長男くんと物語文

2021年11月17日水曜日

国語 算数 生活

物語文特訓

長男くんも二男くんも全然読書もしなければドラマも見ない。
というか、親がまず本も読まなきゃテレビもロクに見ない。

そんな彼にどうやって国語の物語文を教えたものか?
というかどうすれば対策できるのか?

読書?

私は極まれに物語文的なものを読むけれど、まぁまぁミステリー的なものだったり、ハッピーエンドやスカッとすることが分かっていたりするものしか読まない。

「社会派の問題に切り込んだ意欲作」だとか、読む気が起きない。
日常生活で十分社会派の問題には触れて、ともすれば心の調子を崩しかねないときだってあるんだから、せめて趣味の時間くらい忘れていたいよ。
リタイアした後だったら、そういうのも読んでみたいけど。

妻も似たようなもの。

そんな私たちの息子である長男くんが、あくまで中受対策用に、と言って読書をするだろうか?
…まぁ、しないだろうな。

自然と読むのであれば、興味を持つかもしれないけど。
今も、偏執的に戦国武将辞典とかを読んでいる。
…だから、上杉家についてそんな語られても知らんって。
パパが好きなのは信長なの。

ところで、読書をすると、果たして物語文の読解力はつくのだろうか?
まぁ、やらないよりは、つく可能性は高いだろうね。

しかし、私自身は読書量が特別多かったわけでもない。

浪人したときは赤川次郎さんの本を1年で300冊くらい読んでいたようだけど、さりとて受験勉強になったか、というとそうでもないだろう。
(気分転換になって面白かったけど、勉強になった気も、言葉を覚えた気もしない)
国語は入試科目ではあったけど、物語文対策はしたこと記憶がない。

でも、正直私は日能研の国語で困った覚えはない。
中高で勉強した分?といっても、中学くらいではもう今の小4の問題くらいの文章は読めていたと思う。

と、なると。
読書は必須ってわけでもないだろう。

それに、読書は答え合わせをしながら読むわけじゃないから、誤解して読んでいたらそのままになってしまう。
無理やり読ませたところで、まず頭に入るかもわからないし、頭に入ったところで誤解したまま読むかもしれない。

気が向かないのに、無理やり「読書!」と言っても効果は怪しいのではないだろうか。
もちろん、本人が気に入って読んでくれればいいのだけれど。
この前の感じから言って、ラブ要素があるやつとか、そういう複雑な心理描写ありそうなのは読まないだろうしなぁ。

物語文専用の解説書

そんなわけで、妻が探してきてくれた。



ふむふむ。
「気持ち」の理解は、「知識」であると。

序盤のその一節で非常に納得する。
たしかに、長男くんに足りないのは、「こういうときは多くの人間はこう感じるものなんだ」という集合的無意識のような知識なんだろう。

想像力で補える範囲には限界があるのだから、あらかじめそういう知識は覚えないといけない、か。

そういえば、私は彼と違って、漫画はよく読んでいたか。
家にあったから。
ジャンプやマガジン、ビックコミックとかスピリッツも小学校の高学年くらいで読んでいたかも。

それで、人物の反応とかは学んでいたのかな。
まぁ、中には思春期前の少年が読むにはふさわしくなさそうな漫画もけっこうあったと思うけど…。

この本を読んで、ちょっと解説するかな。

計算練習

我が家は計算と漢字を朝一でテキトーにやらせている。
育テの週は漢字2回分。
そうじゃない週は計算を大体1回分。

計算自体は間違えないのだけれど、□の計算は、式変形をいまだに間違える。
逆算?いえいえ、方程式ですよね。

逆に言えば、ふつうの「計算」のときはそんなに問題なさげ。
なので、やるのはもっぱら方程式を繰り返しリピート。

今日も、「先に計算できる」っていうのをすっぱり忘れていたみたい。
制限つけて4分としていたら、12分かかったと。

「先に計算するのを忘れていて時間かかっちゃった」とかメモが残されていた。
父親がグースカ寝ているのに頑張っているなぁ。
ていうか、記述しっかりできているじゃんか。

やり方は改めて教えてあげたから、明日も似たような問題だしとこ。