二男くんと鶴亀算

2022年8月9日火曜日

算数 生活

何か出てきた

4年生からの通塾に向けて少し難しめな問題集をやっている、というかやらせている二男くん。
正直大した効果を見込んでいるわけでもない。
参考書なしに問題集だけだし。

効果は?

二男くんも公文の勉強が基本なので、文章題が弱い、というかほとんどやったことがない。
だから、出来ない。

ちょこっと条件整理するだけ、といっても、そもそも算数と言われて四則混合の計算も出てこないような文章題しか学校や公文ではやらないしなぁ。

そんなわけなので目的は、文章題を読んで解こうとすること。
解けなくてもいい。

あと、問題分からないときに、泣かないこと。
問題解けないことがあまりなかったのか、悔しすぎるのか、泣いちゃうんだよね。
家でならいいんだけど、外でだと支障があるだろうしなぁ。

だから、ときにはやたらめったら難しい問題が出てくるような問題集で、「そういう問題もあるんだ」っていう練習。

そんな目的なので、別に解ける必要はないし、基礎知識を学んでいるわけではないから学力という面だと効果は小さいだろうな。

という二男くんに襲い来る魔の手。

鶴亀算?

いやいや、それは強烈過ぎない?
鶴の足だとかカメの足だとかすらやらずに急に問題かいな。
四則混合もやってはいないのに。

しょうがないので、極端に考えるやり方で教えてみた。
面積図にしたって、多分面積を習っていないもの。

数字の穴埋めまで私が問題を解きほぐして、二男くんは答えるだけ。
難しかった問題が、なんか解けた、っていう感覚が得られればそれでいい。

と、ふと思い立って、この鶴亀算を長男くんに解かせてみた。
自分が糸口もつかめなかった問題、それを長男くんがさらりと解けば、「アニキすげぇ!日能研パネェ!!」ってなるかもしれない。

そして長男くん

と見ていると、ぅおい!いきなり間違ってんじゃあねーか。

「鶴亀に…ならない!?」
じゃねーんだよ。

そりゃ小さい方が全部だとしたって、合計値超えちまうからな。
ということで、問題読み間違えているとだけ、と伝えてあげると、あとは解けた。

二男くんには、こういう問題も解けるような楽しい解法が聞けるはずだよ、とは言ったけど。
なんとも締まらない出来だ。

長男くんの方は、今日は全体的にそんな感じ。
分からないーと聞きにくるけど、一緒に問題文を読むだけで解決するような。

まぁ、まだ疲れているのと、せっかくの夏期講習の合間で気が抜けている、のかな?
でもね、どんな時だって、どんな問題だって、問題文だけはしっかり読まなきゃダメよ。

うーん、明日はもう少しは楽になるはずだけど。
なんでこう、分からないときに問題文をもう一度読み直してみるって出来ないのかなぁ。
問題が多かったり長かったりするときは、それすらも辛いときがあるのかなぁ。