長男くんの1週間

2022年7月31日日曜日

国語 算数 生活 日能研 勉強方法

ハードな1週間

長男くんの夏期講習が本格化した1週間。
6日連続講習で、休みが1日しかない。

なんなら浪人した年の私よりも勉強時間は長かったかもしれない。
実はその中で、少し楽しみなことがあった。

それは、「記録していると何か面白いかも」と続けてきた、勉強時間。

トータル勉強時間

3年生の2月から始まった中受。
なので、今日がちょうど1年半、折り返しの日、ということになる。
まぁ、記録は取り始めてから一年と一ヶ月なのだけれど。

その勉強時間は、驚きの1500時間…!

…ちょっとピンと来ない感じ?
1500時間というと、丸々2か月分くらい?
といっても分かりにくいかな。

一日8時間、年で200日働く社会人には少し及ばないくらい。
さすがに社会人よりは忙しくはないか。
もっとも、この時間は塾での時間も込みで中受に使った全ての時間。
だから、社会人の勤務時間+自己啓発時間と比較するなら、長男くんの場合、これに学校の時間が加わるわけだけど。

内訳で見ると、やはり算数が多い。
ここまで時間が偏るのを考えると、算数はほどほどにしてその他3科目で点を取りに行く方が入試としては良い作戦なんじゃないかとも思ってしまうな。

まぁ、本人も算数はやる内容によっては楽しそうだし、これでいいか。

とりあえずこのデータは、これから半年ごとくらいで確認して、どうなるのかなと楽しんでいこう。

今週版

夏期講習が3日だけだった先週が44時間。
そして6日あった今週は63時間半。
やはり塾があると時間かかるな…。
しかしこの1週間だけ切り取ると、なんなら私の労働時間よりも長いかもしれない。

…いや、確実に長い。
まぁ、そりゃそうだ。
彼の勉強見るためもあって、彼が勉強している間に私は上がっているんだから。
なかなか大変だ。

夏期講習になってそれなりに国理社にも力を入れているつもりでも、それでもやはり算数が圧倒的。
その理由は明らかで、計算と一行題、特別問題が思ったよりも彼には重いから。
特に計算。

今日の重点対策

どうして夏期講習になってから、計算がそんなに時間がかかるのか?
時間を見てみると、どうやら一行題よりも計算の方に手こずっている。

わりと不思議だったけど、並んでやってみてやっと確信する。

実際の計算、割り算したり掛け算したり、通分したり仮分数に直したり自体の速度は、正直私ともそんなに変わらない。
計算の合間、1行書いた後、問題の合間の時間が、彼は長すぎる。

逆に言えば、本当にそこだけ。
そりゃ多少は計算の仕方で迷うこともあるけど、それももう稀。

いやいやいや。
問題の合間はともかく、そこ休憩するところじゃないから。

計算の合間では、自分がやった計算の逆をやって終わり。
1行書いた後は、1行前から変わったところの確認と写し間違え見て終わり。
それだけでしょ?

計算をするたびに一行前と全体を見比べるのは無駄だし、1行書くごとに頭から見直すんじゃないんだよ?
差分、更新したところだけ見れば十分。

あと、解き終わった後に頭から見直すのも、この計算問題ではやらなくていいよ。
それは、もう見直ししかやることがなくなったときか全モの大問1でしかやらない、というかやれない。
このレベルでそれやっていると時間かかりすぎるし、夏期講習テストの間だと時間が足りなくなる。

今日はそんな練習だけ繰り返して3時間、最後は随分改善されたかな?

文章読解

最近そこまで時間があまり取れていない文章読解。
そろそろ本格化してスタート、かな。

いつだったかの、難しかったと言っていた回の国語の文章を一緒に読み直してみる。

なるほど、たしかに。
言い換えの量がこれまでと段違いだ。

文章内での主張事項は少なくてほぼ1つだけなんだけど、それだけに言い換えまくっているから、用語の抜き出しや選択肢での正しい表現が選びにくい。
…こんな文章を読むようになったんだな…。

こういう風になってきたら、もう感覚で読んじゃダメ。
ニュアンスが微妙に違う表現はあるけど、そーゆーとこは全部同じ意味。
同じ意味のところは算数な感じに全部イコールで結んでおく。
単なる式変形みたいなものだから。

で、問題になったときに、当てはまる字数だとか、選択肢中の表現次第で、答えの箇所を特定するのだけど、言い換えているところも解答範囲になることに注意が必要だ。
言い換えは、意味的にはイコールだからね。

そこが、これまでの傍線部の近くだけにしか答えがないのと変わる点。
だから、文章の構成やキーセンテンスを考えて、論理展開が読めてないと、答えが出しにくくなっていくわけ。

と、そんな算数っぽく解くのは若干面白いのか、それなりに文章の構成と要約を考えるのは本人楽しそうだ。

まぁ、この文章は言い換えが多いだけで二項対立ではないから、まだ簡単だけどね。
せいぜい、作者の主張が一般的な常識に反しているっていうくらいで。
だから、余計に、感覚や自分の経験含めて読んじゃダメだよ。
筆者がどう考えているかだけを考えるのが重要だから。

これからの予定として、そろそろ算数の特別問題が終わる。
そうすれば、特別問題の2周目に入っていくよりは、文章題に取り組む、という方に時間が回せるかな。

あとは、計算、計算と一行題も今週で片付く、かな?
そうすれば、家庭学習は劇的に楽になるはずだ。
なんと言っても、確認用のノートに書く必要がなくなって、消しゴムをかける必要がなくなる。

そうそう、今日は、キレイに消しゴムをかける方法まで教えたっけ。
人のことは言えないけれど、ホントに不器用な子だな…。

でも、今日はその程度。
もう少し時間があれば図形やりたかったなと思うけど、Dr. Stoneが面白いとこじゃしょうがない。