社会は地理ばっかり
日能研のカリキュラムへの理解を深めるための分析。
第三段は社会。
社会は、そもそも何を小学生の範囲で教えるのかがわかっていない。
地理・歴史は日本だけ?
公民は?
そんな、範囲についての理解が主。
それだけでいいなら、日能研で聞かなくても6年生向けの参考書でも一冊読んでしまえば事は足りそう。
地理
4年の前期~5年の前期、6年前期と4期での取り扱い。
・4年の前期:
地図記号から日本の主要な地名、地方、都道府県まで。
・4年の後期:
地方ごとの産業面などの特色。
・5年の前期:
地方ごとの産業をさらに深めて、各産業の面での日本の特色など。
・6年の前期1~6回:
産業面の特色と、貿易や世界の中での日本など。
しばらくは地理ばかり。比重が大きいな。
最後の半年は全部復習だから5期あるとして、3期と1/3は地理。
そして、範囲は基本的に日本に限定されるようだ。
うーん、5年生から回数が増えるとはいえ、4年生の間は隔週で進みも遅い。
知っておくのに越したことはないとはいえ、暗記の量もさほどではないので、理科以上に「勉強の練習」といった位置づけが強そうだ。
あと、漢字の練習という意味もあるのかもしれない。
地理は一部だけ難しい漢字があるけれど、5年生になってからの歴史の比ではないだろうし。
歴史
5年後期と、6年前期10回分。
・5年の後期
縄文から近代、といったところか。
・6年の前期7~16回目
5年と同じ範囲。深いのかな?
5年の後期からは一気に雰囲気が変わって歴史。
これも、範囲は日本だけのようだ。
長男くんの好きな戦国時代は、多分1回分くらいしかなさそうだ。
多分、今気に入っている島津家とか出てこないだろうなぁ。
公民
地理に比べるとずいぶん少ない…。
・6年の前期17~20回
日本国憲法、三権分立、財政と地方自治、国際平和(国連?)
何をやるのかイマイチわからないけど、世界史要素がないからか国の制度も日本が主かな?
しかし、これしか範囲がないのか。
…やる意味、あるのか?
まとめ
地理がやたら多いのは、そもそも教科としてそこまで重要度が高くないせいなのだろうか?
5年生では前期から地理でなく歴史に回してしまってもよさそうだけど、5年生からの入塾者への対応なのかな?
であっても、4年で前期は地理、後期は歴史で良さそうでもある。
まぁ、いずれにせよ、これは「社会にそこまで力入れなくていいよ」というメッセージなのかもしれない。
だからこそ、いつだったか「たとえテストで間違えても漢字で書いて欲しい」と言われた気がするけど、それは、今後のために「漢字で解答することに慣れて欲しい」という意味だったのかも。
とはいえ、テストの受け方がまだまだしっかりしていない4年生の時分に、ともすれば「1点にこだわらなくてもいい」というのには同意はあまりできないけれど。
全体的に理解というよりは知識を覚える科目だと思うので、さして難しくはないはず。
覚えるにあたって、ただただ暗記するよりも、ある程度関連づけて覚えていく、というのが大事かな。
社会はもう長男くんに任せてしまっている気でいるけど、地理の間は多少間違えることがあっても、何度もやるから、テスト直しでも自分でやる度合いを上げていこう。
ところで、歴史は教えられるかな?
公民はさすがにカバーできるだろうけど、内容のレベル次第じゃ厳しいかもなー。
まぁ、一緒に勉強して、できないことはないだろうけど。
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