パパと合格力ファイナルテキスト

2023年11月18日土曜日

塾システム 日能研

これで最後?

長男くんが合格力ファイナルのテキストを貰ってきた。

…「ファイナル」か…。
長きに渡って見てきた日能研のテキストも、ついに最後の確認。

中受の『こちら側』としての感慨もひとしお。


わからない

薄いというのは知っていたけれど、「さてさて最後はどんなかな~?」と思いながら見てみると、いきなりの?マーク。

国語が9回分。
算数が15回分。
理科が3回分。
社会は、ない?

なんだ?これは。
たしか、社会は時事問題集の方やらを進めるとか、どこかで見た気がするけど。

このテキストが、どういうペースで進むんだ?
それすら分からない。

むぅ、そんなことも分からずになにが『こちら側』だ、という気もするのだけれど、頭をひねってみても、さっぱり分からない。

今のステージVは第11回が終わったところだったはずだから、11/30までだろう。
その後、12月から考えてみても8週くらいあって、その間に冬期講習もある。

…どこをどう計算したって、理科の3回というのが致命的か…。
3週で1回分をやるのか?
それだと、大分少ないぞ?

謎過ぎる…。

冬期講習や最後の方はまた別の教材をやるのか、過去問を各自でやったりするのか?
自習なのだとすると、往復で1時間はかかる我が家的には、感染症のことも考えて行かせたくないなぁ。
私がいて、解説があれば、教えることくらいはできるし。

保護者会で聞けるのかもしれないけど…。
正直、こういう事務連絡的なこととかは、口頭通知じゃなくていいから、プリント1枚入れておいて欲しいな。

国語

各回、読解編・語句編の2部構成。

読解編は大問2個、大体が文章2個での構成。
…第5回から第9回までの5回分、随筆・詩・短歌なんだけど、出題されない学校ならいらないんじゃないかな…。

語句編は語句というか文法も含まれるのだけれど…。
大して内容が厚くない。

いや、難関中の問題であったりで、難しくはあるのだけれど。
たしかに、過去問の語句問題は、おそらく2度と出ないので、他の学校の問題をチョイスしてくれているのは、ありがたくはあるのだけれど。

もー少し、数、揃えられません?

全体的に、志望校でなかったとしても過去問演習なりをやらせればそちらの方が効果がある感じがするし、最後のまとめとして文章読解を練習するにしたって、もう少し汎用的な説明文や物語文を厚くしてもいいんじゃないか?と思った。

うーん、日程的に、いらないかもしれないな。
国語の授業。

理科

70ページもなく、3科目でも一番薄い。
3回分で、地学、物理・化学、生物と分かれており、それぞれ大問が7,6、5個。
もちろん全部過去問。

あとは、各回で入試出る順ランキングとあり、各項目での基礎知識が掲載されている。
コンパクトにまとまっているね、とは思うけど、メモチェでよくね?
それくらいのレベル。
うれしいことはうれしいけど、掲載内容レベルも忘れているとすると、結構キツイ気がした。

うーん、いらなくね…?
塾行ってまでやる意義を感じない。
せめて、もっと問題は欲しかったなぁ。

算数

全15回で、各回、例題1問、演習1問、練成問題が6~8問程度。
各回で扱う内容を見ても、大体の学校で頻出の単元だったり、単元に分類しにくくて出題が難しかったであろう演習問題が取り入れられていたり。

これは、どういうペースなんだろう?

塾で1週間に全部といっても、5コマで全問と言われると、それは少ない。
例題や演習も含めて難しいことは難しいけど、長くても1~2時間でこなして欲しい程度の量だ。
国語とのコマ数比率で考えると、1週間で1~2単元ずつやるんじゃないかと思うけど…。

あと、志望校の範囲の問題は、やったことがなければ過去問の中でやらせたいし、やったことがあって解けるなら別に解く必要もない。
うーん、謎だ。

全体的に

なんというか、ただ日能研のカリキュラムに従っていればよかったこれまでと比べて、何をさせるかがかなり難しいテキストだな。

1つ思うのは、このテキスト通りに勉強したとしても、相当工夫して使わないと、入試での得点に繋がらなさそう。

国語は、おそらく出題されないであろう範囲が多すぎる。
理科は、扱う問題の範囲が狭すぎる。
算数は、問題の数が少なすぎる。

その分は過去問演習をしてねということかもしれないけど、我が家的に過去問演習で困るのは国語の記述採点くらいしかない。

1,2回、各教科で、「合格者平均まで、どれが解けるべき問題か」という質問表を付けて回答を貰っているのだけれど、私の認識とさほどズレていない。
つまり、見直しに際して、問題選定については誤りはなさそうだし、それらに対する解き方についても演習当日に私と一緒に見直してしまう。
それはもう、選択肢でのキズの見つけ方、途中式での計算方法、解法の論理展開、必要だった知識まで各設問ごとに。

うーん、最後の最後、詰めの時期になるけれど、受講しに行く必要、あるかなぁ。
時々の気分転換くらいならいいかもしれないけど、4日間行くと、我が家の場合、通塾だけで4時間を消費してしまう。

それだけあれば、理科ならメモチェ1周が終わる。
語句でだって、相応の量を見直すことができる。
算数も、前期の強化ツールなり、今の難問テキストなり、1単元は振り返られるだろう。
ていうか、過去問を1年分こなせる。

気が向いたとき、弱点的な単元のときには行かせたいし、本人も行きたいだろうけど、迷う…。

ていうかコレ、マジで冬休みとか何やるわけ?
説明会まで心がザワつきそうだ…。