パパと前期日特への決断

2022年10月18日火曜日

塾システム 生活 日能研

新6年へのお便り

Twitterで見かける新6年へと誘うプリント。

ウチもそろそろか。
と思って塾から帰宅した長男くんに聞くと、もらって来たらしい。
さっそく中身を見てみよう。

スケジュール

噂には聞いていたけど、平日3日と土曜日の、4日通塾はマストか。
しかも平日は全部3コマになってしまう。
つまり?

今のオプションを除いたコマ数は6コマだけど。
それが、…12コマ?

…え。
いやいや、どうせいつもの勘違いだろう。
どっか計算間違えてるって。
もう一回、慎重に数えてみて、と。

火曜が3コマ、水曜が3コマ、木曜が3コマ、それに、土曜が3コマ。
3×4で、…12コマ?
3+3+3+3でも、…12コマ?

倍かよ。
あれ、でもそうすると、単価は下がっているのかな?
まぁ、それよりも生活面か。

テスト日程も載っていた。
2月12日から7月22日まで、24週連続テストらしい。
こちらは無事に勘違いしていたので、改めて計算しなおし。
案内されているのは23週分で、多分開いている1週間である、3月末&4月頭は春期講習とそのテスト。
だから、24週連続、のはず。

5年生の16?17?週連続というのも大分、グレートにヘビーだぜって思っていたけど、それに輪をかけて、グレートですよ、こいつはぁー。

まぁここまではマスト。
選択肢がないのだから、長男くんに頑張ってもらいましょ。

あとは、オプション講座と日特についてか。

オプション講座

記述演習と算数演習、どちらかしか受けられない…!?

なにゆえそんな設計に?
長男くんは、記述の方をお勧めされていた。
算数オプション大好きっ子なのに。

長男くんに算数オプションにするか聞いたところ、なんか興味なさげ。
あれあれ?いいの?

「算数オプションは、難易度が下がるんだってさ」だそうな。
『カニノケンカ』という、甲殻類を操作してケンカするというレアなゲームで必殺技を放とうと両腕を上げている長男くんが理由を教えてくれた。

なるほど。
情報源が情報源だけに怪しいところだけれど、それならとりあえずは記述オプション or Notか。

んー、悩む。

ネガティブになっている理由から考えると。

長男くんは聖光さんをはじめとして男子校がメインの志望なので、国語は正直そこまで難しくない学校が多い。
5年の初めの頃ほど記述に苦手意識があるわけでもないし。

記述オプションは、テーマは良いと思うのだけれど、若干消化不良気味な気もする。
せっかくのいいテーマだと思うのに、全部の問題をやらない上に、「この問題を扱わないの?」みたいなときも多い。

授業中の演習を採点付きで持って帰ってくるのだけれど、大体50~70字くらいの問題で正解していることが多い。「よく出来ています」というコメント付きで。
もう少し、正解できなさそうで、添削も読みごたえがあるくらいの方がいい気がする。

正直なところ、現段階では、ちょっとネガティブ寄りかな。
ポジティブな理由があまりない。
4年の時ならともかく、コレだけの頻度でテストがあって記述問題が出る状況なら、テストで十分な気もする。

もっとも、特に制限がないなら、受けて来てくれればいいんだけど。

日特

さてさてさーて、一番悩むのが噂の前期日特。

「日曜特訓」でなく「能研入試問題研究別講座」の略であることは『こちら側』には常識だから別にいいとして。

「え、そうだったんだ」と『あちら側』の妻がお約束な反応をしているけど、そこはとりあえず放置。
…間の抜けた表情が、かわいいな。
最近、妻自身は似合わないと思っているらしいけど私が好きな髪型にしてくれたので、ときどきどきどきする。

それはともかく、改めて、何をやるんだろう?
過去問なんて今の時期にやっても難しいだろうに。

情報量が多くて読み取るのに苦労する説明を読むと、狙いは3つ、か?
1.本科の学びの中であいまいに理解していたところを明確化する。
2.問題に向き合う中で「わからない」となったときに手がかりを見つけられるようにする。
3.出題意図を踏まえて問題の解釈、思考の動かし方を学ぶ。

…共感はめっちゃするけど。
いまさら、いらないかも?

