一志望が残念ながら難関校日特じゃない。
さらに、受験する予定もない。
ねぇ、日特どうしたらいい?

3行で言うとそんな感じ。

その他、後期って何やんの?とか。

4年の後期だったか、6年前期までのカリキュラムは聞いたのだけれど、そこから先はよく知らない。

当初は、正直日特取らなくていいのかな?と思っていたけれど、効果を聞いて受講させようと思い立った。

日特の効果

後期日特はガチで志望校対策。
というか、入試問題への解き方、合格点の解き方を叩き込まれるらしい。
つまり、捨て問の見極めとか、分からない問題への部分点の取り方とか、記述の最終特訓とか。

特に長男くんは最近、捨て問の見極めが甘い。
「そんなの解けなくていいでしょ」という問題が解けなくて落ち込んでいたりする。

まぁ、普段は「全部解けば?」というオッサンが隣にいるので仕方ないのかもしれない。
「テストでは全部解けなくてもいいんだよ」とは言っても、じゃあ具体的にどれが解けなくていいのか?は分からないだろう。
育テの勉強と、入試向けの勉強は違う。

そういう内容だと想像はしていたのだけれど、実際そうだと確認が取れたから、効果はありそうだと踏んだ。
というのも、今更私がそういう捨て問をとうんぬん言うより、日能研の先生からの方が素直に聞きそうだし。

あとは、異なる学校であっても、結局は長男くんの志望校合格に向けて効果があればいいわけで。
ぶっちゃけた話、その日特を取った子が、どれくらい長男くん志望校に受かったのかを聞いて、まぁ大体納得の数字。

正直解答の形式はかなり違うと思うのだけれど、やる問題の難易度、思考プロセスが類似ならば効果はあるのだろうということで、一転受講させてもいいかなと思った。
遠いし、長男くんはちょっと嫌がるかもしれないけど。

後期の予定

他に決めた要因として、過去問特訓を9月からしたくても、日能研だと公式には許可が出ないと塾に見てもらうことはできない。

いや、そういうのは守る気はないんだけどね。
どうせ10何年前の過去問なんて、大して参考にはならないだろうし。
解説は、私が出来るし。

ただ、そうすると、9月は日特受けないとちょっと暇になる?

そうそう、テストも形式が変わる。

「全国公開模試」こと全モはこれまで同様。

育テから派生するその1「合格力育成テスト」、略して合育テは、これまでの育テ50%に、範囲不問分50%が混じる。

育テから派生するその2「合格力実践テスト」、略して合実テは、範囲不問で合育テより難しいらしい。

どちらも、「難関」と「総合」に分かれるそうで、特に合実テの難関はけっこうな歯ごたえがあるとか。
これが解けるかどうかが試金石になりそうだな。

MY NICHINOKENを見ると、頻度では全モ:合育テ:合実テ=1:2:1くらい。
つまり、月2回全モがあるような感じで、育テにも全モが混じってくるような感じ?かな。
それくらい、後期のテストは、これまでの「直近の復習を対象にしたテスト」からは別物になってしまいそうな感想を持った。

…いいね。
しばらくブログではご無沙汰だけれど、問題分析のしがいもありそうだ。

特に合実テ、こういう試験があるなら、あえて過去問特訓早めにやらなくてもいいかも?
なにやら12月からは、ステージVが終わりファイナルステージとやらになるらしい。
そうなると栄冠の復習がなくなるらしいから、過去問を解く時間も出てくるとのこと。

長男くんは、そんなに多くの学校を受けるわけではないから、それからでも間に合うかな?

ちょっとずつは過去問をやりつつ、でも夏、9~11月と汎用的にしっかり復習しつつ、12月から一気に仕上げるようなイメージ?

嫌ならやめたらいいし

まぁ、日特は結局決定権はこちらなので、嫌になったり生活回らなくなったらやめてしまえばいい。

そんな気楽に決めたのとは別に、今後の成績の変動も考えた。

今はまだ、長男くんは第一志望に向けまい進しているけど、後期になってどうなるか分からない。
算数では弱点の出ないように、理社も穴のないようにと復習させてはいるつもりだけれど、それが合実テといった難しい問題が解けるかというと、はっきりしたところは今の時点で判断など出来るわけがない。
この前の難トラはそこそこ解けていたのは安心材料だけれど、夏を超えるとまた周囲も変わるだろうし。

これまでの成績では右肩上がりを続けてきた彼だけれど、正直今の成績ならまだしも、下がる方向になってしまったら、冷静に判断して第一志望は諦めさせるまである。

全モの偏差値だけでなく、合実テでは他のテストに比べて成績が下がる、というなら、結局難関校受験は黄信号だろう。
簡単な問題は漏れなく解けていても、難しい問題は解けてないってことになるだろうから。

そういった成績低下の度合いにもよるけれど、そうなると日特校も受験の可能性が出てくる。
その場合、「日特行っておけばよかったのにぃ!」となるのが怖いので、とりあえずで通っておけばいいのかな?と思った。

さて、なんとなく後期の生活も成績パターンにもイメージが多少は出来たところで、改めて家庭学習をどうするかを考え始めるか。

…こうやって家庭学習の予定を考えるのも、長男くんに対しては中受までには最後かラス前になるのかな。

思えば、あと1ヶ月で前期は終わり。
新しい単元を習うのは終わるわけか。
まだ気が早すぎるけれど、なかなか感慨深いな。