二男くんと国語の勉強

2023年4月1日土曜日

国語 塾システム

春期講習

長男くんに引き続き、二男くんの春期講習も開講。
二人ともいなくなる、穏やかな春休みの一日。

妻と二人、楽な反面、あと10年もしたらこれが日常になるのだろうか。

私は子どもが産まれてからというもの、実家には1,2回程度しか泊りがけ(1泊)で帰省していない。
代替わりして兄夫婦が住んでいるし、在来線を乗り継いで2時間とちょっとの近さだから、ということもあるけれど。

いつまで今の家に住んでいるかは分からないけれど、子ども達がもし首都圏に住むのであれば同じような条件になるだろうし。

そんな未来に思いを馳せるものの、まぁまずは春期講習だ。

ちょっと難しい

2年前、長男くんは下弦側での春期講習だった。
今回の二男くんは上弦側。
細かく見てみると、テキストがちょっとだけ違う。

少し問題の追加があり、追加されたものは難しい。

しかし、それでもまだ、長男くんの春期講習時と比べれば楽な感じだ。

社会の地図では、「道なりに進んでいってどういう風に見えるか」などの問題がある。
長男くんのときは、説明しても分からず、「あ、そういえば最近俯瞰図のRPGは少ないな」と思い至りながらも、理解させるのが難しかった。

なので、今回は、レゴについていた小さい人形をあらかじめ準備。
この人は、理科の半球図を理解させるのにも使った、中受のマストアイテムだ。

分からなかったら、「ほーら、こうやって歩くでしょ?こっちが左でしょ?」みたいな説明をしようと考えていた。

と、思ったら、あっさり解いてしまう二男くん。
一応説明をしてみても、「いや、分かっているから」みたいなノリでうっとおしがられてしまう。

うぅぅ、パパさみしい。

と、この調子なら、国語でももう少ししっかり教えられるかな?
春休みで時間はあるし、公文も終わったし。

国語の読み方

そんなわけで、簡単めな指示語の問題から聞いてみる。

答えは合っているね。
で、どうしてソレが答えになるの?

いきなりフリーズする二男くん。
わかりやすい態度だな。

しかし、全然分からないらしい。
あれ、でも、答えは出せているでしょ?
本文のどこにあるの?

と手前を指さす。

そうだよね?それで、なぜその手前をすことになるの?
「指示語だからだよ?」という暗示めいたヒントを上げるために表現を変えてみる。

でも、動かない。

マジか。
指示語っていうのは、直前を指すものでしょ?と例文をいくつか挙げて、離れていると意味が通じないでしょ?というのも説明する。

うーん、この説明は理解できるのだから、日能研でも聞いたはずだろうに。
聞いたは聞いたにしても、それを使って問題を解くようには考えられていないのか。

その後も、イマイチ。
根拠を説明していくと、理解はできるみたい。
でも、それが、問題を解くときに自分では使えていない。

いくつか説明すれば、ある程度は慣れてくるかな?
と思って2,3個分の大問を説明してもダメ。

むー、作戦を考えないとダメかー。
問題の方は簡単だから油断したなー。

ということで、二男くんが春期講習に行っている間に少し考える。

まず教えたいのは、本文の探す場所。
そして、どうやってそれを判断するかの根拠。

探す場所の方は、
(1)直前
(2)直後
(3)直前と直後
くらい。

根拠の方は、今は、
(1)指示語(直前)
(2)理由(説明文は直後、物語文は直前)
(3)具体例(直前多め)
(4)まとめ(直後多め)
(5)接続詞の穴埋め(直前と直後)
くらい。

それを、紙に書いて、一覧化しておいて、と。
で、自分で0から言わせるのは辛そうだから、せめて、紙から選ばせる。

そして帰ってきて休憩を終えた二男くんに、改めてチャレンジ。
自分で言う場合は、「何を答えればいいの?」と悩む彼でも、選択問題に変えてあげれば答えられる。

ふむ、しばらくはコレで慣れさせるか。
繰り返せば、いずれ0からでも出来るように覚えていくだろう。

最後に、改めて、「国語の問題は、こうやってパターンに対してのやり方を覚えて解くもの。決して、感覚で、なんとなく選ぶものではない」と説明して、おしまい。

まぁ、それでもテストでは時間が足りないのがいつもだから、「え、コレでしょ」って思えた問題は、さっさとソレを選ぶ方がいいんだけどね。
そこらへん、難しいね。

だから、方針として、テストのときは時間が第一。
この根拠とか考えるのは、テストで分からない問題に対して使う方法なのと、普段の家での勉強するときのやり方だよ。

と無茶振りして終えた。

祭りの経過

一人で急遽開催が決まった社会の過去問祭り。
とりあえず4年分ほど。

「やっべ、全然わかんねぇ」と焦っていたけれど、実際にテスト形式でやってみると、若干杞憂だった?

1/3くらいの問題は解けないのだけれど、それでも3回/4回で合格者平均点は越えた

まぁ、1回は越えられなかった、ということなんだけどね…。
そして、超えられた回も、ギリ1問、なんだけどね…。

これが1点の重みってやつかーと、私から360ヶ月近く遅く生まれたであろうライバル達に対抗心を抱く。

しかし、1/3くらい解けないというので焦りはしたけれど、思っていたよりも差が生まれなくて安心。
おそらく、あと1年あれば、長男くんも同じ範囲内では今の私に近いところに到達できそうな気もするから、「全然手が出ない」ということはないかも?

あと、やってみて分かったことがあるけど、この学校の場合だけかもだけれど、過去問をやれば、間違いなく問題に慣れる。

結構歴史や公民とか似たようなこと聞いているし。
そういったあたりで事前に対応できることも間違いなくあるし、長男くんと私のラストスパイラルがこれからある歴史、まだ未修の公民を私も学べば、それだけであと数問は取れそうだ、という感触を得た。

そんな具合に、どういうレベルで勉強しなきゃいけないのかが肌感覚で理解出来た気がする。

これは、1回分使って、全科目を早めにやってみてもいいかも?
GWあたりか、日を分けてか。

その場合、そこの年度は合格最低点判定には使えなくなってしまうけれど…。

うーん、過去問ってどうやって使っていくものなんだろう。

基本は秋から問題に慣れていくものだと思っていたけれど、少なくとも理社については、前期で勉強するときから「どのレベルでテストに出るのか」を知った上で暗記や使いこなしの練習をしていった方がいいようにも思う。

国算は、その辺、あんまり問題には感じていないのだけれど。
国語は漢字だったり文章の読み方は今ある教材で良さそうな気がしているし。
算数は強化ツール等々、教材が豊富だし、過去問の中学名を見るにさほど難易度にも今やる問題として適当そう。

基本は知っているつもりでいたけれど、やはり一人目の子、色々と悩んでしまうなぁ…。
タイムマシンか何かで一年先の未来が見れたらいいのに。