4年生に向けて
3年生の夏から準備する、新4年生での二男くんの入塾。
夏休み中はちょっと先取で教えようかな、と思っている。
4年生での勉強
とは言いながらも、はっきり言って4年生の勉強内容は今から考えれば、別に通わなくてもという感じではある。
問題なのはテスト慣れと塾での勉強習慣くらい。
もっとも、それは小さくない理由だけれど。
勉強内容だけ考えると、国語は元々スパイラルしてるんだかよく分からないし、社会と理科は5年でも+αな内容をやる。
算数の逆算やら百分率も、小数・分数や割合にパワーアップするし。ただ、この中でも、図形はあまり、かな。5年でやるのは円だから。
とはいえ、予シリなりのテキストを用意して、自宅学習した方が進みは早いと思う。
テスト対策やテスト直しをやらずに、親が同じ時間だけ教えるとすれば。
まぁ、そのときに心配になるのは、生活習慣かな。
5年になって急に月3のテスト・週3の授業は、考えるだけでキツイ。
親側でよく使われる中受という名の沼だけれど、子ども側も徐々に徐々にハメていくのがいいのかな、と思う。
そんなわけで二男くんは新4年で通塾予定。
電車通塾の点や、生活が急に忙しくなりすぎないようにするため。
国語
最近、マスター漢字の4年生が終わったらしい。
じゃあ次は何をしようかと検討中。
4年の計算と漢字をしてもいいのだけれど、コレ、全モ対策にならないからなぁ…。
まぁ、先取に限らず、その点は何をしたらいいかはちょっと分からないのだけれど。
漢字は、時間の取れる夏休みにわざわざやらなくても、次のマスター漢字なりを後期の朝活でやらせていけば十分かな。
それよりも、文章題の練習をさせたい。
公文よりも文章が長くなるのと、記述なども入ってくるので、長男くんのときの育テとかやろうかなと思う。
1回の育テで、基礎、共通、応用と3問あるし、全モもある。
それを1日に1問くらいのペース。
いざ4年生になると、そこまではやっている暇ないだろうし。
理社
夏休みでそんなに先取しすぎなくても別にいっかな、と思っている科目。
どうせ何度もスパイラルするから、と思うと、特別にやらなくてもいいか、という感じ。
社会は普段から白地図での暗記はうっすらしているし、問題演習という意味で問題集なり栄冠なりをやらせてもいいかも。
理科は、今やるよりも算数に回した方がいい気がするなー。
算数
で、その算数。先取のメイン。
何をしようかというと、4年の範囲というよりも、5年までの計算の範囲をやりたい。
公文でも分数はやっているので、分数の計算の基礎は既に知っている。
であれば、あとは四則混合計算、分配法則、逆算を教えてしまえば、計算方法は一通り網羅するはずだ。
そんなわけで、理解しやすそうな四則混合計算、分配法則については連休で教えてみた。
四則混合の概念自体、彼の中で初登場だけど、2,3問例題を解いてみるとあっさり出来るようになった。
まぁ、(1)乗除を加減より優先、(2)左から、(3)括弧から くらいだしな、ルールは。
逆算を視野に、どの順番に計算するのかという番号を書かせることにも慣れさせた。
そして分配法則。
長男くんのときは、たしか第二回の育テの範囲だったけど、理解できずに行ったんだっけ。
長男くん小4 育テ2 自己採点
2回目の育成テストでの自己採点は、それなりにアップ。まだ改善したい!
四則混合も分配法則も分からなくて、でもゆっくり計算すれば答えは出せる四則混合を優先して、分配法則は諦めた。
中学から使い始めた身としては、方程式の出てこない算数でそんなに使うのかな?という感じだったけど、その後も思ったより使うようでびっくりした。
言われてみるとたしかに、自分でもよく使っていた。
そんな、我が家にとっての鬼門。
ゆっくり、ゆっくり、慣らすように、教えてみた。
2x3+2x5って計算するとするじゃん?
四則混合で掛け算からやるから、6+10で、16になるじゃん?
でも、コレ、こんな風にも計算できるわけ。2x(3+5)って。
そんな例を3個くらい見せて、式変形がどうなるか自分でもやらせてみせて、本番。
コレだけじゃうれしさが分からないよね、と4x7+4x3みたいに、足し算が10になる形。
…おぉ、あっさりと出来ている。
そんなわけで共通因数の方を難しくしたり、10じゃなくて100にしたりしてもついてくる。
片方が掛け算じゃなくて1が出てくるときと、引き算のときはつっかえていたものの、はじめてにしては驚異的な理解力だ。
それから計算と漢字の問題で簡単目なヤツをやったあと、調子に乗っていつだったかの応用問題で見たヤツを出してみた。
38x21+26x38-28x47、みたいな。
分配法則を1回使ってみると、その計算結果と残ったものとでまた分配法則が使えるようになるやつ。
さすがに詰まる。
しばらく取り組んでいるけど、ギブアップはしたくないらしい。
と、そのうちに意を決したのか、分配法則を使わずに計算しだした。
…分配法則を使えば簡単とはいえ、使わなくても2桁の掛け算3回と、足し算1回、引き算1回で答え出るしな。それはそれで正解か。
すごいな、教えてから30分くらいで、一応正解にはたどり着いたか。
その後、分配法則を使った解法を見せてあげると、それはそれで感動していた。
筆算使いまくった計算が、暗算で解けるからね。
しかし、長男くんに比べてしまうのは良くないかもしれないけど、2日で6時間くらい掛けても理解できなかった彼に比べると、随分物分かりが良かった。
次は一番の鬼門の逆算か。
あぁ、悪夢がよみがえる。
そこで、ふと思い立って、遊んでいた長男くんに声を掛けてみた。
分配法則とも言わず、この計算問題、解けるか?と。
すると、2秒くらいで分配法則が1回使えることに気づいて結果を暗算して、続けて2回目の分配法則が使えることにも気づいた。
そのまま、5秒程度で470と答えて終了。
…おぉ、1年半前に、育テに間に合わないほど分配法則を理解できなかった長男くんが…。
初回の理解力に差はあれど、あっさり解けるほどに努力したんだなぁ。
まぁ、そんなわけで、二男くんとしては、逆算を教えた後、間髪いれず、小数の四則混合、分配法則、逆算、その次は分数とこの夏に進めていこうと思う。
分数まで行けば、長男くんと同じく約分での割り算等ができるようになるはずだ。
余りがあるときの計算が難しくなっちゃう気がするから、ちょっとそれを教えるか悩むけど。
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