二男くんと夏明け

2025年9月26日金曜日

サピックス 生活

暑さ寒さも

二男くんの後期の模試シーズンが到来。

心揺さぶられるような?
いや、あの、1年半前の2月を思えば、ピクリとも心は動かない。

二男くんが、悲しそうな顔さえしないなら。

ようやく涼しく

どうにかなっちゃうような暑さもようやく収まりを見せてきた。
そのおかげか、二男くんも少し体力が回復気味。

夏期講習のあたりは、夜も10時を回ると集中力も途切れ気味、というか、大分眠そうにして勉強していた。
朝も、イマイチ起きられない。起きても、しゃんとできない。

見ていて歯がゆいくらいに、時間を無駄に使っていく。

ごはんだろうがお風呂だろうがトイレだろうが、勉強している時間以外は全部勉強していない時間なんだよ?

と無情な声掛けを何度していても、改善が見られなかった。

朝の涼しさが出てきたこの一週間くらいになって、ようやく目もしっかり覚めてきた感じ。
でも、やっぱり塾に行っていると疲れちゃうよねぇ。

休みも模試ばっかりだし。

模試

テストや通塾が日能研に比べれば少ないサピックスも、さすがに6年後期になるとスケジュールが過酷になる。
平日2回、土日に授業。

日能研はこれが平日3回だったから日数的には多少はマシでも、帰宅の時間が遅い。

日能研では最寄りの校舎からは大体21時ちょっと過ぎくらいの電車で、21時半には家に着いていた。
それが、ほぼ確定で21時半を回ったあたりに改札で落ち合う感じ。帰りは22時に近い。

たかが30分、ではあるのだが、これだとご飯食べてお風呂入ったら、もう23時前。
ただでさえ、とろんとした状態でもあり…。
寝かせた方がいいんだろうな。

あと、サピックスの模試はこれまで平常の授業時間が置き換わる形だったが、6年後期は祝日でもあるっぽい。
入試を受けるかはともかく、テスト慣れという観点から受験はして欲しい気もするし。

となった結果、彼はこの9月休日がない。
…いや、バテるでしょ。普通に。

これは、学校お休みパターンだな。
長男くんのときもそうだったし、受験のために学校を休ませることに我が家は別に抵抗はない。

どうせ1月なんて全部休むつもりなんだし。なんなら今回、12月中旬くらいからでもいいか?と思っている。

感染症対策と勉強時間の確保の意味合いが強いそちらに比べれば、今回のような秋頃のお休みは単に体調管理の一環だ。
起きられないとか、1~2時間程度ぼーっとしちゃうとかいう状態なら、もう本格的に体調崩す一歩手前だろうしね。

調子

夏頃に崩した算数の調子は、徐々に復調気味。
テストではまだ微妙かもだけど、っていうか、そもそも調子を崩すとかでなくて、実力不足、だけど。

おそらく要因は2つ。

1つ目は、テストの受け方が下手だった。
こちらは改善気味。

長男くんと同じく、時間配分とか、残っている問題の難易度とか、そういうのを考えずに解くのが大分改善された。
というか、さらに原因を考えると、意地になって特定の問題に固執していたんだろうな、きっと。
焦りはするだろうけど、そもそも時間配分っていうのは焦らないためにやるものだし、テスト中に急に解けるようにはならないのだから、その中でベストな答案を作るべき。

始めは満点取るつもりで受けるとしても、最終設問まで解けないならその手前まで、それでもダメなら(1)だけでも。
それも厳しいなら、最悪、問題文だけは誤解なく理解したという状態を目指して。
残された時間で、出来る限りのことをすることだけを考えるように。

一度過去問を解いている最中に泣き出したときに、そんな話をしてからは随分意識が変わった。
本人の意識さえ変われば1ヶ月もあれば改善できるだろうとは思っていたけど、最近ではもう「時間が足りなかった」みたいな甘えは言わなくなったから。

ただ、2つ目の要因の方がまだ問題。
問題文が、読めていない。
どうにも、解法を決めつけながら読んで、条件を見落として失敗する。
しかも、条件を見落としても結構解答が出せそうな難しい解法を使おうとするから(1)から失敗するし時間も使うので、テストではわりと爆死レベル。

「変に難しい解法を使うくらいなら、もう一回問題文を読めばいいのに」とは思うけど、なまじ難しい解法も思いついちゃうから解法を進められてしまうため、とも言える。
私も自分の現役時代の数学でそういう経験もあったし。

