長男くん小5 全モ7 成績

2022年9月5日月曜日

成績 全国公開模試

失点原因

5年後期最初の全モ。
得点は下がったけれど、平均は上がりそう。
結果がどうであれ、既に課題は見えた後。
あとは、実際に点が取れてはいなかろうと、長男くんのマックスでどこまで届くのか見てみよう。

「夏の成果、出ませんでしたね」じゃ切ない。

総合:○


得点は369点。
偏差値推移。
59.8 → 61.9 → 58.0

自己採点から1点アップ。
偏差値は約4下がった。
前回受けたのは6月下旬とはいえ、成績が変わるとは珍しい。

正直もっと下がるかなと思ったけど、思ったよりは変わらなかった。

国語:×

得点は101点。
偏差値推移。
61.4 → 61.3 → 52.4

残念、2連続で取った「国語男子」は返上、か。

これまで基本右肩上がりに偏差値が上がっていったけど、大きく下落。
原因は時間配分のミス、と明らかだから、まぁ今の成績はどうでもいいや。

でも、国語はしばらく続くかもなー。

最近の出来を見ていると、成長はしていて、問題文も設問も深く考えられるようになってきている。
ある意味、中途半端に。

前は、「は?何言ってんのこの選択肢」で終わったヤツとかを「こういう意味なんじゃ?」という風に捉えることが増えている。
なので、「勝手に深読みして自滅、あるいは停滞」というケースが増えた。
まぁ、算数だって似たようなフェイズはあったけど。

一つ一つ丁寧に「違うな。間違っているぞ、長男くん」と否定の根拠を教えてあげていれば、いつか臨界点を超えてくれるかもしれないなー。

算数:×

得点は108点。
偏差値推移。
62.1 → 58.7 → 60.2

国語に続き、時間配分大失敗。
珍しく途中の大問で一番正答率が低かった。
その珍しさにコロっとハマる長男くん。

「パパがそこまでの大問では満点を目指せって言うから…」というのはその通りだけど、「滅多に形式は変わらない」の滅多が起きちゃった回だった。

ちなみにその問題は、今回のテストで私が唯一少し悩んだポイント。
図形+規則性の規則の部分でハマったらしい。
なまじ、図形の方は結構簡単で、規則の部分までは解けたから見切りをつけるのも難しかったようだ。

そこで時間を使い切り、ようやく見切った頃にはもう時間不十分。
次の大問をざっと解くくらいしか時間が残っていなかったらしいけど、ざっと解くくらいで正解できる難易度でもなかった。

残念。
家での解き直しなら、説明なしでもそこまで時間かけずに解けたのに。

社会:○


得点は80点。
偏差値推移。
58.5 → 64.8 → 58.3

今回は、問題の基礎条件を見落としたせいで14点失点。
ついでに、答え方を一問間違えたのもあった。

前者は気づかなかったのならしょうがない。
時間配分みたいなもので、分からなさすぎるときに「おかしい」と思うのはまだ難しいのだろう。
なにせ、「全く分からない」という問題がこれまで多かったんだから。

でも、もう社会はそこまでにはなることは少ないはず。
だから「なんか難しすぎるから設問読みなおそ」ってなるといいんだけどな。

理科:○


得点は80点。
偏差値推移。
48.8 → 57.7 → 57.5

平均点を見る限り、やっぱり今回は簡単だったか。
2,3回前に比べると、大分感触が違った。

うーん、これくらいの難易度なら、比が終わるまでに15分くらいで出来るといいんだけどなー。
まだスピードが物足りない。
というか、なぜかゆっくり解くのが治らない。

答える速度は大して変わらなくても、問題文読むスピードが私と違うんだろうか…。
一問一答ならさほど変わらないスピードなのだし、今回は1つの大問を除いて(大抵最後に解く)、問題文も大して多くないはずなのだけれど。

途中の記述、飛ばすようにさせようかな。

原因分析

今回は国語と算数を中心に解き方で大失敗。
社会は社会で、問題条件を1つ読み落として大失点。

理科はー、よく分からないけど、またゆっくり解きでもしたんだろう。
時間が足りなくなったそうで、家で解き直したときには「とにかく速く」と言うだけで、捨て問1問以外は15分で解けていたのに。
2回目だったとはいえ、なぜに1回目は30分で解けきれなかった?

