長男くんと疑いのまなざし

2022年9月21日水曜日

生活 理科

理科が理解できない

9月もまもなく下旬。

理科は2分野、地学は天気に入っていくらしい。
まだ天気、というか風、か?
気圧の概念も初登場?

そんな中、思い起こしを読んでいた長男くんが…?

期末進行

たいがいは仕事が暇に余裕のある私も、期末くらいはある程度忙しい。
そんなときはリモートワークといえど、イマイチ切り替えができない。

長男くんに分からないところを聞かれても、ついつい仕事モードで接してしまう。
もっとわかりやすくいえば、長男くんが無言でまごついているのに耐えられない。
反応を待っていられない。

小学生の息子と、いい年した大人とを混同してしまうというのも相当だけれど、実際、手が離せないタイミングというのはある。
こっちでチャットで仕事の相談しながら、あっちで小学生の質問を聞くと、答えられるだけは答えられるけど、どうしても「分かったか分からないかだけでもとっとと答えてよ!」という気持ちになってしまう。

夏休みのときからあったから良くないなーと思いながら。

理科の思い起こし

そんなことで今日も仕事中。

思い起こしをやっていた長男くんが、いまいち内容を理解できないらしい。
そもそも授業でイマイチやらなかったそう。

え、そんなことあるの?
思い起こしの内容を授業でカバーしきれてない、とか。
思い起こせねぇじゃん。

でも、この文の内容は理解して欲しいなぁ。
直前の情報をつなぎ合わせたまとめのようなもの。
問題でそういうの出たときに読めないと困る。

と思ってしまったのが悪かった。
思い起こしなんだから、とっとと教えるべきだった。

集中して仕事していると数十分くらいあっという間だけど、なんだかずっとやってない?
うーん、その上で、今何考えている?と聞いてみると、「説明文がどう考えても間違っていると思う」と。

うぉい!そっちの方向かよ!
そんなこと考える前に、文が正しい前提の方で考えろよ!

学び直しでも止まる

ということでその後は学び直しを粛々と進める長男くん。
仕事をしているパパ。

どうやら一問で止まったようだ。

ふむ。
どこまで理解できているのかを聞いてみると、全くゼロらしい。

…ゼロか。じゃあ、思い起こしを読み直してくれ。
ここな、ここ。

「そこは理解できてる」
…いや、理解できてんなら、この問題で分かることがゼロにはならないから。
もっかい読み直してみ?

「海風は海から陸に風が吹く」
…うん、ヒントはここだってとこまで教えてやってんだから、しっかり全部読めや。
(「ここを読め」とは言いたくない)

「海風は海から陸に風が吹く」
そう言われて同じことを繰り返すのはなんなんだ?
間違ってるっつってんだよ。
人に聞いてんだったらしっかり言われた通りにやってみろや!

「陸が暖められた結果、海風は海から陸に風が吹く」
違う、しっかり読むべきなのは、そこじゃない。

「陸が暖められた結果、海風は海から陸に風が吹く」
だーかーらー!
何で違うって言われて、同じことを繰り返すわけ!?
しっかり試行錯誤しろや!

文の頭に「昼間」って書いてあるでしょ、「昼間」って!
問題の方、意味不明に時刻が書いてあるでしょ!
海風は昼間吹くんだから、昼間のあたりの風向きが海風ってことになるの!
だから、270度、西から東の風が海風なの!
それで、それを図に当てはめて方角を考えると、こっちが西だってわかるの!
だから、矢印の向きは南西なの!

こんなの、ただこれだけの問題なんだよ!
なんか、「だから」と「それで」が普通より多い問題だった気がするけど!

「昼間」って情報を落として海風理解してたら、始めの一歩目が踏み出せないでしょーが!

いいか、「ヒントここ」ってところまで聞いて、情報の探し方を変えないのは、やめなさい。
この前の全モでも内陸県っていうの読み飛ばして激しく間違えたでしょ。

どうせ理社なんて算数に比べればまだ簡単な解法しか出てこないんだから、もし理解できないなら、何かの情報が足りてないと思って、一回全部読み直しなよ。
「コレは問題が間違っているから解けない」なんて考えるんじゃなくてさ。

…とガチギレ。

反省

うーん、仕事中、特に忙しいときに、真剣に勉強見るの、短い時間でも良くないなぁ。
最大でも5分くらい抜けるのは、休憩と変わらないからそこは許容範囲だとしても。

簡単に答えられる系の10秒もあれば終わるものならともかく、「初回で理解させる必要がある」ようなヤツは、しっかり時間を取った方が長男くんの勉強的にも仕事的にも良さそうだ。

今回はちょうど長男くんが苦手な「情報を読み間違える」「情報を読み落とす」系の間違いをしていたから、自分で解決させたい意図はあったのだけれど。
仕事モードでそれをやってしまうと、キッツいな。

仕事だと、「書いてある仕様をしっかり読まないでバグ作って人に聞くってどういうこと?」な状態。
公式ドキュメント自分で見直せやと思いながらの対応になってしまう。

今回のヤツのような対応は、答えを教えて終わりでもなくて、「ちょっと大事なところだから後で時間取ってやろう」だったのかな。
うーむ、なかなか長男くんの勉強予定を考えると難しいな。

他には、長男くんが復習する前日に、もう一度栄冠を読み込んでおいてー。

彼が誤解しそうなところをリストアップ、理解度を確認する質問と、それに応じたヒントをセットで何段階か用意しておくのと、理解させられそうな説明を何種類か考えておく、か。
そうすれば、いざ詰まったときにも、「もう仕事が忙しいのにー!」とか思わずに、「思った通り!」と愉快に教えられるかもしれない。

こっちの方が、前日に用意出来る分、まだ楽そうだ。

…もう、重い単元の復習する日、午後半休でも取りたいな。

あと、長男くんにも改めてお願いしておこう。
仕事中のパパは、普段と違って忙しいから、反応はすぐに返して欲しいし、言うことは聞いて欲しい、言うことが分からないのならそのことを聞き直して欲しいって。

それに、「とにかくもう答えを教えて」っていうときは、前に作った「HELP」と書かれた札をしっかり使ってくれって。

…うーん、勉強見るときに怒鳴ってしまうのやめたいし、色々工夫もしているつもりなのだけれど、なかなかうまくいかないなー。