二男くん小4 全モ4 成績

2023年9月6日水曜日

成績 全国公開模試

右肩下がりの成績

テストから始まった日能研の小4後期。
自己採点では、あまり良くない結果。

もっともそんなことを言ったところで、まだ習っていない単元も多ければ、使えるテクニックも少ない。
何を振り返るか、が大切だろう。

総合

340点。平均は293.3点で偏差値は55.8。

徐々に下がっていく成績と偏差値。
が、6年生の結果を見た後なら、なんとも思わない。

総合平均が40点近く高くなっているテストの数字なんてどうでもいい。
どうせR4だのの参考になんてならない。

それよりも、なるほど。

夏期明けで予想通りの形式のテストと、その結果とで、もうこれはビンゴだな。
他の要因もあるかもしれないけれど、彼は、問題文を読むのに難がありすぎるわけだ。

それを直すことが彼の3年間の目標となるかもしれない。

国語

72点。平均74.6点、偏差値48.9。

著しく落ち、平均を割った。

小4の後期1回目の問題文は、どうやら超長文が出るらしい。
夏期講習の特別講座の一つで、「長文にチャレンジ」だかをやるからかな?
これを40分では、無理だろ、という分量。

当然のように時間切れになったらしい。

そうして空っぽの記述。
あのー、これ、31点あるんですケド…。

あとは、語彙でも18点ほど失点。
漢字も10点ほどミスっているけれど、「計算と漢字」にもない字は、勉強のやりようがない。
しょうがない、SAPIXの漢字をもう併用するか。
どうせ朝活も余裕がある。

それでも、読み終えた範囲の選択問題などはそれなりに解けているようだ。
ということは、読解に関しての成長は見られるわけだな。

算数

102点。平均85.3点、偏差値55.8。

こちらは別の理由。
見直しをしようね、と練習してきた夏だが、式を書かない方陣算でコロっと2問ミス。
さらにもう一問、筆算のミス。

残りは正答率1桁の問題で、ゲームセット。

まだまだ見直しの気持ちが足りないな。

社会

78点。平均65.1点、偏差値56.1。

「分からなかったら飛ばそうね」とは確認していたのだけれど、2番目に正答率の低い問題で、問題文の意味が分からず考え込んだらしい。

問題文も分からないようなら、大人しく飛ばせばいいのに…。
ということで、最後の5問が空白。

時間配分か、というと、それ以前だろうな。
こんなものは配分ではなくて、「分からなければ飛ばす」だけ。

理科

理科:88点。平均65.5点、偏差値60.9。

いつもの比の問題以外はパーフェクト。
比の問題は、ラストはともかく、途中の問題で、何が比例の関係なのかがよく分からなかったらしい。

そういう出題は珍しいかな。
ついてなかったね。

まとめ

通塾開始以来、総合偏差値を60切らなかった中で、今回は5くらい下がった。

偏差値の値自体はどうでもいいけど、問題は方向。
右肩下がり。

ここまで成績が落ちれば、そりゃあ席順もガクッと落ちたらしい。

そこで問おう、二男くんや。

いい成績を取りたいか?

それは、それなりに大変な道。ストレスもたまるだろう。
それよりも、正直なところ、今くらいのペースで勉強して、遊ぶ時間もあって、という方がいいか?

と聞いてみると、一応はいい成績を取りたいらしい。

だとすると、キミの場合は勉強を頑張っても厳しいね。

キミは、勉強は出来るから。
多分、4年後期の内容も、半分以上の単元はけっこう楽に理解できちゃうと思うよ。

だからこそか、点の取り方が下手。
なまじ出来るから、「絶対に間違えない」という気持ちがまだ足りない。

あとは、文章を読むのが下手。
飛ばし読みしているよ、自分が思っているより。
だから、あまり複雑でない問題は解けるけど、問題文が長くなったり複雑になると、問題自体が理解できない。

あとは、記述の書き方もあるんだけど、それは5年からでも平気。

とりあえず、その2点、見直しと文章をしっかり読むようにできれば、多分このテストもあと50点くらいは楽に取れる。

でも、これらは、パパには教えられない。
やり方は教えてあげられるけど、最終的にお前自身がやる気にならないとテストで実践できないからね。
実践できなくてもテストには取り組めちゃうから。

イヤだよねぇ、見直し。
文章だってしっかり読むと疲れるからとっとと終わらせたいよねぇ。

パパもすごく気持ちは分かる。
イヤだったしな。
けど、そこをぐっとこらえないと点は取れない。

さぁ、どうかな?
頑張ってみる?
そうしたら、最低で50点は取れるし、ちょっと上手くいけば80点くらい上がるさ。

わりと席順下がったのがショックだったのか、素直に頷く長男くん。

よし、じゃあ、ちょっとやってみっか。