二男くんの夏期講習

2023年8月17日木曜日

特別講習 日能研

グロッキー

もう少し後かと思っていたら、二男くんの夏期講習が幕を開けた。

そりゃそうか。
もう8月も下旬に差し掛かるというところだ。

4年生だとまだ前後半に分かれられるくらいに日数は短いとはいえ、1日4コマは辛かろう。
がんばれー。

日能研の4年生

スタンダードなカリキュラムだと3年生の2月からとなるのだけれど、正直ここらへんの予定はかなり楽。
算数こそ週2コマだけれど、国語1コマ、理社は隔週で1コマの週4コマ。
1コマ1時間10分なので、1日分だと2コマで2時間20分。

授業だけならそこそこ楽しそうに受けてくる。
テストがあるから復習は必要とはいえ、栄冠も3周、4周と回す余裕もある。

しかし、春期講習に比べると、夏期講習はちょっと重めかな。
春期講習は2コマが4日+テストで終わっていたはずだけれど、夏期講習は4コマになる。
1日4コマとなると、授業で4時間40分、休憩時間も入れると5時間超。

長男くんはあまり嫌がらなかった覚えがあるけれど、普通に考えるとしんどいはずだ。
学校よりかは、難しいことを速くやるのだし。

でも、よく出来たカリキュラムだなぁと思う。

4年生の夏期講習は1日4コマの経験を積ませる感じ。
正直問題はあまり難しくないかな。
算数は本科のわたえらほどでもない。
むしろ理社の方が演習が少なかった分だけ、ちょっと難しいかな?
どの科目も、ほとんど授業で消化してこれる程度の量。

長男くんは下弦側で受講していたから、さらに問題がもう少し簡単で、大体学び直し1と3の間ぐらいだったはず。

次の冬期講習は、日にちは短いものの、問題がけっこう難しかったはず。
まずは夏期講習で1日4コマに慣れたら、勉強も本腰入っていくという感じ。
もしかしたら5年の春期と混同しているかもしれないけど。

ただまぁ、4年の冬期も5年の春期も似たような位置づけで、普段よりもちょっと大変だけれど普通にやっていればこなせる程度だったと思う。

その後、5年の夏期から鬼の片鱗が見え隠れし始めて、閻魔の6年へとつながる、と。

何が増えるって、量が増えるんだよね。
家庭学習の量が。

6年生だと、40日くらいしかないはずなのに、テキスト900ページ近くあるわけだし。

でも、我が家的には、6年の今の夏よりも、5年の時の方が大変そうだった気がする。
やってもやっても終わらない、解けない無間地獄。

だから、まずは二男くんもその5年の夏期をうまく乗り越えられるようにというのを目標にしている。

5年の夏へ1

5年の夏の何がキツかったって、まずは4コマ受けてくるから時間が取られてしまっていた点。
授業を受けてくると、少し疲れてしまっていたし。

にもかかわらず、家庭学習での復習の量は授業でやる分の2倍くらいある。
だから、速く解かないと終わらない。

その速く解くことに対して、すでに二男くんもマイナスな兆候が見られ始めている。

なぜ、お前も長男くんと同じく、解いた後に5~10秒程度フリーズするんだ…。
見直しなのか、武道で言う残心か何かなのか。

まぁ彼の場合は、まだ何かを見直していそうな気配はある。
しかし、遅い。遅すぎる。

ということでまず1つ目のファクターは、見直しの練習。

速く解けと言ったって、見直しもしないで解くというのは結局テストで点を取ることに繋がらない。
まずは見直しが自分なりに出来ること、そしてそのスピードを速めていくこと。
その過程で見直しの内容も深くなるだろうけど。
とりあえずチェックポイントである、設問を読み直して答えるものは合っているか、根拠は合っているか、程度の確認で十分。

具体的な練習方法として、常に見直しを意識して解かせる練習を始めた。
なので、目安は算理社で大問1個3分。
時間制限つけないと、見直しを急ぐクセが出来ないだろうから。

後期になってもう少し問題数が増えたら、大問2個で6分など、複数個に変えるつもり。
そうすれば、合計時間は変わらないけど、時間配分の練習にもなる。

1年がかりで、定着するかな?

その2

「見直しを出来るようにして解いた後にテキパキする」のと並行で鍛えないといけないのは、その反対、解く前だ。

問題を読む・解けるくらいに理解する までが遅いと、特に5年の夏の理社が辛い。
夏期講習は栄冠とは違う雰囲気の、模試みたいな演習問題。

だからこそ、国語が最低限出来ていないとキツイ。

どうやら二男くんは、相当に文章を読み落とすクセがあるようなので、今は音読の真っ最中。

まずは飛ばさないで、声に出して読む。
ぶっちゃけた話、これ自体が結構ヤバいくらいできてない。
普通に読むだけなんだけど、句読点の休憩とか、しないんだよね。
区切れ、って小1や小2で習わなかったんかな?

簡単なことのようで、点は1拍、丸は2拍休まないと、文によっては正しい意味にならない。
特に丸の2拍休みなんて、この間に「その文の意味を理解する」っていうことをするタイミングだろうに。
まぁ、ちょっと注意して一緒に読んだら治ってきたけど。

それと並行して、声に出さないで読む練習。

矛盾しているようだけど、テストのときは声に出せないからね。
そのときに、声に出す以上のスピードを出しすぎると、結局読み落とす。

感覚的で教えにくいけど私的には、黙読よりスピードが落ちるように、頭の中で音読する感じ。

そんな練習は、同じ文章だと飽きちゃうから、1日に2個文章を読ませるのを夏の間繰り返していた。
ちょっと教材準備が大変なんだけど。
少しでも効果があるといいなー。

でも焦らずに

ということで、「速く解けるようになる」ために、「解いた後の見直しを速く」と「解くのに取り掛かれるように問題の理解を速く」という2点を鍛えようとしている。

でも、まぁ、しょせんは小4、10にも満たない年齢。
年相応にとは考えていても、私の理想に近いレベルでなど出来るわけがない。
そのことに気づいた2周目の伴走。

逆に言うと、このあたりが日能研が良いなぁと思う理由でもあるのだけれど、幼めな我が子らには、少なくとも長男くんには、難度が上がっていくのが彼自身の成長とピッタリだったなぁと思う。

長男くんに比べれば大人しいからか多少は大人びている二男くんも、まだまだまだまだ子ども。
目標地点を目指しながら、徐々に成長していけるといい。

まずは、精神修行の意味合いでの一日4コマの夏期講習。
帰ってくると、ぼんやりとすることも多く、相当グロッキーになっている感じだ。

しかし、ある程度の負荷があるからこそ、鍛えられるというもの。
まずは休憩の日曜日まで、あと2日。

がんばれー。