二男くんへの説明

2023年3月9日木曜日

生活 勉強方法

多分ショック

二男くんへ教えていると、泣かせてしまうことが多い。
うーむ、なんとかせねば。

どうしてだろう?

長男くんに比べると、強くは言っていないつもり。
6年生と4年生だし、っていうか、4年生当時の長男くんと比べても気をつけているし。

ただ、注意したことを即座に何度も何度もやられると、イラっとする。
例によって、あえてやらなければしないようなことではあるのだけれど。

「メモなんだから消しゴムで消さなくていい」とか、「左手を机の下に下ろすな」とか。

そのときは「ふむ」と直るのだけれど、1分と経たず繰り返す。

すると、段々言葉が強くなっていってしまう。

こういうのは、消さなくていいよ。
→消さなくても、いいんだよ。x3
→消さないで続けていいよ。消してもムダだし時間かかるでしょ?x2
→消さないで、そのままだってば。
→消すなって。
→消さないでいいんだってば!
→消すなって言ってんだろー!!
消 さ な い の !!!

相当優しく言い始めているつもりではあるのだけれど、生命に危険があるということでもないんだ、やっぱり最終段階で怒鳴るのは良くない。

…そもそもどうして4回目くらいのときに、直らないのだろう?

フリーズ?

あえて書いてみて考えると分かったけれど、これはもう、1回目から意味が分かっていないのだろう。

「ふむ」とか「分かった」とかお互いに目を見て言うから、「あぁ伝わったのね」と思っているけれど、単に分かっていない。
だから、繰り返してしまう。

「速く解け」とか、「この検算では間違いを見つけろ」とか難易度の高いミッションではないのだから。

やればできること。
それができないのは、やろうという認識が出来ていないから。

単純な話だな。

すぐに5回繰り返すとかになっていると、もう初めから伝わっていないのだろう。
自己主張が苦手な引っ込み思案気味の子だから、私がそのことを理解できていなかったというだけで。

多分、私から注意されたというだけでショックを受けて、ちょっとフリーズしている。

それに、大して気が長くもない父親が隣にいて勉強していたら、20分もやったら集中力も切れるだろうし。

それで、注意されているときに「分からない」と言えないから、「分かった」と機械的に発声しているだけなんだろうな。

対策

いやー、書いて客観視してみれば、コレは、気を付けるのは大人側案件だろう。

まず第一に、そもそもしっかり理解してもらえる土台が出来ていないのに、理解させようというのが無理がある。

端的に言って、怖がらせてしまっているのだろう。
そんな相手から注意されたときには心が凍る。
それなりに優しい声掛けをしていたつもりではあったけれど、相手から見てそうでないのであれば、何の意味もない。

初めの段階での声の掛け方、伝え方がまだまだ足りていない。

これは、甘くはなくても、とにかくゆっくり、優しく、伝えるように心がけてみよう。

次に、教え方が悪い。

「消しゴムを使わないでいい」というのであれば、そもそもその練習だけを1、2分くらいやるべきだ。

ただでさえ消しゴムを使う程度には難しい問題をやっているのだから、その問題をやりながら新しいことをインプットさせるのに無理がある。
なにせ、私がしっかり見てきた瞬間に「やばい、パパが見ている」というような状態なのだろうし。

最後に、ヒートアップするのが悪い。

長男くんで鍛えられたおかげか、6回目くらいまでなら、それなりに優しくしていられるんだ。
7回目になる前に、強制的に打ち切ろう。
小休止を入れてしまえばいい。

その休憩を入れてあげる決定をするのは、私の方、私側の責任ということにして。
もしその休憩が入れられないのであれば、私のミスだ。

休憩といっても、時間をそんなに取る必要もない。
二人で一緒に飲み物を飲むとか、軽いストレッチを一緒にやるとか、そういう、動作をシンクロさせてシンパシーを得る系のことをちょっとやるくらいでいいだろう。

よし。
今日も育テ前ということで勉強は見るだろうけど、このルールでやってみよう。

泣かせたらダメ、勉強を嫌いにさせたらダメ。
まずは楽しく勉強させて、日々の達成感を得るのと、テストで良い点を取ることの快感とに、引きずりこんでいかねば。