長男くん小6 全モ5 成績

2023年6月5日月曜日

成績 全国公開模試

なんかまたグラフ出た

昨日受けた全モの結果が出た。
いらないくらいに国語の記述が多いのに、よくもまぁ翌日に成績発表出来るもんだ。
素直にスゴイ。
もし、成績が出るまでに1週間とかなのであれば、さすがに気にならなくなってしまうのだろうか?
それとも、結果が出るまで持たずに緊張で召されでもしてしまうのだろうか?

そんな中、結果のグラフを見て長男くんは少し弱気になってしまったようだ。
あと8ヶ月、結果を自分で分析させて対策を考えさせてみた。

総合:393点

偏差値推移は 63.3 → 67.5 → 67.8。

67.8が67としてグラフにプロットされる無情。

あら?
ひょっとして、R3やR4も切り捨てルール?

R4が60とか言っても、ひょっとして60.9のことも?

…気づかなかったことにしとこ。

国語:104点

偏差値推移は 66.2 → 66.8 → 62.7。

ところどころの記述で減点をもらって自己採点からダウン。
でも、立派な成績だな。

今回は減点を貰ったとはいえ、採点の基準次第なら満点でもおかしくないレベルには感じた。

これがどんな文章でも発揮できるように、あと一押し、かな。

算数:131点

偏差値推移は 61.5 → 63.9 → 68.2

若干、後ろの方の大問が簡単だったらしい。
いつもより正答率が10%ずつくらい高い。

そこをしっかり正解できるとは、やんじゃんか。
長男くん史上の歴代最高点を更新した。

これはマグレだろうけど、多分、いつもも、正解かどうかの瀬戸際、そこでベシャっとコケている感じなんだろうな。

あともう一歩、時間が足りれば、なんだろうけど。
でもそれよりも、志望校対策の方が優先度は高いよなぁ。

社会:67点

偏差値推移は 56.2 → 60.1 → 62.9

なんか難しかったっぽい。
時間がどうやら足りないとか長男くんは供述しており、「大問で10分ずつじゃあダメだ」とのたまっていた。

…そりゃ、ダメでしょうねぇ。
30分のテストで、30分きっかりに終わる予定で挑んでたらよ、幅寄せくらうのは最後の大問だろうがよ。

とはいえ、やはり読解問題はまだ無理だろうけどな。
テストでしか練習していないに等しいし。

理科:91点

偏差値推移は 59.8 → 70.0 → 67.6

今回もよく出来ていた。

…理科の読解が解けるのに、なんで社会の読解が解けねぇのかなぁ。
なにか、図表と見つ合うと、素直に、中身が読めない系の魔法にでもかかっているのだろうか?

この前の日曜は晴れていたはずなのになぁ。

まとめ

相変わらず国語しか偏差値は参考にしていないのだけれど、悪くなさそうでいいことだ。

しかし、なにやら弱気になる長男くん。
結構手ごたえあったつもりなのに、イマイチ上手くいかないグラフ見ちまったからかな。

ということで、データを見て、「この子を合格させるには何をやらせたらいいと思う?」と聞いてみた。

きょとん、としていたけれど、何のために読解問題の練習なんてしていると思っているんだ。
答えの決まっていることを分析しているだけじゃつまらねぇだろ?

仮説を立てて、検証しろ。
残りは8ヶ月だけだけど。
そのためにも、熱望校の過去問に触れさせてやったんだ。
ここで、「諦める」なんていう選択肢はないんだろ?

「この子は国語と社会が弱そうだね」
だな。
それなら、どうする?

「国語は、漢字の間違えとか、読解の練習とか。…あ」
だな。
パパが朝やらせる問題集を買ってきたり、やったら難しい文章用意したりしてやっているな。
どこかの長男くんは嫌がっているようだが。

ただ、5年生の後期からと見ると、成績は上がっている。
今やっている勉強を継続でいいだろうな。

「あとは、熱望校の問題傾向とは、けっこう違うから、当てにはならない…?」
そうだね。
出ない問題形式・分野の練習をしても、仕方ないだろ?
ソコを全モで問われても、競技が100m走と400m走くらいには違う。
全く当てにならないわけではなくても、完全に頼るのも違うだろうさ。

「社会は、読解が弱いと思うけど、先生も読解は後期からって言っている。…ホントかな?間に合うかな?」
社会の場合、まず間に合うだろうな。
読解といっても、そんなにパターンはない。
そしてそれは、理科よりも簡単。

過去問3~5回分程度で慣れると思うぞ。
まだ公民やってなくて無駄遣いになっちゃうから社会はあまりやらせてないけど。
となると、今は何をする?

「夏から後期で読解練習なら、前期は習った知識を完璧に?」
そうだね。
となると、今やっていることと変わらないわけだ。

「算数は、もう少し成績を安定させたいけど…」
それは、全モと入試では国語のように形式が違う。

全モは難易度バラバラで問題数もある程度出るけど、熱望校は簡単な問題がバサッとなくなる。
大問1個に掛けられる時間も違う。
だから、今、全モで安定しない理由が「時間がない」なら、そもそも入試問題でなら原因自体に遭遇しなくなる。
対策はいらないね。

「だから、今は難しい問題が解けるように練習すればいいってことか…。」

そうなるね。
時間を掛けてでも、難問に対して唸るだけじゃなくて、しっかり考える、試行錯誤するクセを付けた方がいい。

ついでに、理科は、これまた先生が言っていたように、お前なら夏以降の演習で間に合う。
それなら今は国語と算数優先。
知識を100%にするようにするのが前期の今だ。

各教科見たところで、最後の分析だ。
キミはR4やR3だとかのグラフを気にしているようだけれど、出題形式や傾向が違うこの全モだけを信じて志望校の合否を判断するのは正しいと思うか?

「うーん、そんなに正しくない…?」

少なくとも、パパはそう思うぜ。
もちろん、合否の導出方法を理解しておくのは前提だけどな。
R4は、後期の全モの平均偏差値を持ち偏差として、日能研受験者のうち合格した人から産出した、80%くらい合格できるという偏差値。

平均の偏差値だから、ある程度傾向を正しくは示すだろう。
持ち偏差70と60なら、やはり傾向や形式ではひっくり返しにくい差があるのだろうしな。
でも、所詮そのデータ、百人弱程度だぞ。

だから、全く当てにならないわけでもなく、さりとて、完全に信じていいわけでもなく、だろうな。

要は、入試問題で点が取れればいいんだよ。
そして、それを確かめるための材料である過去問は、揃えるだけ揃えたから。
夏の終わりに、ガチで初回をやってみようか。

弱気になるのは、その結果を見てからでもいいんじゃないかなぁ?

それに、この子のこの成績なら、あともう少し伸ばせれば届きそうだろ?
ただ頑張るだけじゃなくて、「伸ばせるように」頑張ってみたらどうだろう?

「たしかに、言われたことをやってはいたけど、成績を上げるようにとは考えてなかった」

そうなるのも仕方ないくらいタイトなスケジュールだけど、試験勉強はあくまで「点を取るために」だぜ。

自分で長所と短所に気づけたなら、そこを改善できるようにやり方を考えてみると、勉強は面白いよ。
特に、それがハマったときにはね。

あと8ヶ月、これまで培った思考力で、自分でも勉強のやり方を考えてごらん?