長男くん小5 思育テ1 成績 

2022年9月26日月曜日

育成テスト 成績

2回目のマグレ


記述多めだから結果発表遅いのかな、と思ったけど、ノーマル育テと同じスケジュールで出ていた。
とりあえず結果を見てみた。

総合:◎

合計390点。平均329.1点。

長男くんのつけた自己採点から結構上がったな。
まあ、途中点だとか、記述が正しいかの判断は、長男くんにはなかなか難しいか。

平均はいつもの育テに比べると30~40点ほど低い。
その中でこの成績は、比較をすれば、大分いいのだろう。

でも、今回のテスト、平均点と順位しか公開されなかった。
評価点も偏差値もなし。

日能研の意図は正しくは分からないけれど。
「出そうと思えば出せる値をあえて出さない」ということは、好意的に解釈すれば「受験生側に誤解を与えるだけの値」ということだろう。

つまり、評価点も偏差値も当てにはならない。
日能研ポイントの増分は8だったし、だとすれば大体これくらいの偏差値になるだろうなという推測は立つけれど、成績に置き換えて解釈はするな、と。

たしかに今回の出題は「原因と結果」というテーマに則った特殊なものだったしな。
成績を出す用の試験というよりは、子どもに何かを学び取って欲しい、ということかな?
まぁ、そんなものを長男くんが感じ取れるかはともかく。

いつも正答率くらいは見るけど、大して復習の参考にはしていない私にとっては、あまりやることは変わらないな。

解き方は正しかったか、解けたであろう問題が解けていたか、解けない問題は事前に何をすれば解けるようになっていたのか。

数字が出ないとちょっと物寂しい気はするけれど、そんな観点で見ていくだけだ。

国語:◎

113点。平均100.8点。

今回の長男くんは解き方が異常に良かった。
おそらく、私でも同じように解くだろう。

「悩んだら飛ばす」というだけのアプローチでそこまで到達できるとはね。
やはりジブンゴトになると、改善も速いのだろうか。
飲み込みは悪くても、自分で運用し始めればイロイロ対応は出来るヤツだし。

「これは解けただろう」と言う問題も特にない。
解答から読み間違えた理由も分かるけど、今はまだ間違えてもしょうがないかな、というものだった。

半分いじけたような女子の気持ちなんて、読めなくたっていーよ別に。
てかパパもよく分かんなかったよ。
「うっとおしい、親に期待なんてすんから失望すんだよ」という感想の文だった。

まぁ、国語は普段とあまり問われることが変わっているような感じもしないし、しっかり時間配分が上手くいっていればいいや。

算数:○

140点。平均108.8点。

今回は異常に点がいい。
前回も良かった。

マグレが2回続けて起こったなら、そこにはルールがある。

ということで問題を見てみると、答えを出す分には正直そんなに難しくない問題。
それが、理由まで問われるから難しくなる、ということかな?

長男くんはその点、栄冠の問題でも「なぜなぜ攻撃」を仕掛けてくるうっとおしいオッサンが隣にいるので、普段から慣れているのかもしれない。
どうやら記述は結構採点が甘いようだし。

本当に、一定程度までの難易度の問題に対する理解度は高いヤツだ。
まだそれを応用するのには慣れていないようだけれど。

1問は当てずっぽうが合っていたというところもあったけど、よく出来ていることに違いはない。
少なくとも、原因を重視して勉強は出来ている、と思っていいのかな。

理社:○

社会66点。平均60.7点。
理科71点。平均56.5点。

どちらもそこまで平均が高くなかった。

これで高かったらどうしようかと思っていたけど、まぁ、標準程度には考えられるようになっていたわけか。

理科は多少解き方に改善の余地あり、という感じだけど、まぁ責めるのも酷なレベル。
頭に残れば経験になってくれるかな。

社会も理科も普段こういう問題あまり解かないからなぁ。
そんなに「解けただろ」という問題は多くなかった。

とはいえ、本科の期間中に集中すべきは、今回のような思考系ではなく知識系の問題だろう。
問題はストックしておいて、冬休みなりにやるといいかもしれない。

まとめ

点数的には前回の育テに続いて出来すぎだと思う。

理由は明白。
算数で普段より取れすぎている。

さらにその原因も明確。
問題自体の難易度はいつもより高くない。
切り口が違う、という点を除けば。

その違う切り口にしっかり答えられたというのは非常に良いとしても、「だから全モやいつもの育テも解けるよね」というと、そんな上手くはいかないだろう。

結局、出題形式が長男くんに合っているテストが連続したんだろうな。
点が良くなる要因がはっきりしているんだから、それがなくなれば点は当然下がるだろう。

ただ、元々この思育テに対して設定していた課題は、得点ではなく、「慣れない形式のテストでも解き方でミスらないように」というもの。
初回からして、全教科ともソレは上手く達成できていた。

だからこそ、解ける問題がしっかりほぼ全て解けたんだろう。
その意味では、このマグレは必然とも言えるのかもしれない。

「理社の思考系問題が解けるように」なんていうのは、長男くんのレベルなら半年から一年くらいで対処すればいいことだし。

私の課題、「テスト見た後に最初と最後は褒めろ」については、今回も上手くできたと思うけど、途中で理科の問題文読み飛ばしたのを見たときにちょっと問い詰めてしまったなぁ。
「なんで『例えば』の後を読まなかったの?読まずに解き始めたの?」って。

こんな調子で、出来すぎの前回・今回から成績下がったときに大丈夫だろうか…。