長男くんと国語の勉強方法見直し

2021年8月5日木曜日

国語 勉強方法

ネタに困らない長男くん

国語の育テを解かせてエスノグラフィを継続中。
見てるとテレビより面白い。

しかし、見られながら解くって嫌だろうなー。

傍線部の直前直後だけ飛ばす

日能研の育テは、体感では7割傍線部の2,3行以内に答えがある。
しかも、全体の5割くらいは、傍線部の1文だけ前後。

正直、初めて見たときは面食らった。
え、「これが問題?」って。算数の応用見た後だったから。
小学生の問題ってこの程度かと思っていたけど、日能研以外の問題集だとそんなこともないから、今の育テが特殊なのかな。

まぁ、それでも解けない長男くん。
文の意味は取れるのに、なんでこんなのが?と思っていたところ、何回かは言ったけど、いまだに、「傍線部の直前直後だけ読み飛ばす」というイノベーション。

記述が遅い

字を書くのは早くなってきた。
最近はまた別の理由らしい。

抜き出し以上の内容を中途半端に書けるようになってきたせいか、キレイな文に直そうとしている。
その行為は良いけれど、テスト時間の配分は考えないとダメ。
あと、しっかり本文の内容を抜き出そうという意識が出てきたせいか、何度も何度も文章と回答用紙を見比べている。

そういう風にするなら、紙を横並びにして、視線の動きを抑えた方がいいね。
40-50字程度を書く1つの問題で、3回くらい、該当箇所を見失っているんだから、工夫をした方がいい。

あと、日能研の採点方式だと、必要な情報が書けているかという点が満点だったうえで、表記が合っているかという採点基準だから、キレイな文を書こうと考えるのは、多分まだ早いよ。

前提を信じるな

文の意味は取れていて、解答箇所も大体特定できている。
にもかかわらず、正答率が上がってこないのは、最後のアウトプット方法が悪いからだけど。

だから、キミが読んでいて、「全然わかんない」という感覚は大事にした方がいい。
算数と同じで、そういうときにどうするか、を決めておいた方がいい。

といっても、国語は単純。

文章に書いてあることが全然わからないなら、もう諦めて試合終了。
レベルが足りていないことをテスト中に悩むのは時間の無駄。
でも、そうでないなら、「設問を読み直す」に尽きる。
きっと前提でどこか間違えている。

設問に書いてあることは真なのだから、そのあと自分で誤った前提を立てているんだよ、きっと。
だから、設問を読み直す。

素敵だよね。
ごちゃごちゃは書いてあるものの結局単なる抜き出しで、設問には特に段落指定はない問題。
内容からは「10番目の段落に着目して語句を抜き出せ」ってことなのに、なぜか、「10番目の段落は対象外」の条件を付与してピントから外す長男くん。

いや、解けねぇだろ。
他の段落読む価値などないもの。


勉強のさせ方が悪い

今までも何回かは言ってきた、テクニック?共通の考え方?ではあるのだけれど。

これは、もう、「何回か言った」のが頭に残っていなさそうだな。
私の伝え方が悪い。

自転車の乗り方教えるときに例えると、転んでから、なぜ転んだか教えて納得させたあとに、「じゃあ今日は家に帰ってまた明日」って感じか。
いつか乗れるようになるかもしれないけど、非効率だな。

徹底させたいことがあるなら、説明してから、もう一度自分でやらせて出来る感覚をつかませるべきだ。
教えたこと全部をカバーする問題を別に探してくるのは算数と違って難しいかもしれないけど。

やり方を変えるか。
国語で文章題一問をしっかり見直すと時間もかかるし疲れちゃうけど、そのやり方が悪いみたいだ。
一問解いた後、さくっと正しい解答と、どの問題でも通用するような、こういう「解き方」だけ見直しして、続けて二・三問やらせた方が良さそうだ。
夏休みなら時間があるし、過去の育テで教材もあるし。
なんなら、この目的に叶う別の問題集を買ってこよう。
当然、それは難易度は下がるものになるだろうから、本人にとってもうれしい勉強に変わるはずだ。