パパとはじまりのブログ

2023年2月11日土曜日

振り返り 生活

なつい

今日は長男くんの新6年初授業。
昨日のブログを書いていて、いよいよ受験学年になっていくんだなぁとしみじみした。
まだまだ始まったばかりですよ?という気もするのだけれど。

しかし、なんというか、ホント、初めの頃に比べると成長したなぁ。

はじめての授業

思えば2年前、算数から始まった日能研の授業。
疲れてグロッキーだったのと、合流したときに「イマイチ分からないところが3か所あった」としょぼんと言っていたのを覚えている。

もっとも、復習を始めてみれば、3か所で済まないでしょというくらい、学び直し1から躓いたのだけれど。

今となっては一番楽しそうなのが算数なのだから、世の中わからないものだな。

まだこの頃は、私も『あちら側』。
本科テキストを軽く確認くらいしていたけど、「日能研ってたしか昔からある塾だし、本科の問題も小学4年生がちょっと考えれば解けるくらいなんだろうなー」とほんわかしていました。

どんな授業すれば2時間20分でここまで到達できるんだろうと思って、お迎えのとき、換気のために開いているドアの外から自然と覗ける位置だったから、生徒たちの後ろ方向から見学していたっけ。

けっきょく、ぜんぜん、ちがいました。

当時、受験ブログというものがあることもまだ知らなかったから、記録してなくてうろ覚えだけれど。
(今残っている最初期のブログは、2月末頃に思い出して書いたやつのはず?)

1週目で、「あれ?コレ、大分ヤバくない?公文よりかなりハードなんじゃない?」と気づいた。
ちなみに、長男くんの公文の進度は確か学年相応レベルだったはずだ。

入塾前に、栄冠の問題数だけ見たときは、「公文より少ないなー」とも思っていたのだけれど。
授業聞いた後でなら、スラスラと出来る程度の難易度だと思っていたんだよね。

けっきょく、ぜんぜん、ちがいました。

2週目あたりから、電車通塾する長男くんを待つファミレスで、本科・栄冠を読み込み、教えるにあたってのまとめプリントを作ったりし始めていた。
まぁ、ファミレスで時間潰すのに、暇だったのもあったからね。

それでも、今でも完全に改善されたわけではないけれど、この頃は小4、というか長男くんへの勉強の教え方も手探りで、悪い態度だったなぁ…。
ホント、今思い出しても申し訳ない。

言い訳だけれど、小4というものの成熟度・適正難易度が分からなかったから、日能研のテキストが適正だと思っちゃったんだよね。

けっきょく、ぜんぜん、ちがいました。

この「適正」というのは、中受をする気の小4に対してであって、先取もせずなんなら学校でもあんま成績良くない側の生徒には、いきなりヘビーすぎたわ。

はじめての育テ

そして手探りの中で迎えた育テ。
スクショの結果は、基礎クラスの総合かな?

燦然と輝く、国語基礎、50点中の0点。
問題用紙の中で大問1が見つけられなかったそうな。

ここでクエスチョン、アナタの子どもがそう言って0点を取ってきたらどうしますか?

…。
…たしかこのときは、「探して見つからなかったのなら仕方ないな!」と頭を撫でたか、「おー、まぁそんなこともあらぁな」と流したかだったかな。

入塾テストは受けたけど途中でギブアップ気味に突っ伏したらしいし、これがはじめての育テで、課題は「最後まで寝ない、あと、お漏らししないように気を付ける」だった気がするなー。

それにまぁ、その次の結果を見たって、大問1を見つけていてもそんなに結果は変わらなかっただろうし。
この1回目、2回目の育テくらいで、どれくらいの問題がテキストのどこから出ているのか、私の方ではめっちゃ見ていた覚えがある。

その上で、長男くんが回せる範囲で、どうすれば簡単な問題を確実に解けるか、それで何点取れるのかと考えていたけど、そこの部分の対策が難しかったなー。
ファミレスで何度も格闘したっけ。

はじめての全モ

時系列的には、育テ1→全モ1だった。
育テ1の結果を受けて、全モ1に向けた対策をWebでも調べ始めていたんだっけ。
あわよくば、過去問でも転がってないかなーって。

