長男くんとステージVの塾生活

2023年11月24日金曜日

過去問特訓 社会 理科

怠い

「だるい」というのはてっきりdullからきていると思ったけど、なんとびっくり漢字が当てられていた。
それが見出しの字。

昔こんなのあったっけ?

ともあれ、そんな感想を持っていた、日能研6年後期の塾側施策。

授業前後の確認テスト

6年後期から始まった、授業前後に10分くらい?のテストをするというもの。
各科目であるらしい。

やってくれるのはありがたい面もあるものの、正直うっとおしい面もある。
若干遠目に通っている我が家としては、行きの時間に間に合わない可能性があるのと、帰りの時間が読めなくなってしまう。

特に問題なのは帰り。
1本遅れると、下手すると15分くらい遅れることもある。

どうせプリントだけなんだろうし、くれれば家でやらせるのになぁ。
その、電車を待つことになっているであろう時間で。

初めて連絡を見たときの感想はそんなものだったけど、そんなに1日10分20分程度を焦ってもしかたないか?
とはいえ、積み重ねると…。

と、ちょっとモヤモヤっとして3ヶ月過ごしていたけれど、なんだか結構効果があるらしい。

過去問をやっていると以前から、特に理社で「なんでこの程度のところで間違いを?」というやらかしがあったのだけれど、それがなくなってきている気がする。

特に、社会の漢字。
家庭学習では、1ヶ月に1回くらいのペースでメモチェ既習範囲を回す生活を、たしか5年夏くらいからやってきたから、「漢字は見て覚えてね」派だったけれど、イマイチ覚えていない気がしていた。

しかし、社会で漢字の確認なんてしている暇もなかったし、本人に注意するくらいで実質放置。
テコ入れが必要かと思っていたけれど、それがこの塾での確認テストで埋め合わされているようだ。

あと、理科の方でも効果が見られる。
「満点か、難しい問題1,2問での間違いだけ許容するけど、それ以外は不合格」というルールのようで、「簡単に解いてしまっての勘違い」が減ってきている気がする。

そういう簡単めな問題だけというのであれば、クラス内での競争にもなりやすく、「解けたらすごい」というより「なるべく間違えたくない」という意識に変わりやすいのかな?

時間の面がなーとまだ思ってはいるけど、効果があるというのであれば、ありがたい。

実際に子どもへの影響を見ていると、テストの度の席替え然り(2週に1度席変わるとかめんどくさーと当初思ってた)、小学生の扱い方は大したものだなーと思う。

私側が納得できていなくて何かと反感を感じることも最近あるけれど、長男くんに対して効果が感じられるならそれでいいや。

そんなことを今日やらせた理社の過去問を見ながら思った。

前受けの理社と

彼の過去問チャレンジ中に、前受校の理社も見たのだけれど、算数に比べるとそんなに回数やらなくてもいいかなという感じ。
それなりに難しい問題もあるとは思うけれど、記号や多少の計算が中心だし、時間配分としても2月校と大きくは変わらない。

…逆にいえば、2月校やり終わっちゃった後は、練習問題としてはいいのかもしれないな。

しかし、西大和の方は、社会がちょっとアレだな。
問題が、若干関西寄りだ。
まぁ、東京会場での受験であれば、どの受験生も条件は同じだろうけど。
…ていうか、母方の親戚が関西でおそらく結構行ったこともある側のはずの彼には、むしろアドバンテージなのではと切なく思うのだけれど…。

何にせよ、ここからは弱点単元を潰していくだけ。

社会と理科は、総合問題繰り返して、見つかり次第、速攻で。
国語は定期的に過去問解いて勘が鈍らないようにしつつ、最後の最後まで語彙を。

そして残る時間を算数に全振り。
受験校と同レベルの過去問を、6年前期のように単元の理解を深めるためではなく、解けるかを確かめるために、ひたすら練習。

日能研の教材をマストでやりつつ、残った時間がどれほどだろうと初見の問題は余る程度に「中学への算数」とかいう定期雑誌の問題集も、頻出単元の分を集めてみた。
まぁ、基本的な優先度は、日能研のテキストの方を上にするつもりだけれど。

中学受験って、算数で大きく差がついてしまうというのはホントだったかな。
配点によるけれど、均等配点なのはなぜか長男くんの受験校では少なく、理社は差がつくほどには点も取れない。
おまけに、「どうあがいても無理」みたいな問題が、どの学校でもある程度出題されてしまうようだ。

結局、大きく離されないための勉強、というような位置づけになっている。
ちょっと悲しい。

しかし、そこでサボってしまうと、マジに点が取れないので、やっぱり大事ではあるのだけれど。

というところで、理社でもイマイチ受験者平均に届かなかった長男くん。
理社合計で10点にも満たないとはいえ、ビハインドを負ってしまっていた。

それが、かなり昔の過去問でちょっと簡単気味とはいえ、今回初めて、4科目での合格最低点をチャレンジ校で超えられた。
日にちバラけての過去問チャレンジで、国語と算数が既に目標点行っていたから、理社で崩れなければ超えられるという状態だったのだけれど。

良く解けたなという問題もあり、取れるべきところがちょっと安定してきたのもあり、本人対比では実力が伸びているのかな、と思う。

まぁ、言っても昔のだからね。
もう、大分これまでのカリキュラムのどこかで対策されてきちゃっているからこその点ではあると思うのだけれど。
元々、若干簡単な気もするし。

だから少し締めることもコメントしておいたけど、本人はやっぱりうれしそう。
無理だと思う問題に正解できずとも、解けそうな問題を確実に取れれば、見込みがあるということを感じてもらえたかな?

これから、ちょっとずつ現代方向の過去問をやっていって、どこまで成績がキープできるだろう?
崩れないといいけど。

さて、また1週間流れて、残りは10週間。
その期間、日能研で何をやるのかよく分からないという不透明感はあるものの、私が考えていた分の勉強はコンプリートできそうだし、順調に伸びてくれてもいるみたいだ。

どうなることやら。