だいぶ点が変わった
画面を開いてびっくり、なんだか長男くんから教えてもらった点と違う。
そういう意味でも学びのあるテストだった。
もう見直しも終わり対策も始めてしまったので、数字がなんでもいいのだけれど。
総合
得点410点、平均332.8点。
評価は共/応で、10/9。
平均が見るからに下がった。
たしかに重い単元だなぁとは思っていたけれど、そこまでか。
そんなに難しかったとは。よくわかんなかったや。
それ以上に自己採点からなんか異常に上がった。
二十、九点?
なぜ?
基本長男くんが自己採点をやったとはいえ、一応私も間違っている箇所だけは確認したんだけどな?
まぁ、といっても、所詮は2週間の確認テスト。
自己採点の精度上げなくても別にいーや。
得点よりも、どういう風に間違えたか確認して対策取っていけばいいっしょ。
国語:◎
得点115点、平均97.4点。
評価は共/応で、7/8。
応用の方が評価がいいって珍しい。
ふーん、詩って、難しいんだな。
私が人生で受けてきた模試にもあまり出た気がしないし、出たところであまり困ったこともないから、よく分かんなかったや。
文章量は少ないから、解き直しも早く終わっていいことだと思う。
が、見直しは割とガチ目。
本人にも確認したけど、物語文・エッセイ・詩で場面を全然意識せずに読んできたらしい。
斬新だな…。
今回のコレは、問題なしとは言えない感じなので対策を検討した。
あと、解き方的には、取りこぼしはないからオッケー。
この調子で頑張れ。
しかし、採点が甘いな。
「春に対するきもちよく気分のよいという気持ち」で完全解答かよ。
もう、「春と、なんか+な気持ちってことしか分からないけど15文字以上にはしました」っていう記述なのに。
私的にはその取り組みをナイスガッツと褒めるところではあるけど、まさか減点なしか。
それに、応用の記述も完全解答になったみたい。
若干要素抜けてそうに感じたんだけど。
まぁ、それを差っ引いても、自己採点時に足し算を間違えたんじゃないか?と思うけど。
もっとも、それを検算する暇があったら、さっさと見直し始めた方がいいから、仕方ないか。
算数:◎
得点104点、平均82.2点。
評価は共/応で、9/7。
残念、共通の満点連続が途切れてしまった。
まぁ、間違えた内容は、単純な計算ミスに単位の二重付け。
時間なかったみたいだし、仕方ないか。
しかし、記述は、解法が合っていれば数字は不問らしい。
へー、それはちょっと重要な情報だ。
小学生は数字も合っていなくちゃダメかと思った。
そこで引いていた分が増えたので、5点アップしたみたい。
応用で時間がなかったのは共通側の課題で、時計算の計算が少し遅かったんだろうな。
まぁ、今回の単元でスピードまで完成させるのは酷だったろう。
何より、復習の途中で私は放置したし。
思い返すとイライラというか不安になるけど、人の話を、聞け。
社会:○
得点94点、平均76.2点。
評価は共/応で、10/10。
なんかやたら○が増えた。
「む」が変っていうのは、自己採点タイミングでのボーナス阻止だから上がるかなと思ったけど。
※自己採点と日能研採点のいい方を採用してボーナス判定のルール
「上げ米」だけとか、「千歯こぎ」っていうのは、ホントなのかな。
西「回り」航路は、Wikipediaによるとヨーロッパの大航海時代のルートになるらしいのに。
まぁ、わざわざ「違ってない?」って聞きに行くほどの距離感でもないから、このままにするけどさ。
今回は多分偶々だから、基本は漢字・仮名含めてテキストに出てきた通りに覚えるもんだぜ?とは言っておいたけど。
あとはこちらも記述が○になったので、加点された。
まぁ、長男くんは模範解答からちょっとでもズレていると×にする傾向にあるから、コレは丸になるかもと思っていたポイントではあった。
そんなこんなで、全部で10点くらいか。
まぁ、結構頑張って私に挑んできていたし、点もボーナスになって良かったんじゃないかな。
理科:◎
得点97点、平均76.8点。
評価は共/応で、10/9。
平均、下がるのかー。
簡単だと思ったんだけどなー。
やっぱり理科は判断が甘い方にブレるなぁ。
長男くんも、とりあえず育テではいい点が取れたようで良かった。
しかし、これが半年後に残るかどうか、だ。
1年前、4年生で方位磁針について学んでから半年以上が経ったある時の全モで、長男くんは方位磁針のN側がどの方位を指すか間違える勢いで忘れたんだよなー。
折りに触れて、導線!コイル!とかやって練習しないとなー。
…それはどんな折なのか、ちょっと想像ができないけれど。
まとめ
自己採点から得点大幅アップ!共通の評価が10!わ~い!!
