長男くんと二男くんの一次関数

2023年10月24日火曜日

算数 復習

なめんな

4年生は今の時期、比例をやる。
まぁ、たいしたこともない。

ちょっとした正比例、その表とグラフくらいだ。
あと、少しの反比例。

授業でやるのは、な。

栄冠になぜか紛れ込んでいる、切片がついた一次関数と、傾きがマイナスの一次関数は、ミスプリってことでいいですか?

2年前の記憶

2年前も似たような感想を抱いた気がする。
たしかに、「ともなって変わる2つの数」、つまり関数と、比例のグラフは学ぶのだから、そこからの類推から一次関数にたどり着くというのは不可能ではないかもしれない。

でもそれは、割り算を習ったなら微分は理解できるよね、台形の面積の公式を習ったなら積分余裕だよね、くらいの飛躍を感じる。
メリオダスもご立腹だ。

一応、y=ax+bタイプの教え方をしてみたものの、さっぱり分からなかったようだ。
まぁ、仕方ない。

可能な限り文字を減らして説明するとして、まずは横軸が0のところに着目する。
そのときのBに対して、横軸が1動いたときのaxを足すか引くか考える。
Bが増えるなら足し算、減るなら引き算、だ。

そして、こうやって(一次関数の)式が求められると、「片方が分かるともう片方が分かる」という状況になる。
まぁ、この原点を通らないズは忘れちゃったらしょうがないけど、他のヤツでの解法は覚えておこうね。

奴らは、今週は忘れてしまっても冬もやるしな。
長男くん、むしろ冬の時の方が大変だったけかなぁ。

何故かって?
本科のときは全然出来なくて諦めたからね。

そうしたら、冬でもまた出て来てさ。
そのときは、少しは理解できるようになっていたんだけど、飛ばすほどではなくなってしまって、かえって辛かった。

2年後の彼

でも、結局一次関数なんてわからなくても大して問題なかったなぁ、この2年。
2直線の交点求めて~とか中学生っぽい問題はあまりなかった。

塾から帰ってきた彼に、今日やった二男くんの問題が異常でなぁ、と話を振ると、まぁ見たがる。
それはそうだろうなぁ。
気になっちゃうよね、ごめん。

あんま類題やってないから、解けないかな~、ちょっち間違えるかな~と思ってみていると、危なげもなく即答だった。
まぁ、たしかに4年生の栄冠くらい、瞬殺でおかしくはないのだけれど。
成長したもんだなぁ、マジで。

最近算数は難問しか解いてなくて、ちょっとどうなん?というような正答率なのもあったのだけれど。
コレを見て思い立ち、混ざっていた基本問題をやらせてみたら、まぁそれはそれは素晴らしい速度で解いていた。
この速度に安定感、練り上げられている、と思わず口にしたくらい。

しっかり出来るようになっていってはいるのか。

…今更難しすぎる問題にチャレンジする必要はあまり感じていなかったけど、解説だけでもいいから触れさせていけば、それよりレベルの低い問題での安定感は増すかもしれないな。

入試と同レベルの問題をやらせて着実に解けるようにする練習をさせるのと、あえて、もうちょっと難しい問題をやらせて、解けなくてもレベルアップを図るのとどちらがいいのだろう?

…「もうちょっと」の見極めがムズかしいけど、結局はテキストの載っているような日能研の先生が選んでくれた良問をやっていった方がいいのかな?

ところで

ぶっちゃけた話、一次関数をここまであっさり解くとなると、中学に入ってからの算数って何やるんだ?
公立中出身の私にはさっぱりだ。

カリキュラムだとか、時間割だとかは聞くけど、肝心の授業内容までは分からないし。

算数から数学は、趣が違うとはいえけっこう類題になっているところもあるしなぁ。
それでも、文字を使って抽象化を図るから、やっぱり新しく習うことの方が多そうだけど。

理社なんて、中学で習うこと、もうほとんど習ってない?
指導要領が30年前とは違うのかな?
それとも、実験メインみたいにやっていくのかな?
まぁ、小学生の範囲外だった、世界の地理とか、イオンだとか化学反応式、エネルギーっていうのは新登場になるのか。

受験まであと100日ということは、首尾よくいけば半年後には彼はもう中学生なわけで、その一ヶ月後には中間試験でも受けている頃合いだろう。
実際にどんな教育を受けていくのか、という点も、けっこう興味深いな。