試したい
「悩んだら飛ばす」以上のやり方を求め、アップデートした昨日。
その名も「始めは偵察」大作戦。
「ホントは、悩んでも飛ばしたくない」とか、ハチミツを煮詰めたような甘いことを宣う長男くんのために、いつもの口から出まかせでその気にさせてみた。
さっそく、試してみたいらしい。
その意気や良し。
まだまだ過去問はたくさんある。
さぁやってみるがいい!
練習問題なら出来る
まぁ、焦らないで、まずは、練習問題でから。
入試の大問チックな問題を、入試っぽく5、6個くらいの分野から選んで、即席のテスト風味。
それを50分くらいでまとめてチャレンジ。
んー、問題数から言って、捨て問は4,5問かな。
というと、まぁまぁ、しっかり解けている感じ。
ふむ、順番もいいし、1問1問に取り組む速さもいい。全速力の速さだ。
うん、よく出来ているね。
こういう風な練習問題だと、なぜかいつもよく出来ているんだけど。
…これが、テストで出来れば、それで十分なのにねぇ。
過去問でチャレンジ
では、ということで、今度は本当の過去問4教科でチャレンジ。
算数だけでも良かったんだけど、時間もあったし、いっそ国語からという本番と同じ流れの中で、算数をしっかり解けるかがカギ。
もっとも、これまでの過去問演習は、自分で思い出して欲しかったから直前に声掛けもしなかったんだけど、今回の演習は目的が「『始めは偵察』の練習」だからなぁ。
算数の前には声掛けするか。
まぁ、そんなすぐに出来るようにはならないだろうけど。
自分にとっての難易度順に解いていくなんていうのはそんなに難しいことでもないし、チャレンジ校の方は手が出ない問題が多いせいか、時間も余っているし。
前からそんなだったんだから、大して変わらないんじゃないかなー。
うまくいった?
ということでやらせていると、目標点まで83%。
まぁ、悪くはないけど、そんな簡単には上がらな…、って、アレ?
なんか、いつもより埋まってんね。
空いているのは私でも捨て問にするところか。
…あー、この派手めに間違えているところは、場合の数か。
場合分けの取りこぼしだな。
ということは、ここらがもし取れていたら、お、合格者平均ちょうどか。
ん-、うん。
よく出来てんじゃない?少なくとも問題の選択は。
ちょっと安心かな?
いやいや、まだ1回だし、ということで、過去問連発。
さてさて、今度はどうかな?と、また声掛けをしてから、今度は問題を眺めつつ隣で見てると、しっかり飛ばしながら〇△×と難易度をマーキングしているようだ。
うん、難易度の判断もそんなもんだろ。
実際のところ、〇や△は多少どっちでも良くて、要は×が×だと判断できて取り組まなければそれでいい。
全部の問題を確認した後にも、さすがにそこまでやればトチらないのか、しっかり〇から解いているな。
お?しっかり解けてんじゃん。
今度は得点も、…うん、目標点まで95%。
超えられなかったのは少し残念だけれど、目安として設定している程度だから、これなら合格と言ってもいいだろう。
得点も見た後に、本人にヒアリング。
どう?この方法は?
「前より気軽に飛ばせる。簡単な問題から解いているって思えて、『解く問題間違えているんじゃないか?他に簡単なのあるかも?』っていう焦りはなくなった気がする。落ち着いて解ける」
うん、いいんじゃないか?
結局、点を集めるようになるべく簡単な問題から解けているなら、それで間違いはないよ。
「本気で解きにいく2回目のときは、問題文読みなおしているときにけっこう閃いたりもするから、一通り試すくらいで見ておくってのは思ったよりいいかも」
おー、そうだな。
そういうこともあるだろう。
読み直しの効果もあるし、2回目はもう雑魚を片付けた後だから、解き始めたばかりの緊張もほぐれているだろうしな。
「うん、そうかもね。ちょっと、毎回コレで解いてみるわ」
あぁ、自分で良いと思う方法で解くなら、身に着くのも守るのも早いだろう。
何か気づきがあれば、また改良すればいいしね。
とりあえず、ようやく少し光明は見えたのか…?
本人が納得さえすれば、あとは勝手に徹底していくだろうし。
あとは、方法が徹底できたとして、毎回毎回しっかり思い出してくれればいいんだけど。
うーん、5回くらいは面倒みるということで、あと3回くらいは、算数の入試問題解く前に、プリントした紙を読んでからやれって言うか。
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