そのあたりでブログ村の存在を知って、「どうせファミレスで待っている間は暇だしな」、「自分でも書いてみよっかな」と思い立った。

交流とか情報発信とかの目的ではなくて、自分の考えをまとめるための文字化と、後で自分で読み直してニヤニヤするため。

ちょうど今回の記事のように。
この頃は鬼滅にドはまりしていたんだなー。

しかし、テスト結果の分析を読んでいると、なんかすっごい気味が悪い。

当たり前なんだけど、テスト対策の思考が今の私ともキモいほど似ていて、心底キモい。
もちろん、その分析をした本人なんだけどさ。

当時は真剣に考えていたのに、二年も経つと、詳細は記憶から抜けてしまうもんだな。
まるで他人の記事のように読めてしまって、その割に考え方がそっくり過ぎて、キモいってかキショい。

初めの頃の対策内容は今でもなんとなーく覚えているけど、なるほど、テストの結果を見て、こんなこと考えてたのかー。
算数で「ちょっとした文章題」とか書いているあたり、まだ「一行題」という言葉を知らないようで、私の『あちら側』っぷりが初々しい。

たしかに、国語のタイムマネジメントはずっと課題だった。
結局、設問から読み始めるのと「悩んだら飛ばせ」っていうので、2年弱かかってようやく間に合い始めたな。
最近はあまり時間が足りなかったとは聞かないけれど、さぁ6年生ではどうかな?

算数は、ここでの分析の結果、大問1~4を完全に取れれば平均超えるからっていうので、後ろに取り掛かる前に、その範囲を3回見直そうっていうのから始めたんだよね。

まだ二月の勝者は読む前だったかな?
そうじゃなきゃこんな分析する前に着想できていたはずだし。

大問2の最終設問は基本難しい、っていうことにも気づく前だった。
もし気づいていたら、「『大問2の最終設問だけは飛ばすんだよ』っていうのを長男くんにどう伝えたらいいのか」ってことにすごい悩んだだろうなー。
飛ばすってことを覚えられないとか、飛ばすところを間違えるとか平気でやりそうだったからなー。

しかし、この頃からやっぱり長男くん、選択肢の空欄、埋められていないんだな…。
それを「埋めなきゃいけない」と5年の秋に思えるようになったのは、たしかに彼にとっては必殺技なのかもな。

身バレとか考えないわけじゃなかったけど、点数フルオープンで書いているから当時の状況も想像しやすくて、時々見返すと面白い。
キショいけど。

思い出す景色

振り返ると、色々と対策を取ってきたなー。

テストが起点になって動き出すから、そこからの思い出が多いけど。
それでも思い出すのは、テストの点なんかよりも、勉強を教えている風景とそのときの長男くんの顔ばかりだ。


泣かせたこともあるし、冷たくしてしまったこともある。
どこにもハマる要素がなさそうなくらいの例題が分からなくて悲しそうな顔。
私の言うことを聞かないわりに「隣にいて」と泣き叫ぶ顔。

伝わらないたびに説明の仕方を考えなおしたり、なにか理解が進むような小道具や教材を探したり。
思い起こしや学び直し1にですら手こずっていても真剣な顔。
勉強が長引いても全然終わらなくてイヤになってきた顔。

課題が変わるたびに解決策を検討して、悩みながら色々な勉強方法を試してきた。
私でも悩むほどの問題が自力で解けて嬉しそうな顔。
勝負して完膚なきまでに打ちのめされても再挑戦してくる楽しそうな顔。

勉強しか取り柄のないような男で、就職してからはもう資格試験くらいにしか使うこともないスキルだと思っていたのに、まさかこんなに楽しい思い出が出来るとは思わなかった。

こんなポエミーなブログも、またいつか見返す日がくるのかな。
そのときに、穏やかに見返せるようになっているといいのだけれど。

はたまた、成長した長男くんや二男くん、あるいはその子どもが見つけてしまったり?

ぷぷぷ、『悠久』とか呼ばれてて、かっこわりぃな、長男くん。
陰で『勇者』と呼ばれている二男くんは、これからどんなエピソードを残してくれるだろう?

私にとって初めての中受、しかも6年生と4年生の同時サポートは、どんな毎日になっていくのかな?
先頭が「2024」という日付を見ると、既に少し心がざわついてしまう自分もいるけれど、今はまだ、これからの1年を楽しみに感じられてもいる。

きっと二人とも、驚くような成長を見せてくれるのだと、期待して見守ろう。