でも、この改善は、焦る必要もなく、まだまだこれからかな。
土特や日特(SSだっけ)できっと改善されていくだろう。
解法を理解する演習重視だった夏までから、「問題条件を正しく読み解いていく」という練習は、これからの応用問題の解法でやっていくはず。

そのときに、なるべく、「夏前にやっていたときと同じ問題として読み解けるでしょ」っていう説明が出来れば、多少心にも響いてくれるんじゃないだろうか。
私の解説としても、解法を教えるというよりは問題へのアプローチという面で教えられるといいな。

そして、課題の反対で予想外に出来てきているのは、応用問題。

正しく条件が理解できさえすれば、この前確信したけど立体図形はもう私を超えているだろう。
平面図形もどっこいレベルまで上がって来ている。

これまでの過去問チャレンジの中で、私自身は彼の第一志望校の算数で合格者平均とは±1問くらいなので、小学校の範囲において私の領域にたどり着いてくれればいいというのは1つのバロメータだ。

他の単元は条件を正しく理解出来ないことが多いからまだ正しく測れていないけど、そこをサポートしてあげれば、という感じ。

(1)から爆死のケースがあるから、はっきり言ってテストではあまりいい成績にはならないことが増えてはいるんだろうけど、内容としては着実に成長している、と思っている。

算数は。

他の科目

最近、他の科目はあまり勉強を見れていない。

でも、社会と理科は、そんなに問題もないだろうと思っている。
模試や過去問でも悪い気はしないし。
そういう範囲の広いテストで点が取れているなら、悪い兆候はないかな、って。

問題は、国語だ。
もう夏を過ぎると一緒に文章をしっかり読むような時間があまり取れない。
文章量も多いし。
やるなら算数に時間割きたいし。

なんだか最近、特に授業で、読み間違えちゃったーということが多い気がするのだけれど…。
模試や授業の問題が入試レベルにまで難しくなったりで、一時的なだけなんだといいけど、ちょっと怪しい気もする。

長男くんのとき、国語は正直、最後勝手に伸びたんだよな。
過去問やっていたら、特に教えてもいないけど、安定するくらいに出来るようになっていった。
言動も本人比でしっかりしていったし、年齢によるものもあるのかなと思っていたけど。

これからの模試であんまりにもイマイチだったら、せめて解き直しは一緒にやるか。
ただ、かなり厳しいはずの授業や模試でも、全部埋められるようにはなってきているから、その点での判断のスピードなりはよくなっている、のかな?

毎回の反省点が時間が足りませんでしたーっていうだけで終わる過去問はもったいないからもう少しパワーアップしてからと思っていたけど、10月になったら国語の過去問も増やそうかなー。

生活態度

そんなことを親側は考え、どうにか諸々改善の方向に進められるように勉強させてあげたいと思っているんだけど。

どうにも、二男くんは、行動が遅い。

例えば。

お風呂で10分くらい、ただシャワーに打たれるとか。

22時も過ぎているのに、帰って来てから1時間もご飯食べるとか。
(15分経って半分くらい食べたから、私は先にお風呂で待機したら一向に来なかった)

トイレで、小さい方のはずなのに5分~10分帰ってこなかったりとか。

そして最近、朝6時に起きてから、朝7時まで菓子パン1個食べているときに、私が激怒。

いやね、疲れているというのは分かるんだよ?
でもね、受験生っていうのは、勉強しているかしていないかだけが重要なの。
勉強していないなら、それは休み時間なの。
ただでさえ、通塾という休み時間が長くかかるのに、それでさらに休んでどうする?

お風呂に入ったらまず、頭濡らしながらシャンプーを出せ。
ご飯は量が多いとかアホなこと言ってんじゃねぇよ、食うんだよ、バテるから。
味わってんじゃねぇんだよ、口にモノ詰めた瞬間にお茶で流せばいいんだよ。
とりま、風呂もメシも10分を意識して動け。

トイレはー、…まぁ、今回は勘弁してやるから。サピックスだとトイレ休憩もないし。
10分空いたらコアプラ1科目できるでしょ。
20分空いたら2科目出来て、30分空いたらルーティンが大体終わるでしょ。
そんな時間、ずっとお湯に打たれてたり、もぐもぐしてたりで使ってんじゃねぇよ、マジで。

ということを言い続けるためだけに私も早起きをし始めて2週間、ようやく慣れてきた感がある。

まぁ、単に暑さが抜けて一時期よりは疲れが取れただけかもしれないけど。

徐々に涼しくなっていく気温に、父は冬を感じて焦り始めている気もするものの、改善が見られる生活スピードもうまく回せていけるといい。

あと半年もなく、二男くんの受験も、我が家の中学受験も終わる。