長男くん小6 合育テ1 成績

2023年9月18日月曜日

育成テスト 成績

難しめ

さっそく試験結果が出た。
6年生になるとますますこのスピード感がありがたい。

4年生くらいだと、なんならちょっと忙しい日曜日などはテスト振り返りを遅らせることもあったけれど、6年生の分量だと、その間にテスト問題を忘れてしまうだろう。

これまでの4年生・5年生の間も、実は裏ではこうだったんだろうなと思うと、すごいことが実践されているものだと思う。

そんな採点体制のことは一旦置いて、さて、はじめての合格力育成テストはどうだったのだろう?
名前が学習力から合格力に変わったのだから、それ相応に変化したのかな?

ちなみに、難関での受験。

総合

380点。最難関基準で360。平均は320.3。

平均は下がったとはいっても、この前の合格力実践ほどではない。
一応、こちらの方は、50%分くらいは直近でやった範囲が出題されるはずだったから、こんなものだろうか。

そして、結果の発表形式として、評価は出ず、順位だけだった。
まぁ、これはあまり影響しないかな。
問題内容から考えると、大体復習しておいた方がいいようなレベルだ。

国語

102点。最難関基準で102。平均は105.2。

最難関基準でも得点が変わらなかった。
相変わらず使い方が分からない。
記述の多い国語こそ、振れ幅が大きくなるのでは?と思ったのだけれど。

今回の単元は半分が、詩や短歌。
正直、そんなに難しい感じはしないのだけれど、長男くんもよくできていた。
けっこう記述の採点が厳しいなぁとは思ったけど。

まぁ、平均割ったとはいえ、難関受験層ということを考えると、偏差も小さいのではという気がするし、あまり気にすることではないかな。

算数

106点。最難関基準で96。平均は68.8。

間違えているところはしっかり復習させる必要があるようなレベル。

ていうか、うーん。
受験者層を考えても、正答率が低い気がする。

正直、思ったより428にあったパターン問題や直近のテキストから出ている。
ある大問なんて、難しい問題だと思ったとはいえ、数字もまんまテキストだし。

これまでのテストの感じからすると、もう少し難しい問題が出るか、この難易度ならもう少し平均高いかな?とも思ったのだけれど。
やっぱり、範囲が消えると、その点だけで難しくなるのだろうか?

まぁ、平均や正答率に対してはともかく、長男くんはわりといつも通り。
でも、それなりにずっこけるようなミスもあり、そもそも誤解や理解できていないようだから、そこはしっかりと説明してみた。

が、どうにも、手ごたえが薄い。
たしかに分かることだとは思うけど…。

「なんとなく理解できた」からOKで終わりにするなよ?
あと4ヶ月、同じミスは、もう二度としないつもりで振り返れよ?

少しは真剣みが増したようだったけれど、効果はどうかな。

社会

社会:92点。最難関基準で88。平均は81.6。

漢字間違いが1つ。それはいいとして。
範囲が広いだけで、大して問題は難しくないな。

他には選択肢の混同が1つ、福島の名産を覚えてなかったのが1つくらいが復習の内容。

理科

理科:80点。最難関基準で74。平均は66.1。

社会に比べれば範囲がさらに広いからか多少は難しく感じるけれど、その単元でなら学び直し1レベルだろう。

純粋に知らなかったという問題もあったようだけれど、落としてはいけないような知識を落としてもいた。

あとは、計算問題が出来ていない。
答えが出せないというよりは、途中経過が全く。
そろそろしっかり練習しようか、ということで、まず私が途中式を書いてあげる。

これが、お手本だ。
導出するもの、その根拠、途中式をしっかり書く、というだけ。

それを見れば気づいただろうけど、こんなもの、簡単な算数レベルでしかない。
今回の算数の方がよっぽど難しいのだから、算数の途中式のつもりで書けよ?
理科は、現実に即した数字を使うのもあって計算や結果がキレイにならないことが多いから、書かないと見直せないぞ。

まぁ、単純なことではあるのだけれどそんな話をして、もう一回お手本を見ながら解かせてフィニッシュ。
少しは計算をしっかり書くようになるといいのだけれど。

まとめ

こちらは合実テに比べて、思ったより難しい気はしなかった。
とはいえ、これまでの育成テストや、講習テストなどに比べるとさすがに難関向けだとは思ったけど。

…あえて、合格力育成テスト(合育テ)と合格力実践テスト(合実テ)とで、テストを分ける意味とは?と思うと、おそらく日能研的には志望校の判断に使うのだろう。
まぁ、浮彫になったというだけで、あまり私の評価とも変わらない。

長男くんは、触れたことのある問題については、あまり問題ない。
自分のモノに出来ていると思う。
それが、難しい問題であっても、ある程度は。

実際、今回の算数では、正答率30%台でも、わりと正解が多い。
これは、母数の数の変化を考えると、普段の全モだとかだと信じられない数字だ。

ちなみに、受験者数がざっくり4倍になりそれでも正解者数が仮に変わらないとしたら、正答率はそのまま1/4になるはず。
実際、正解者数が変わらないことはないとはいえ、まぁ、正答率は1/4~1/3程度のはず。

普段、正答率が5~20%の問題を彼がここまで正解できる、とは考えにくい。

ということから考えると、やはり、彼は、やったことのある問題には強い、のだろう。
逆に言えば、自分で初見の問題に対応する力はまだ弱い、というわけだ。

算数以外では、それが特に顕著なのが、今のところ社会。
図表を読み取って、今まで習った知識と組み合わせて、何が問われているか=何を解く必要があるかを考えながら解く、という実践側が非常に弱い。

一方で、今回のように、習ったことのある知識を問う問題では社会でも非常に強い。
ちなみに、今回も地図の読解は、なんてことのない問題だと思ったけど彼は間違えていた。

そういった2つの特性の違いが明確なテストの結果から、強みのある方の学校を日能研側では見ているのではないだろうか。

幸いなことに、そんなに私の感覚とも外れていない。
テストの結果、順位だけから見れば、前回の合実テと今回の合育テでは倍近い開きがあった。
下手なんだろうなぁ、実践力。

一応は、考え方を教えてはいるものの、応用が効かせられるようになるには、まだ時間が必要な感じ。
というか、年齢的なレベルで、今はキツイ気もする。

そんなことも考えつつ、対応としては彼の場合、基本的に間違えた問題は合育テも合実テも復習かな。
1回で判断するのは危険かもだけど。

合育テは、コレくらいの知識と運用は出来て欲しい感じ。
でも算数は一部捨てるかも。

合実テは、経験を積ませる意味で、間違えた問題も、正答につながる考え方は教えたい。
同じ考え方は日能研では出題されないかもだけど、入試では出るかもしれないし。

とりあえず、そんな感じに進めよう。

さて、それで、来週は、合実テだったっけ?
多分、合育テの連続とかそういう予定になるときはないよね?
なんというか、テストの種類が増えて一番ヤバいのは、「次は何のテストだっけ?」ということな気がするな。

流れるように日々が過ぎ去っていってしまう。