二男くんと面積

2023年5月25日木曜日

算数 勉強方法

図形になった

先週から二男くんが図形に入った。
とはいっても先週は周りの長さ。

いずれ軌跡とかやるときに大事になるかもしれないけど、正直あんまり問われる単元じゃないよね。

と思っていたら、今週は面積。
まぁ、はじめは角度が90度のものばかりだけれど。

単位換算

あれ、いきなり単位換算からやるんだっけ。
習ったときはそんなに難しくなくても、急に出たときに解けるかどうかが課題。

でも、全モでいつ出るかいつ出るかと思っていたけれど、結構後だった気がする。

面積の単位換算は、意味さえ覚えておけば、その場で作れるからね。
アールは、10m×10m。
ヘクタールは、…100m×100mで。
単位の接頭辞とか言っても、今はまだ混乱しそうだな。

で、1km2は、1000m×1000mね。

それを覚えておけば、あとは、比計算。
ピンと来ない二男くんにやり方を教える。

たとえば、5aを求めるにしても、1a=100m2って書いてから、それぞれを5倍ってするわけ。

いいか、1a=100m2って覚えておこうとしても、どだい無理な話だからな。
日常生活でそんなに出てくるわけでもないし。
めんどいかもしれないけど、忘れていることを前提に、全モでの1問を取りに行けるようにと出来るようになった方がいいと思うぞ。

でこぼこの長方形

…あぁ、改めて見ると、鶴亀算に濃度で使う面積図だなぁ。
当時は何でこんな変な形ばっかり?と思ったものだけれど。

というわけで当然、教え方としても、一番使うヤツを重視だ。
真横にぶったぎって、分割するような見方ができるといいぞ。

と、さして苦もなく解いていく二男くん。

ふむ。
イタズラしたくなる私。

ところで、二男くん、その形の周りの長さは?

と、固まる二男くん。

どうしたどうした?
ほら、がんばれがんばれ。
そこも今回のテスト範囲だぞ?

まぁ、よくやるヤツで、正方形の面積が一辺x4になったり、周りの長さが一辺x一辺になったり。
よく確認して練習しろ。

面積の「平方」っていうのは、「長さを2回かける」の意味なんだから、どうせなら単位を書いちゃえば間違えないんだけどね。
でも、ただでさえ式を書くのにまだ苦労しているから、そこまで言ったらパンクしちゃいそうだね。

でも慣れていく

よくある、長方形をでこぼこに2つの図形に分けて、それらの面積が等しいという問題もバッチリはまる。

これ、けっこう解釈が難しいよね。
面積が等しいって言っているけど、片方が全体の半分っていう意味で捉えるといいよ、とか。

正方形から一部が切り取られた図形の面積では、切り取られる図形を動かしても面積は変わらないぞ、とか。

ちょっとヒントを与えると、こちらの想定よりも早く解きだしていく。
まだこのレベルのヒントだけじゃ解けないと思っていたのに。

…やっぱり、この子の方が応用力があるな。
別に比べたいわけではないのだけれど、この違いは一体どこから来るのだろう?

それが分かれば、その部分をもっと鍛えてあげることもできるだろうに。
うーん、分からない。

まぁ、しかし、応用力があるというのであれば、あるなりの教え方に変えていかないとな。
なるべくヒントを役に立たないレベルにして、自分で考えさせるように時間を取ろう。

まだテストの受け方が下手だから、点は安定しないだろうけど、よく勉強は出来ている。
うーん、5年生向けの算数オプションとかも使いたいのだけれど、たしか結構新しく習うこともやるんだよな。
それを使うのは難しいか。

4年生の夏はたっぷり時間があるから、色々やることを考えてみよう。