ということはさておき、もしかすると成績よりもうれしいことにつながるテストになるかもしれない。
前々から、国語の説明文は結構読めているのに物語文はさっぱりだなーと思っていた。
しかし、物語文の特徴である、心情の変化については、さほど読めていない感じもしない。
それでどうして物語文で点が取れないの?
と長年疑問だったのだけれど、どうやら長男くんは物語や詩を読むときに場面を考えていないらしい。
「コレこういうシーンだよね」というような、客観的な視点での風景が一切見えていないようだ。
それが、隠喩というか、擬人法というか、そういう表現技法に凝った今回の詩で浮彫りになった。
その詩、年間通して山で暮らしている主人公が季節の変化を感じているだけだってば。
きっと、アニメで言うと、真っ黒い画面に音声だけのやり取りの上、時系列がバラバラに入れ替わっているような感じで読んでいるんだろう。
そりゃ、こんなんどうしたら間違えられるの?っていうところも間違えるよね。
対策
とりあえず、その真っ黒な画面に風景と時間の流れ、登場人物を与えてあげればいい。
物語文を授業でやるときに絶対説明されていると思うんだけど、どこで、いつ、だれが、何をしているか、と整理させてから読ませる。
アニメだと、シーンの移り変わりのときの間のような部分だ。
さっそく、そういう場面の整理で難しそうな文章として、啓明館の読解の基礎から、オカルト話で場所と時間の変化を捉えにくい夏目漱石の夢十夜の第三夜と、登場人物一杯の三国志赤壁の戦いを読ませてみた。
と、どちらもハマって欲しいところでそれなりにハマる。
お、やっぱりコイツ、シーンとその移り変わりが読めてないな?
もういなくなっている人が登場したりしている。
でも、こんなのちょっとはじめに意識さえしてしまえば、あとはもう無意識にでも出来るレベルのこと。
アニメみたいに風景を「想像」しながら、文章の着目するところを説明していくと、今日だけでもそれなりに捉えられるようになったようだ。
ポイントは、その「想像」では、「書いてあること、そこから当然推理できること」に限定することだ。
はじめは推理するのは難しいから、「書いてあること」だけに限定した方がいいけど。
そこの塩梅を覚えれば、基本的に客観的な事実を集めるだけだから、そんなに難しくないはずだ。
この調子で、ちょっと物語文中心に練習していくか。
他にも課題はあるにしても、これで少しは改善してくれるといいのだけれど。
うーん、たしかに、「国語は文章だけから答えるのが鉄則」「自分で勝手に内容を想像しちゃダメ」と言い続けてきたから、それを忠実に守っていたのかもしれない。
特に説明文で、そういう「想像」をしない・させないようにしていたから、物語文では時々信じられない誤解をすることがあったのかも。
たとえば、時がさかのぼるような。
しかし、考えてみると物語文に対しては、場面を「想像」した方が内容を理解をしやすいな。私が自分で読むときでもたしかにそうしているし。
「病人が寝ている」と読めば、パジャマでベッドの上で布団をかけているシーンを「想像」している。パジャマだのベッドだのとは書かれてはいないのに。
分量のある物語文だと文章中に解答の根拠はあるから気づかなかったけど、その点、詩だと文章から得られる情報量が少なすぎるから、問題を解くにあたっても強制的にこういう想像が要求される。
技法を除けば、「どうせ感覚的な理解しか問えないでしょ?入試にはいらないんじゃない?」と思っていた詩も、案外役に立つもの、かもしれない。
中学・高校の授業での「本文からは読み取れないような知識としての感動を理解する」イメージで考えていたけれど、もしかしたら入試ではこういう推理からのイメージ構築を問う感じで出題されているのかな。
だとすると、認識をかなり改めた方がいいのかも。
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