日能研の理科カリキュラム

2021年11月20日土曜日

日能研 復習 理科

理科も大体スパイラル

算数に引き続き、日能研のカリキュラムへの理解。
中学で言う一分野は算数に近く、理解が試される分野。
一方二分野は、基本的には暗記が試される分野。

日能研ではどう教えるのかな?

生物

・4年の前1~7回
・5年の前1~9回
・6年の前1~5回

各学年の導入的位置づけでやるようだ。
おそらく、地学と比較しても、「ただ覚えるだけ」という項目が多いのだろう。

私自身が好きでもないところだし、大して感想はない。
だけど、慣れるにあたってはいい分野だと思う。

地学

・4年の後1~6回(1回は川のはたらき、5回は天体)
・5年の前11~14回(天体)
・5年の後1~6回(1~2回が岩石、3~4回が天気、5~6回が天体)
・6年の前6~9回(6~8回が天体、9回が天気)

一方、でこちらは後期の導入的な位置づけ。
天体への偏りが見られるか。
おそらく、二分野の中では一番理解が必要な単元だから、だろう。

天気も、雲の種類とか露点関係とかで暗記も計算もあるのだけど。
小学生はどこまでやるのかな?

化学

・4年の前8~10回(状態変化)
・5年の前15~17回(水溶液と気体)
・5年の後7~10回(化学反応、濃度)
・6年の前10~13回(水溶液と化学反応)

化学は各期の後半にやることが多い。
水溶液と化学反応のあたりが中心かな。

とはいえ、この程度だとどういうことをやるのかはピンと来ないか。

水溶液は色とか覚えるのかな?
化学反応も、反応式使って計算までやるのだろうか。
質量保存則くらいはやるかな?

物理

・4年の後7~9回(電気、磁石、光)
・5年の前18~20回(運動とばね)
・5年の後11~18回(電磁気、てこ、波動)
・6年の前14~20回(波動、電磁気、力学)

化学と同じく何をやるんだかピンと来ない。

ただ、他のものと違う傾向として、明らかに5年後期から6年にかけて偏って回数が増えている。
言ってみれば4年、5年前期なんて前哨戦に近いのだろうか?

私自身は得意科目とはいえ、それは運動方程式やら三角関数やらを使ってでの話。
小学生レベルで一体どこまでやるのだろう?

まとめ

うすうす感づいてはいたものの、理科は明らかに中学生に片足を突っ込んだ内容になっている。
だって、天体は、私が中学生向けの塾で教えてた内容に近い。
まぁ、小学生が学校で何を勉強するのかは知らないけどね。

一方、算数だと、あくまでも小学生の内容、というか、数学とは別物という感じなのだけれど。

ただ、残念ながら「近い」というだけのレベルで、中学生からすれば基礎問のレベル。
今のカリキュラムは知らないものの。

なので、もしかしたら対応としては、中学生向けの基礎ドリルが勉強になるかも?

とりあえず山場としては、5年生から理社ともに隔週→毎週にペースが上がるので、そこで復習が間に合うかが勝負かな。
とはいえ、間に合わなくても、6年でもう一回全部やるくらいの内容のようだけれど。

内容的に、4分野全て私自身はサポートできないということはないので、あとは分かりやすいように教えられるかどうか、か。