最後の解き方
過去問対策が始まってからこっち。
なんだか日能研でやたら方略という言葉を目にするようになった。
何…?
方略って…?
方略
まーた日能研ポエムがやってきやがったぜ。
「方略」
新しい季語みたいなもんか。
こりゃあテスト出るな。
という冗談はさておき。
いや、意味は知っているけどね?
方針とか、作戦とか、戦争での計略とか、そういった感じの意味だよね?
でも、あまり、使わないよね?
そもそもの話、なぜ「このチョイスなのか?」というところから小一時間ばかし話を伺いたい。
方針じゃダメだったのか、と。
お前、「方略」言いたいだけちゃうんか、と。
そんなこともあってか?
長男くんは「方略を書く」とかいう振り返りにばっちし苦戦している。
え、そんなところに時間使わなくてもいいんですけど。
ほら、パパが適当に案を出したるよ。
さすがに夏期講習のときのように時間があるわけでもないからな。
泉のようにとめどなくあふれ出るパパの出まかせに恐れおののくがいいよ。
「あ、ちょっと待って。1個前のがいい」
残念でした~。
覚えているわけないだろう、そんなもの。
代わりに3個くらい出してやるから、どれかにしなさいな。
問題文を読め
もう延べ科目では30個くらいはやったのだろうか。
そして、おそらく振り返り時に7割はいっているセリフ。
「問題文をしっかり読みなさい」
まぁ、ただでさえ日能研のテストであってもそうなのだから、そうなるだろうと思っていたし。
日能研でずっと過ごしてきたのだから、表現が変われば慣れるのには時間もかかるだろう。
そして、次点。
「解ける問題から解きなさい」
時間がないわけでもないのに、まだ十分に問題文を読んでいない問題だったり、難しい問題の方で悩んで簡単な方を落としたりするんだよね。
そんな彼に私が送る、最後の解き方。
この解き方は私も過去数えるほどしかしたことがないし、正直私には合っていない。
本番でやるのはあまりお勧めはしないけれど、今の彼には練習としていいかもしれない。
まぁ、理系の方のテストでは、そんなに奇をてらったものでもないし、珍しくもない方法。
それは、「問題文だけ先に全部読む」。
理系科目は問題文がさほど長くないものが多いから、そのうちで解けそうなものから解いていく方法。
あー、でも、時折国語ではやることもあるか。
最後に、「文章全体をまとめて」だとか、「文章の順番に正誤を判断しろ」系の問題だとかは、そういう問題があるかないかだけは知っておいた方がいいから。
この方法だと、解けそうなものからやっていくので、基本的には「簡単だと思えた問題をやらなかった」ということがない。
問題文さえ読めれば。
得点が最も効率的に取れるであろうことを知っていてなお、私があまりこのやり方をやらないのは、早く解きたくて心が逸ってしまうわりに、ここまで対策が必要な難しいテストは
あまりなかったから。
ここまでしなくても、大体はフツーに、時間内に取り組めるしね。
そこまで時間配分にミスるということもなかったし、順番変えなきゃいけないほど切羽詰まるテスト、おまけにそれくらい「取れるかもしれない点」にこだわるほど重要だったものは大受くらいだ。
問題文だけ読め
といっても、いきなりやっても出来るわけもない。
やる時間も足りない。
ということで、その変形版で練習。
まずは、適当な学校の過去問をチョイスしてっと。
問題文だけを読んで、難易度を予想しろ。
いいか、解くなよ?
解いちゃ、ダメだぞ?
あくまで、問題文を読んで、難易度を予想、解き方が思いつくやつ、考えたら分かりそうなやつ、考えられそうなやつ、お手上げ、だけを判断するんだぞ。
その中で、考えても無理そうなヤツが規定数以下だったら、おめでと~だ。
あとはやることやったら合格への一歩ってことだからな。
…ということで見てみると、大体10分。
んー、ちょっと時間がかかり過ぎか?
実際、若干解き方考えてたみたいだからかな。
でも、先に全部問題文読んだだけで、個別に読んでもあまり変化はないはず。
それに、この解き方なら、おそらく問題文を2回は読む。
「よく」読むかはともかく、1回よりかは2回の方がマシにもなるだろうし、全体を見てからならば解きやすい問題から解くくらいの知恵は働くだろう。
…働く、よね?
少なくとも、終わってから、「これは解けたよね~」と言っていても、なぜかちいとも改善しないので、始める前に「これから解けばいいのかな~」という練習をちょっとやってみようと思う。
そろそろ、振り返り時のお小言ツートップの内容が変わってくれるとうれしいのだけれど。
もう1ヶ月もやっているんだから。
…いや、日能研入ってテストばっかり3年近く受けても今のレベルなんだから、もっと抜本的に考えにゃならんのかな?
またちょっとやらせてみてから考えるか。
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