長男くんと天体

2022年8月1日月曜日

理科

理科が天体に入った

生物の単元から始まった夏期講習。

16回のうちの講習で、約半分の7回が生物。
それが終わり、天体に入った。

本科だと、ここら辺からちょっと怪しいことが増えたんだよなー。
ちょっと一緒にしっかり見直し。

本科での状況

本科の間は悲しいほど理解できていなかった天体。
そもそも半球図が理解できていなかった。
だから影の向きも分かるわけがない。
昼の長さがどうなるかも、南中高度も分からない。

率直に言って、どうあがいても絶望だ。

レゴとガチャガチャの容器使って説明したりもしたっけ。
さてさて、今回はどうだろう?

結構イケてる?

とりあえず説明部分からしっかり見ていくと、おぉ、半球図の見方は残ってる!

…まぁ、東から昇って、南の空を通って、西に沈むってだけなんだけどね。
それが季節ごとにちょっと変わる。

自分が中心にいる、つまり、外の校庭とか開けた場所に出ているところを想像してみれば、そうとしか見えないでしょ。
ということで、相変わらず私には何が難しいのかさっぱり分からない。

しかし、コレが残っていれば、あとは確認だけで済む。
影は、日の出、南中、日の入りの太陽の位置を考えれば、春分・秋分以外は自明だし。

昼の時間と夜の時間が各季節でどうなっているのか、も余裕だ。

…ん?

ねぇねぇ長男くん?
昼の時間と夜の時間、半球図で考えないと、わかんないの?キミ。
一応、10回くらいは季節の営みを体験してきたんだよね?

ただでさえのインドア派、コロナもあって外で遊ばない系男子じゃしかたない、のか?
普通に考えて、夏は長くて冬は短いよね?
っていうか、ついこの前までの夏至の付近、19時くらいまで明るいねーって何度か話をしたじゃんか。

そこはともかく、社会で緯度経度も理解できたおかげか、日本の各地点での日の出・日の入り、南中高度も、理解できていた。
緯度経度も、社会で習ったときはすんなり理解できなかったけど、何回か繰り返していれば、どこかでスッと理解できるのかもしれない。

まぁ、地球の自転に乗っているつもりになれば、ごくごく当たり前なのだけれど。

疲れちゃった?

なわけで、わりと復習はスムーズに進んでいった。

スピードもこれなら問題ないかな。
問題文の読み替えもしっかりできているし、南中高度やら緯度経度やらは単純な計算だからそんな間違えない。
私が中学生で習ったとき、教えていたときも、日本以外での問題は出たことがないから、きっと中受でも範囲外だろう。

季節ごとの大まかな日の出・日の入りの時刻を覚えていない?知らない?のはちょっと焦ったけど、本人もここで覚えようとしてたから問題ないっしょ。

ということで和やかに作業ノートまで進んでいって、事件が勃発。

日の出・日の入りの時刻に穴が開いている単純な問題。
この程度はもう消化試合でしょ、と思っていると、なぜか間違う…。

…あれ?疲れちゃったのかな?
ちょっと、最後頑張ろうか?

…あれあれ?全然違うよ。
しっかり確認しな?

…だーかーらー!全っ然、違う!!
な ん で!
日の入りの時刻が正午近くになるんだ!!

お前の一年の中で、一体いつ真昼間に真っ暗になるような天変地異が起こるんだ!

そしてなんだ、昼の時間が23時間っていうのは!!
白夜か!!日本で!

いや、疲れているのは分かるけど、それでも間違えちゃいけないラインってあるでしょ。
計算の細かいところを間違うのはともかくとしても、自分で答えを言ってておかしいと思わないのか?

最低限、そんな時刻・時間がありえるのかっていうのは確認してから答えを出しなよ。
単なる計算の確認だけじゃなくてさ。
季節だってわかっているんだから、大まかな答えなんて、はじめから分かるでしょ。

あんまり問題文読まないで答えちゃったーって言ってたけど、なんだか最後の最後で非常に不安になったよ…。
まぁ、いいよ、きっと疲れていたんだろうね。
でも、次の理科は、大丈夫なんだろうか…。