どっちかな
長男くんの前受2戦目は、得点開示・順位発表もあることで定評のある栄東。
ここの学校は、私にはパッと見、ちょっと分からないほど日程の選択肢が多い。
過去問も、中古でだけれど1回間違えて買ってしまった。
しかし、受験、振り返り、合否発表の流れは、2回目ともなればすでに手慣れたもの。
もっとも、今回の付き添いは妻だけれど。
さぁ、どうだったかな?
日程
2024年度は、以下の、8種?
・A日程①(1/10)
・A日程②(1/11)
・帰国生A日程
・東大特待Ⅰ(4教科型) 1/12
・東大特待Ⅰ(算数1教科型) 1/12
・B日程(1/16)
・帰国生B日程
・東大Ⅱ(1/18)
まぁ、帰国生はちょっと特殊だから、条件を満たす人しか関係ない。
しかし、A日程は前半、B日程は後半の意図なのだろうけど、A日程に①や②がある時点で、ちょっと私の理解を超えていく。
そして、東大特待Iが2種類あり、東大特待IIはなく東大IIとなる。
謎が深まってはいくものの、まぁ、我が家は引っ越ししないと通えないし。
過去問の種類さえ間違えなければよさそう。
まぁ、間違えたんだけど。
受験するのは、東大特待Iの4教科型だ。
R4にして、68。
1週前に落ちた西大和と数字上は同格ということか。
しかし困ったことに、2021年あたりに変革があったのか、四谷大塚の過去問サイトでは名前が東大選抜だったりするみたい。
A日程も、過去問本で(東大・難関大)という表記だったりで、どうやら間違っていたという状況。
そして、最後の直前まで把握が漏れていた点。
栄東にはスライド合格というシステムが採用されていて、合格にいくつか基準がある。
A日程①②であれば、
・平均程度で難関大クラス(実態として、通常クラス?)
・平均から+20点程度(300点満点中)で東大クラス(実態として、特進クラス?)
・平均から+40点程度(同上)で東大クラスの一年特待
となる。
つまり、A日程からも「東大特待I(東大クラスのI年間特待?)」とも読めなくもないような合格の仕方をするわけで。
さらに難しくなる。
そしてこれが、東大特待Iだと、
・平均程度で東大クラスの一年特待
・平均から+50点程度(450点満点中)で東大クラスの三年特待
・設けられる年は、さらに上の区分で東大クラスの六年特待
となる。
ちなみに、この辺は学校公表の結果を見れば、表形式なので、わりとすぐ分かる。
なので、私が単に把握していなかっただけだけれど、東大特待Iには、特待なしの東大クラスや難関大クラスへのスライドがない。
え。
勝手にあると思い込んでいて、正直、R4は高くとも、いずれかのクラスでの合格はいただけるのではと思っていたのだけれど。
ないの?
マジ?
じゃ、やべーじゃん?
そんなことに気づいた受験2日前。
もちろん「スライド合格」自体も知らなさそうな長男くんにはダンマリ。
倍率はちょうど2倍くらい。
受験者平均を超えれば合格ってライン。
ちなみに、複数日程で受験しても同じ受験料で受けられる日程があったり(全日程かどうかは忘れた)、A日程を受験しておくとB日程でけっこうな点数加算があったり(B日程で受ける人はみんなやりそうな気がするけど)、他にも色々制度があるみたい。
我が家は、問題がけっこう難しいこと、得点開示があることを重視して選んだけど。
目的によって適した日程の選択、制度の理解が必要だと思う。
受験日
今回の送迎は妻。
前泊か迷ったものの、間に合いそうだということで、当日の移動。
しかし、乗る電車を間違えたらしい。
あまり使わない路線を使ったし、分かりにくいもんねー。
そんな、ちょっとしたハプニングはありつつも、時間通りに問題なく送迎は完了したそう。
A日程だと東大宮の駅から学校まで歩いて30分程度かかるらしいけど、この日程だとそこまで混雑しているわけでもなく。
学校からは、生徒・保護者に対する誘導や案内は非常に丁寧だったそうで、妻が感動していた。
振り返り
今回は、講習期間が終わっていたこともあって、少しだけ体調調整もできた上で受験に臨んだ。
前回の不合格を受けて、今回は合格したいという気持ちを強く持ちつつ、テスト中に気を付けることを再確認しつつ、受験会場に向かったらしい。
結局、国語・社会で多少時間が足りなくなったものの、概ね出来はいつも通り。
算数と理科は本人としてはよく出来たそう。
ただ、日能研が公開していた解答によると、理科は大問1の計算が最初の方で間違えてしまって、けっこう崩れていた。
算数も、問題の取捨選択としては「大問1の(1)から分からないから飛ばして他に時間が使えた」という本人的にはファインプレーがあったものの、まぁ、普通に正解できるところだ。
他にも、正解だと思っていた図形問題で間違えていたりと、さほど良くはないように見えた。
まぁ、算数、難しいんだけどね。
出来としては、国語は問題がなかったから判断つかないけど、合否は半々ってとこじゃないかな。
西大和ほど手ごたえは悪くないけど、合格したと思えるほど良くもなさそう。
どっちかな、これ。
どっちにしても、戒めることには変わらないのだけれど。
合否発表
今度は休日の発表。
本人がまず見たいというので、直前のページまで開いて、PCを明け渡す。
本人が操作はするものの、結局家族でのぞき込むんだけど。
必要情報として、受験番号、誕生日を入れて。
誕生日はー、…平成23年生まれだから、23MMDD形式だね。
タブレットにはある程度慣れているはずだけど、キーボードに慣れていないのか、全角・半角切り替えの設定をいじっているからか、多少まごつく。
そうそう、そんで「送信」ボタンを押せば…。
特にアニメーション等もなく、結果がいきなりドーンと表示される。
少しフォントの大きい箇所で
東大クラス1年間特待合格です
と書かれているのを見つけられた。
お、合格じゃん!
