長男くんと雨の日

2022年5月14日土曜日

算数 生活

帰り道

雨が降ると、いつもより少し余計に、子ども達が無事に帰ってこれるか気にかかる。
在宅でなければ、そんなことも気付かずに働くのかもしれないけど。

そんな雨のある日。

注意

長男くんが、なにやら「今日帰り道で注意されちゃってさー」と話し出す。

ほう、雨の日だというのに、ずいぶん余裕のある帰り道だな。
誰にだ?通り道の大人か?

「いや。クラスの女の子」

…お?なんだ?
もう初夏だというのに、季節が舞い戻るような話にでもなるのか?


「ほらオレってさ、最後が体育のとき、体操服を手で持って帰ってくるじゃん?」

ん?おぉ。
なんかいつもバカみたいなことしてんよな。
バカみたいだから止めろって言ってんのに。

「それをね、なんでそんなことするの?って」

…。
あぁ、それは、パパも聞きたいよ。

「体操袋、忘れちゃったの?って聞かれたけど、それはランドセルの中にあるって言ったらね」

…。
…うん、続けて…?

「そんな風に手で持って帰るのを一年生が見たら、変な人だって思われちゃうよ、だってさ。」

…だな…。

…少しは糖分でも混じる話かと思ったけど、これは、ガチのやつ…。

しかし、優しい注意の仕方ができる子だな。同じ5年生とは思えん。

一年生が見たら変な人だと思われるってことはだな。
二年生以上はやべぇヤツだと思って完全放置だぜ。
「きんもー☆」って言われなくて良かったな。

「今度から袋に入れようと思う」
お、同級生から言われるとさすがにこたえるのか?
パパが3年間くらい言ってきたことを、やっと聞いたぞ。

菓子折りでも持ってお礼に行きたいくらいだよ、パパは。
まったくもう。

今日の算数オプション

今日も今日とて過去のものをやらせていると、まぁ、分かりやすく正答率10~20%くらいになると間違え始める。

そこまではわりと完璧に解くんだけどな。
途中式、計算、確認まで。

特に今日は計算式の書き方が良くなっていたかな。
上から下にしか進まない、という点を意識はしていたみたいだ。

そして今日の最後の問題は、なんと正答率0.0%。
え、過去の出題で、誰も解けなかったってこと?

というのでやってみたら、私も普通に間違えた。
正方形が転がるときの軌跡の問題だけど、解答を見ると、なるほど確かに。
ちょっと足りなかった。

しかし、図形の問題はもう、書き込みをしないとけっこう厳しいなー。
と負け惜しみをしてみる。

お?
ていうことは、図形は丁寧に正しい書き込みができれば、問題の難易度を変えられるってことか。
ちょっと長男くんにも共有しておこう。
はじめは薄目に書くのと、なるべくキレイに線を引く、と。

あとは、少し難易度が上がると、回転させる問題が結構ある。
90度×2とか、60度×3とかが出てきたら、回転させてくっつけて直線にする、という発想はわりと常套のようだ。
これも長男くんに共有しておくと、「そんなの知ってるさ」的なことを言われた。

ほう、パパはなかなかやったことがない解き方だがな。
たしか、今の授業で使っている方のオプションテキストで1問、90度版が…。
というようなことを言うと、長男くんも同じ問題を思い浮かべていたようだった。

おぉ、親子でシンクロ。
なんかうれしーね、こういうの。

体操服を手で持ってきちゃうわりに、一回やった難しい問題、けっこう覚えているのもあるみたいだね。
この調子でガンガンオプションはすすめていこー。