天狗の長男くん

2022年9月22日木曜日

志望校選び

大きく出た

今週末もまた文化祭巡り。

行く学校の中には長男くんが知らない学校もある。

そんな中、軽く説明をしていると…?

大丈夫でしょ

予定の説明をしていると、知らない学校があったらしい。
そのときに、まず聞いてくることは偏差値。

まぁ、成績で評価されているようなテスト漬けの中、気にする方がむしろ健全か。
それぞれの学校についておおよそのR4偏差値を伝える。

その中には、正直そこまで高くないような学校もある。

でもね、偏差値だけで難易度を判断するのはちょっと違うし、学校の良し悪しを判断するのはもっと違うよ。

ということを説明しようとした、「難易度」あたりで長男くんが遮る。

「なんだ、簡単じゃん。普通に受かるでしょ」

…お?大きく出たな。
小童のくせに。

「だって、大丈夫でしょ。悩んだら飛ばせばいいんだよ。それで受かるよ」

…うーん、別に下に見ている、というわけではないのだろうけど。
どうやらキミにとって、この前のテストは大きな成功体験になったらしいな。

でもな、「悩んだら飛ばす」って、ドラクエで言ったら、「なんか『呪文』ってコマンドがあった!」っていうレベルの発見だぞ。

難しいのは、その次、「一通り飛ばした後にどうするか」なんだけどな。
うーん、まぁ、そのあたりはこれからのテストで痛い目見ればわかるだろ。
わざわざ今、口で伝えてたしなめる必要もないな。

とりあえず、テストの方はともかくとして、そんなに気楽に考えるもんでもないぞ。

まずは入試戦略の点から。
キミの熱望校たる聖光さんは、わりと高嶺の花だろ?
そこを受けるには、当然その手前でどこかに合格はしておきたいわけ。

聖光さんを受けなくても、合格を早いうち、できれば2/1中に確保できると、安心してその後の入試に挑める。
逆境に燃える場合もあるけど、一般的に言えばリラックスして集中できる方がいい結果につながりやすいしな。

他にも、入学してからの生活という意味でも。
何度も転職を繰り返してきたパパだけど、満点な環境なんてどこにもないわけさ。
人と関わる以上は、イヤなときってのをなくすことは難しいからな。

だから、聖光に入れたとしてもイヤな思いをするかもしれないし、R4偏差値は低くったって楽しく成長していける学校だってあるかもしれない。

自分の生活ウェイトが結構大きい大学以上に、多大な影響を周囲から受けるだろうからな、中高一貫校は。

まぁ、そんなわけで、「行ってみたいな」という学校が多いのに越したことはないと思うぞ。
ちなみに、中学受験において第一志望に受かるのは約3割と言われているからな。

色々興味が出てきたっぽい

文化祭でたくさん学校を見て回っているせいか、「XX中の入試問題」とかを時々解くせいか、それなりに中学に興味が出てきたような長男くん。

聖光さん以外にも、「ここだったらすっごく行きたい!」というような感想もあったりして、とりあえず一安心だ。
聖光さんを目指すのは別にいいんだけれど、「絶対ココ!」というにはハードルが高すぎるし、1回勝負の中受だとそれはおっかない。

幸いなことに、受験日程を概ね埋められる程度に気に入った学校も見つかってきたみたいだ。
説明会はもう行っていたから、親としても許容、というか行けるなら行って欲しいような学校ばかりで何より。

さて、この文化祭シーズンが終わったときに、彼の志望度はどんな風になっていることやら。

とりあえず今週は思育テ

一回目のテストだから、特に対策はない、というか立てられないのだけれど。
日能研から公開されている範囲も抽象的でよく分からない。

でも、理科だけは、なんとなくの分野は分かる。
メインは、生物と、太陽かな。
色やら熱やらは、実験条件の読み取りかな?
育テというよりは、全モな出題形式になるのだろうか?

社会は、地理も歴史も出題される、という程度。
算数も、数の性質に図形、規則性?というくらい。

これじゃあ、対策らしい対策も立たない。

それに、思考力育成のテストだからなぁ。
理科だって知識問じゃなくって、全部実験の読み取り系なのかもしれない。

まぁ、結果の扱いもよく分からないし、そんなに気にしないでいっか。
それよりも、初めて受ける形式のテストで、どこまで「解けたはず」の失点をなくせるか、だ。

ぷくく、「悩んだら飛ばす」だけの武器でどこまで太刀打ちできるやら?
ちょっと楽しみだ。