パパとテスト対策 育テ編

2022年5月31日火曜日

育成テスト 問題分析

過去問巡り

GWに何冊か仕入れた過去問。

面談後

GW明けたくらいで受けた日能研の面談で、過去問の分析結果を貰ってきた。
それと突き合わせて、どの程度の難易度なのかな~?と確認して、想像と合っていると一人悦に入っている。

…キモイおっさんだ。

確認ポイントは、第一に何といっても算数。

大して優れてもいない私の指導力に照らして、長男くんに正答率一桁の問題を安定して解かせられるようになるとは、受験直前期だとしてもとても思えない。

となると、塾で頑張ってもらって、それでも芳しくない場合、追加課金を考えなければならないわけだ。

とビビりながら過去問を見てみると、今の候補校の問題はそこまでの難易度でもなかった。
難問が出題されることもあるけれどそればかりではないし、それが解けなければ合格に届かないという合格点平均点でもなかった。

というか、理科も社会も、これは難しいだろうな、という問題を差っ引いていくと、キレイに合格者平均。
なんだ、難問以外をパーフェクトでも十分じゃん。
それなら十分栄冠で戦っていける。

そういうのを分析するのが、正直、たまらなく好き。
最良の結果を出すために、最小の努力でいかに達成できるように持っていくか、みたいな。

カッコよく言うと、「エフォートレス思考」と言うらしい。


ゲーム好きな身からすると、攻略法、だね。

たとえば育テ

上弦ボーダーとも言われる共通総合7、得点にして平均+40くらいを取るためにはどうするか?

入塾したての時期、どうにか勉強した時間分くらいの点を長男くんにしっかり取らせたくて、必死に育テ対策を考えたっけ。
そのときは、評価点にこだわっていたわけではないけれど。

まず育テ共通平均は、4年前期(ステージII)でざっくり260~280点、4年後期・5年前期(ステージIII)で250~270点くらい。
なので、目標点はそれぞれの中央から+40点と設定して、310点と300点。

算数は、難易度から考えて、基礎を解いて緊張をほぐした後に共通。
解く対象は、「見たことのある問題」だけ。
4年から今までずっと、(1)栄冠、(2)栄冠の補充問題(真ん中の「一人でできるかな」)、(3)本科のうち、2つ以上で共通している問題からしかほぼ出ない。

育テだけ考えれば、(1)~(3)のなかで単独で出題されている問題は、復習もいらない。
特に栄冠の最後の問題は罠で、突発的に難しいわりに、どこかと共通していなければまず出ない。

見たことのない問題は、ステージIIIから時々出題されるようになったけど問題文を読む必要もない。
どうせ正答率が低いから、取れなくてもあまりデメリットにならない。

あと、「説明せよ」は苦手なら説明しなくてもいい。
答えだけを書けば、答えの部分は採点されるはず。
(説明せよの採点の甘さは、大受から見ると異常だけど)

その分で浮いた時間を、見直しに費やす。
その作戦でミスがなければ、共通で8割弱は取れるはず。

次に理社、共通までやったら1回見直し。
ここまでは5年の方が栄冠から素直に出る。
4年のときの特に社会は、時々知らない問題が出たけど。

だから準備は栄冠だけで十分。余裕があれば本科も。
どうせそれ以外が出ても、正答率が低いから解けないときは諦める。
理科は、応用もわりと素直に栄冠から出題が多い。

なので、これで、ミスがなければ、やはり8割弱は取れるはず。
少なめに見て算理社で平均75点だとすると、ここまでで225点。

あとは国語。4年のときの共通は栄冠と同じ文章なので、事前に大筋を覚えておく。
でも、5年からは栄冠からも出なくなってしまったっけ。

実際解くときに罠なのが、基礎。
算数に比べて、別に簡単でもない。
ひどいときは、文章を覚えている前提の問題で、応用より難しいときもあった。

なので、共通から解いていく。
漢字・文法が満点なら50点。
文章題で、同じ文章が出るステージIIは35点、初見の文章のステージIIIでも半分の25点を目指す。

これなら、記述を全部捨てても届くくらい。
これで、85点か75点になって、合計で310点と300点。

まぁ、実際は科目ごとにブレもあるだろうけど。
4年のときは理科が、5年のときは社会が、素直に栄冠から出ることが多いので、もう少し期待していてもよさそう。

というか、変な回でなければ、栄冠だけから90点分くらいは出るのがザラ。
そのうちで80点ずつ取れれば、国算のボーダーが140~150点くらいになるので、目標点にぐっと近づく。

この狙いでの試験で重要なことは、国語以外では、見たことのない問題を解かないこと。
その問題に取り組むのは、見たことのある問題を解いて、見直しをやった後。

準備のときに重要なことは、表現は悪いけれど、国語と算数をサボること。
言い方を変えるなら、集中と選択。

算数は先に書いたように、問題集で重複する問題しかほぼ出ない。
それだけを、2、3回やった方がテストの点には効率的。

国語はもっと省略気味。
漢字はやるにしても、5年以降なら栄冠は読書ツールだけでもOK。
文章題は栄冠から出ない。

4年なら、学び直し1の文章だけ読む。
このとき、指示語や気持ちを確認したり、接続詞を隠して考えさせたりすると対策になりやすい。
文章後の、テストっぽくない設問はやる必要がない。
テストでは出ないから。

で、代わりの時間で、理社で、できれば栄冠を3周以上はやる。

そんな感じの対策。

4年の時の長男くんで、育テに私がガチで対策立ててたときは、算数の本科は丸ごとスキップで、国語も学び直し3はガン無視してたっけ。

まぁ、入塾して、授業もわかんなくて、テストでもイマイチ、本人もそれほど楽しんでなさそうって状態だったから、とにかく自信つけさせようと、復習できそう&テストに出そうなところだけ勉強すれば十分だと思ったんだよね。

運よくその対策がハマってくれて、本人も点が取れる快感を感じてくれたみたいだけど。

戻って過去問…?

そんな具合に、目標点に向けて作戦というか攻略法かを考えるのが大好き。
そのために生きているって感じ。

…これが、仕事になると途端に嫌になるのはなぜだろう?
慣習とか社内政治とかで決まることが多くて、窮屈だからかな。
今回の全モの2つ目の文章は、いきなり想定外に刺されている思いだった。

まぁ、そこはともかくとして、過去問についても似たような分析をしている。

その結果。
…なのだけれど、ここまででなんと2600字超。

原稿用紙にして6枚半を書いたらしい。
暇すぎだろ、オレ。

本題に入れないまま、続きはまたそのうち書こ。