おめでとう。
と聞いて、本人も合格の文字を見つけたのだろう。
喜び始める。
それを横目に私は情報を確認。
得点は、基準点より、わずかに数点だけ上。
算数1問どころか、漢字1問程度でひっくり返るくらい。
あっぶな!
でも、合格は合格。
本人に予定通りの声をかける。
今回、算数でうまく問題を選べたから良い結果につながったのだろう。
時間がないテストだから、解ける問題をドンドン解きに行ったというのが良かった。
いつもみたいに、あと1問、「読まずに終わった」みたいなことになっていたら、落ちていた。
ただ、国語と社会で時間切れになったりと、まだ解き方を改善する余地はあったから、算数で身に着けた方法を他の科目でも使えるといいね。
「え!問題の取捨選択って、他の科目でもやるの!?」
…がっくりー。
当たり前だ、このバ〇野郎。
1点でも多く取りに行けっていう作戦だろーに。
あと、常に全速力で解くっていうのも忘れんじゃないよ。
いくらなんでも、この社会で時間切れって、遅いぞ。
大問1の資料読取をゆっくり解いていて、後ろの知識問取りこぼしてるからな。
次の流れ
親として、今回は他の点も確認。
合格していると、決済画面へのリンクが表示されていて、ミライコンパスのページに飛べる。
西大和のときにはなかったリンクだからねー。
なるほど。
ここで、事前に登録していたパスワードでログインするのか。
しかし、このパスワード、登録していないところもけっこうあったんだけどなー。
そういうところは、また発表の仕方も少し変わるのかも?
で、入学金の支払いは、クレカだと手数料が数千円くらいかかるから、数百円くらいのコンビニ払いの方がお得で、さらにセブンイレブンだと店頭でクレカ払いができるんだったか。
コンビニ払い→セブンイレブン選択後、支払入力を完了しないと表示されないのだろうけど、おそらく支払番号なりが出て来て、それを店頭で申し出ればいいのだろう。
コンビニ決済自体は、ミライコンパスで案内されているけど、コレは出願時の例なんだよなー。
さて、払い込みの流れまでは同じだろうけど、払い終わった後は、どうやって手続き完了が確認できるんだろう?
出願時の確認は受験票の出力だけど、入学手続き時も、「納付完了」みたいに出るのかな?
…まぁ、最悪、学校に聞くか…。
支払手続きまでやったつもりになっていて、上手く出来ていなかったからアウト、とか嫌すぎる。
っていうか、息子に申し訳がたたん。
残る1月受験
今回の合格で、1勝1敗。
想定よりは良かった。
1月は、もう1回受験する予定。
今回よりもR4的には下がって多少は余裕がある。
当初から、千葉入試は不合格でなく合格を経験してもらおうと思っていたからこその予定だけれど、そこは小学生、ましてや、あの長男くん。
余裕があったところで、その場で上手く解けなければ落ちるだろう。
過去問は1回しかやらないつもりでいるし。
事前に私は問題を確認して、そこまで独自色は強くなさそうだ、と思っているけど、さてどうかな?
私の練習として、合否後、合格にしても、不合格にしても、ちょっとこれまでより声掛けが難しそう。
落ちていた場合にはどの程度ショックを受けるか分からないけど、まず、10日あまりで持ち直してもらわないといけない。
そして改めて、少し成績的には余裕があった学校で不合格になった理由を自覚してもらう必要がある。
合格していた場合、再現答案をこれまでよりしっかり見て、解けていたはずで間違えていた問題が多ければむしろ要注意だ。
「成績的には少し余裕がある学校」で合格を貰えないと、全落ちの可能性が高くなってしまう。
そのあたりの引き締めをしないといけない。
よく出来たときも、気が抜けない程度に引き締めさせるのは同じか。
モチベーションを上げる感じに声掛けしながら引き締めさせる、と。
難しいなぁ。
それにしても、千葉受験が終わると、いよいよ2月の東京・神奈川受験かー。
あと2週間程度、体調不良にならないように気を付けてあげながら、無事に完走を、できればいい成果を手にさせてあげたいなぁ。
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