長男くんと小5のハンドブック

2022年8月8日月曜日

算数 塾システム 生活

ワスレモノ

土曜のテスト後、少し気が抜けたのだろうか?
まぁ、それはお互い様か。
今日は長男くんが出発するまでに起きられなかった。
昨日、大分早く寝たのに。

で、朝起きてみると忘れ物をしている。
全く、やれやれだ。

ハンドブック

まぁ、忘れたといっても、ハンドブック。
支障はないだろう。

どこの校舎でもあるものなのかは知らないけれど、ウチの校舎ではなにやら毎日振り返りとして宿題が出ている。

去年は、どんな課題が見つかったか、それをどう解決するか。
いやー、全く書けなかった上、あろうことかオレに「何を書けばいい?」と泣きながら聞いてきてバトったっけか。
今年は今年で、どんなことを学んだか、それはなぜか、それをどう活かすかの3段構成。

コレ、不思議なんだよなー。
どんなことを学んだか、それはなぜかの流れがおかしい気がする。

長男くんの記録の8割は、「XXXを学んだ」→「先生が教えてくれたから or 授業で聞いたから」になっている。
そりゃそうだろ。
自分から見つけにいくことが要求されるようなタイプの授業じゃあるまいし。
情報の量的に吸収だけで精一杯だろうさ。

まぁ、おそらく意図としては、「どんなことに興味を持ったか」なんだろうな。
で、なぜそれに興味を持ったか、どう活かすか、とつながる。
それを、単に「学んだ」という表現にしてしまうから…。

と思いながら、ハンドブックでバトった経験もある身としては、「自分で書いているんだし、意図と外れているなら日能研側で修正すればいいだろ」と生温かく見守っている。

書き始めたばかりの頃こそ相談には乗ってあげたけれど、最近は書いている姿を見るだけで、内容の確認まではしていないし。

でも、こんなのを忘れられちゃうと、イタズラしちゃいたくなっちゃうよね。
夏が、オレにそうさせる。

一言コメントの追加

ふむふむ、まずは社会か。
特別講義だと世界をやったんだよね。
中受は世界地理はあまり範囲に入っていないらしくて、基本は時差系と絡めたり、代表的な国だけ覚えたりするくらいのようだ。

中でも長男くんは、フランスが気に入ったらしい。
「ヨーロッパの食糧庫」とか言うのと、首都に「芸術の都」という二つ名がある点がいいのかな。
「首都は芸術の都と言う」と書いていた。

まぁ、二つ名って小学生はアガるよねー。
男の子だもんねー。
ん-と、だから、ここには、「そそるぜ、これは!」と追記しておいてあげよう。
さすがにかわいそうだから、赤鉛筆は止めておいてあげた。

えーと次は、なになに?
あー理科の石灰か。
石灰石(炭酸カルシウム)、消石灰(水酸化カルシウム)から石灰水、ついでに生石灰(酸化カルシウム)について混乱していたから、それぞれ物質名と特徴を表にしてあげたんだっけか。
それを書いたらしい。

活かし方は、「石灰の特徴を理解する」か。
…つまらねぇな。「理解する」だけでその先はどうするよ?
えーと、「そして、ストーンワールドに文明を築く!」と。
ぷくく、どこだよ、ストーンワールドって。

どうせ消すから、あと1つくらいにしとこ。
そんでー?

数の性質とか「ある数」とかの問題で、よく分からなかったらとりあえず素因数分解して、どんな数で構成される数なのか調べるといいらしい。
その活かし方は、「素因数分解をして数の秘密を知る」か。

…なんか、すでに十分ファンシーだな。数の秘密って。
じゃあもう多くは語らずに「それが科学だ…!!!」と。
…えっらそーだな。たかが素因数分解で。
長男くんがイキがって言っているところを想像すると面白過ぎる。

帰宅後

そんなわけで長男くんが帰ってきたら、忘れ物すんなよ、と忠告をしておいた。
で、読み返して気づいたのか、少し怒られた。

でもまぁ面白かったみたいだし、いっか。
結構癖になりそうだ。
毎日、彼が寝てから追記しておいてあげようかな。

朝気づかなかったら、そのまま提出されちゃうかもしれないけど。
まぁ、恥ずかしいのは私じゃないし。

なんか大ゴマで言ってそうなカッコいい言葉からチョイスしておいてあげるから、見られちゃっても大丈夫だよ、きっと。

作業的に書いているであろう「活かし方」をエピソード記憶に昇華させてやろうという、父の粋な計らいではないか。

ん?
暇つぶしでしょって?
…勘のいいガキは嫌いだよ。

Dr.Stone

とまぁ、そんな感じに我が家では今空前のDr.Stoneブームが来ている。
初めは妻が、「なんだか理科の勉強向けで面白いアニメがあるらしい」と言ってきて、じゃあU-Nextで見れるんじゃね?と見てみたら、5話くらいでマンガ買ってみるかと決意するくらい面白かった。
私が。

その日に手配して、届いてからしばらく、堪能した。
息子達は全26巻中の22巻くらいで停滞したり、妻は3巻で脱落(アニメで見るからいいらしい)したり。

その間、私は4周くらい読んだのだけれど。
それを「我が家のブーム」というのは、まず定義の話から始めないといけないかもしれない。

まぁたしかに物理、化学、天体に岩石と出てくるけど、中受向けの勉強になるかは、ちょっと怪しいかな。
知っている上でなら楽しめる、というかすごく面白いのだけれど、知らない場合には「ふんふん、なんかすげー」で終わってしまいそうだ。

まぁ、雰囲気だけつかめればいいのかもしれないけど。
しっかし、早く読み終わらないかな。
もう奥さんは放置するとして、謎な感じに終わったところ、いくつか語りたいんだけどなー。
夏休みなんだから、早く読めばいいのになー。