ということで、点数的にははっきり言って物足りなかった。

あれだけ頑張った夏は無駄だったのか?
夏の成果はすぐに出ないとかいうのは正しいのか?

思ったほどの点ではなかったけれど、そこで終わらせて「今回は残念だったね」という評価にするというのも「こちら側」としては味気ない、というかそんなに諦めがいいタチでもない。
努力だけを認めるなんて最後の手段で、まだ未練がましく褒めるポイントを探す余地はあるはず。

ということで、間違えた原因ごとに点数を無駄に分類してみた。
ちょうど、誤答と無答を分けるように。

国語:
・時間配分が出来ていたら+18点

算数:
・時間配分が出来ていたら+26点
・もし見直しの時間が取れていたら+6点

社会:
・内陸県だけの問題と気付いていたら+14点
・穴埋めで間違った答え方をしなければ+3点

理科:
・天体の図を読み間違えなければ+6点
・ヨウ素液の元の色を答えなければ+3点
・時間配分して比を解く時間があれば+6点

合計:+82点
解き方改善でのマックス点数:451点
→予想偏差値:約68

これなら聖光さんのR4偏差値に届く。
褒めポイント探しに甘いところがあるのは否定しないけれど、なるべく入れていないつもり。

もちろん、試験での「たられば」には意味がない。
しかし、それはあくまで、点数としての結果に対して。

これまで長男くんが異常に安定した成績だったのは、「出来るかもしれない」問題がほとんど増えなかったから。
ある一定の難易度になると、ほぼ解けない。

「分からなかったら捨てる」ことは下弦にいたときに徹底的に練習したから、解く問題がいつも大体一緒になって、その範囲なら時間も十分。
だから、4科目全体で見るとブレが小さくなるのだろう、と推測していた。
算数なんて、○と×の位置まで毎回同じだったし。

それが今回は、本人の言う通り、「分からない」わけではなかったようだ。
時間を浪費した問題については、深く考えてはいる書き込みが見られた。
時間が無制限だったなら、マックスに近い点数に達していたのかもしれない。

それは、これまでのような、「私が横について解き方を教えても、なお解答にたどり着けない」という状態に比べると、同じ失点でも全く質は違うと思う。

だから、それこそが、この夏の成果なのだろう。

…夏の成果が、「解けそうな問題が増えて、時間配分できなくなって、得点が下がる」という結果につながるのが、なんとも長男くんらしいけれど。

もっとも、本当にマックスの点数が取れるには、解き方が完全になれば、という前提。
・どの問題も十分に考えられるほど時間配分が完全にできる。
・時間が配分できるほど、簡単な問題は十分速く解ける。
・問題の難易度に応じて見直しの濃さを変えられる。
・分からない問題のときに、注意を増して設問を読み直せる。
とかが出来ればって感じかな。

まぁ、解けない問題を解けるようにするよりは簡単かも?
ある程度大きくなれば、わりと当たり前なテスト対応だと思うし。

ただ小学生には言うほど簡単ではないだろうし、あの悠久の長男くんが、あと1年半で出来るようになるとは、ちいとも思えないのだけれど。

まとめ

点数には結びつかなかったとはいえ、「まずは『分からない』を減らせた」というのは、これまでよりも志望校に向けた勉強が出来たのだろう。
そういう意味で、私的にも夏の成果には満足だ。

あとは、「次に『間に合わない』をなくせた」と続くといいのだけれど。
そう上手くはいかないだろう、というか、本科が始まって新しいことばかりを学んでいくようになるから、しばらくはそちらがメインに戻る。

まぁ、今回は難易度低いなぁと思ったテストだったけれど。
結果、5年で一番平均が高い試験だった。
この先もこう続いていくのか?というとそんなわけはないだろうな。
また、「分からない」問題だって増えるだろう。

もっとも、難易度の高い出題の方が解く問題が減るから、時間配分的には楽になるのだけれど。

何をやるかよく分からない思育テもあるから、テストの解き方はまた存分に練習するといい。
ネタ切れ気味だったテスト課題も増えて何よりだ。

とりあえず、「分からなかったら飛ばせ」を「5秒悩んで次の解法が分からないなら飛ばせ」にアップデートした点について、プログラム通りに正しく動作してくれるといい。