なにも残っていなかった
直前に勉強していて既に算数が危うかった今回。
解答を見てみると、他にもいろいろと厳しい。
特に、国語が…。
せっかく解き方を教えて、丸2ヶ月くらい練習したのに、今になって何も残っていなかったということが分かってしまった…。
総合:409点
平均は385.6、評価は共/応で8/7。
平均がかなり高い。
300点行かないことがざらになっている6年生と比較すると、同じ配点でもこんな時期もあったんだねぇという感慨にふけってしまう。
でも今回、得点なんてどうでもいい。
国語:130点
平均は122.8、評価は共/応で8/7。
今回は簡単。
でも応用の後半が真っ白け。
初見の文章、とはいえ、解き方が…。
聞くと、どうも、応用の前半の記述までで15分使い切ったらしい。
なにゆえ?
せっかく応用の文章に15分は残せたそうなのに。
教えた解き方は、以下のとおり。
1.設問を先に読む
2.何を聞かれているか判断する
3.文章のどの辺か、傍線部の(1)前か、(2)後か、(3)どちらもあり得るか考える
4.文章を読んでいって、3で思ったところになかったら、飛ばす
5.大事なことなのでもう一度。3で思ったところになかったら、飛ばす
6.何を答えるか見つかったら、選択肢か記述か抜き出しかで、それぞれの解法に移る。
そこで、何があったか聞いてみたところ。
どーして!
3を!
忘れてる!
飛ばす条件を入れておかなかったら、ずっと考えちゃうじゃないか!!
すぐ答えがでないときに、その問題を飛ばす基準が3なのに!
国語は時間を使いたければずっと文章を見てしまう。
だからこそ、文章の探す範囲を限定して解いていって、とにかく最後の設問まで到達しないと、途中で時間切れになっちゃうって、説明したでしょう!
あれだけ夏休みから9月にかけてやったのに~。
軽めの問題集2冊分、設問のパターンを10個くらいに分類して、その分類表を見ながら答えの在処を一緒に見ていたのに~。
あの苦労は全部無駄だったんだ~。
算数:99点
平均は98.0、評価は共/応で7/7。
出発前から立式と計算できてないから、無理なヤツは無理。
ただでさえ、検算を義務付けているから、時間が足りないし。
と言うわけで、今回は家で解き直せるなら、まぁ、いいさ。
実際に□を使っていけば、□の計算にもいずれ慣れるだろう。
もう怒った後だから、振り返りは軽め。
社会:80点
平均は78.9、評価は共/応で7/6。
後半時間切れになったらしい。白い。
まぁちょっと変化球だからしょうがないけどもさ。
そろそろ5年生だしね。
こーんな、頭っから選択肢が全然見当たらないようなテストで、なーにゆっくり解いてやがりますか。
だーから普段から「急いで解け、2回目以降は1秒で答えろ」って言ってんのに。
あと、字をキレイに書くのはいいけど、テストの時だけ書いていたら、そりゃ時間もなくなるよ。
力入れすぎ。
そうやってね、全体的に普段からテストを意識した勉強をしていかないといけないのですよ。
そろそろ5年生、勉強の量が増え、難易度が増し、大変になっていくタイミングの一回目。
どうせ勉強をするのであれば、努力した分だけの成果が出るようにやるように、気持ちも変えていこうね。
パパが言っているから(仕方なしに)、とりあえず栄冠を(ダラダラ)こなしていく、じゃあなくてさ。
括弧の中は本人には言ってないけど。
まぁ、4年生は、こういう、勉強して2週間に一度の確認テスト、という毎日に慣れるのが第一だったけどもね。
理科:100点
平均は84.9、評価は共/応で10/10。
ほとんど栄冠のまんま。特に言うこともない。
まとめ
社会は「今回は経験かな」という程度でも、ちょっと国語が衝撃的すぎた。
2ヶ月もほぼ毎日やれば反復も十分だったと思ったけど、ダメだったらしい。
けれど、まだまだ4年生、か。
伴走する側が先にめげてはいけない。
そんな態度は、中受の『こちら側』、あるいはパパ塾の開催者には、そぐわない。
相手は所詮子ども。
向こうが諦めるまでは、何度でも何度でも何度でも、教えてやろうじゃないか。
しかし、まったく頭に残っていなかったか。
それじゃ、この前と同じ方法というのも芸がないな。
前回は解き方をノートに取らせて、そこにパターンを書き込ませていったけれど。
それは、解き方よりもむしろパターンの方を覚えさせたかったから。
それで、確かにパターンは覚えたのだ。
この問題は指示語の問題、とか、この問題は理由を聞かれている問題、とか。
残念だったのは、「だから文章のここに答えがあるはず」というところを忘れてしまったというわけで。
今度はもう、「どんなパターンか」まで考えるのは出来ているようだから、少し遊び心を取り入れつつ、一番重要な「文章のどこを探せばいいのか」を考えるように仕向けるか。
…フローチャットをすごろくに見立てて、トントントンと進んでいくと、「ココを見ろ!」的な、ウォークラリーっぽい絵でも書いてみるか。
ククク、面白くなってきやがった…!
さぁ、もう一度、チャレンジしていこう。
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