1は、そもそもあまりそういう理解をさせていないはず。
隣にいるオッサンが、基本的に許さないからね、そんな勉強方法。
それがたとえ社会であろうと。

今日、学び直し1の「後鳥羽上皇が承久の乱を起こした」というところから、「なんで?」と言われて戸惑う長男くんがちょっとかわいそうなくらいだった。
聞いてないのかな?

私の苦手な社会でコレだから、その他の科目は言うに及ばずだ。

2は、基本的に私の勉強スタイルがソレだ。
本科の「わたえら」でも算数オプションでも、試行錯誤をする解き方を教えて、それで解けるというところをイヤというほど見せてきた。
そう思うと、私の大受のときの勉強は、実は日能研に近かった、のかもしれない。

特に数学で、分野の分かるパターン問題は大体解けてはいたものの、個々のパターンへの理解が甘かったから、過去問やそれに近い問題を始めた高三の夏に破綻を迎えた。
分野すらよく分からない問題に対して、全然解けなくなった。

そのときに様々な科目で考えた色々な対処方法を、長男くんにも効くだろうかと教え続けてきた。
「18と12の受験は違う!」という言葉が頭をよぎりながら。

まぁ、この点については、日能研でもまた別の解法を教えてもらえるかもしれない。
自分の解法が一番いいなんて傲慢なことは思っていないから、出来れば聞いてきて欲しいけど。
うーん。
あとは、オプションと同じ悩み。

3は、アドミッションポリシーを出題の先生に確認して解説しているらしいから間違いはないけれど、それをどう応用するのか、あまり想像がつかないな。
たしかに、「ココを聞いているんだね」ということが分かれば解きやすくはなるけれど、結局自分で解く時には、それは推測でしかないからなぁ。

入試受けている最中にそこまで達することができるのだろうか。
ましてや、今の時期に。
そういう説明を聞いて理解できるだろうか。
理解できなくても、いずれ活きる程度に残ってくれればいいとは思うのだけれど。
少し、優先度は下がりそうな話だな。

結論

何も制限がなければオプション講座も日特も迷わず受講すると思うけれど、6年生はその「制限」が大きすぎる。

その制限とは、言うまでもなく、生活面。

アップアップの今からコマ数が倍って。
回る気がしないし、日能研からも「回らないです」と言われたと諸先輩の経験談として見かける。

それに、「にしむら先生」のYoutubeで見た感想として、オプションは「取っていること」自体に満足してはいけないし、オプションよりも本科の方がカリキュラムの完成度が高いらしい。
まぁ、日特は、急ごしらえのオプションではないから、少し当てはまらないかもしれないけれど。

であれば、私の取捨選択としては、本科優先だ。

たとえ週4日の授業であろうとほとんどがスパイラル単元だから、テスト前に半日あれば対応させられる、ようにも思う。
少なくとも、そこで日特があると、無理ゲーな気しかしないけど。

一応レギュレーションを確認すると、初めからキャンセルしなくても、月割りでキャンセル可能で、キャンセル分の受講料は戻ってくる、とか。

2月だけは取ってみる、というのもいいかもしれない。
授業の狙いとかとは別のところで、「慣れない校舎に遠征する緊張感」や「過去問解説を受けてのモチベーション向上」といった効果が得られるかも。
3月以降は、勉強具合を見ながら、長男くんとも相談の上、ということで。

あとは、これからの説明会や面談でも、このあたりの説明があるだろう。

というわけで。
オプション・日特に関する結論は、保留。

ただ、取るとしても、7月までフル参加することは、多分ないかな。