長男くんと春期講習の中休み

2023年3月30日木曜日

日能研 勉強方法

半分終了

今年の春期講習は、長いというか重い。
8日だけで、ここまでの2ヶ月を振り返るのだから、それも当然か。

まずはカリキュラム通りに。
そこに、若干のプラスαを。

そうは思っていても、不安になるもので…?

カリキュラム

春期講習の範囲ではあまり問題はなさそうだ。

まずは国語。
大体の問題で、解答への理由をしっかり説明できている、気がする。

2,3ヶ月前とは雲泥の差だ。
これなら、間違えたとしても、得るものがあるレベルだろう。

6年の今の時期になっても、語彙や文章の難易度は上がっていても、解答の根拠探しの難易度はあまり上がっていないように思える。
ときどき難しい問題もあるとはいえ、思っていたよりも順調だ。

あとは、最近、漢字がレベルアップした気がする。
六書をやったせいなのか、分からない漢字を口頭で説明したときや、長男くん側に説明してもらったときに、以前よりも理解できている。
語彙も、春期講習の範囲のものは思ったよりもついていけている。

今のところ、特に問題は見当たらない。

次に算数。
相変わらず間違えはしているものの、「全く分からない」問題はあまりなくなってきている。

本人も手ごたえを感じているのか、この2,3日は「どうしたら間違えないか」という点で考えているようだ。
もっとも、考えてはいても、あまり解決策まではたどり着いていないのだけれど。

うーん、私としては、解法を書くことかな。

彼は、今も式は書くけれど、あくまで計算のため。
「今、何を求めているのか」「その方針で何が求まっているのか」を書いていないから、見落としや式の勘違いが確認できないのでは、と推測している。

しかし、その対策は、異様に嫌がる。
やれ「スペースがない」だの、やれ「遅くなる」だの。

でも、「間違えたら0点」が算数のルールだよね?
それに、そういう理由をつけて、さも「書けるけど書かない」というように言っているけれど、現時点でキミは「書けない」んだよね?

パパが解法をしっかり書きだしたのは、おそらく中二、図形の証明問題を習い始めてからだけど、解法を書くと、書いた部分を見直せるようになるから、正答率は劇的に上がったぞ。
ついでに、「解法を書く」と決めても、出来るだけ書きたくなんかないんだから、慣れれば書くのは本当に必要な内容だけになっていく。
それは、基本問題でも応用問題でも必要になる部分なのだから、書いて内容を見て理解し直すことで、勉強の質も上がると思うよ。

と、色々言ってもまだウジウジ言っていたので、今日は一緒に解いてみた。
同じ答えにはたどり着いても、目でしか考えていない長男くんと、表で試行内容がまとまっている私の解答。
おまけに私の方が速い。

ということで、スペースも大して使わないし、書いたところで遅くなんかならないよね?

そこまでして、やっと多少は納得したようだ。
添削してあげないといけないから、手間は増えてしまったけれど。

まぁそれよりも、「全く分からない」問題は減ってきている、というのが良いところだな。
ミスは、重ねればいずれ減るかもしれないけれど、「分からない」は繰り返しているだけじゃ進歩するのが難しいし。

ということで、算数も順調。

理社も、春期講習の範囲では順調。
知識不足もあまりなく、ほぼ詰まらずに答えを出せている。
見ている感じで完璧でないところは、補っているけれど。

若干のプラスα

国語は、品詞のあたり。
そろそろ忘れていそうだから。

日能研の完成語句文法というのをやっていて、まぁさほど難しくもなく軽く復習するにはいいかなという感じ。

算数は、気が向いたときに図形の必勝手筋。
とりあえず私は片方は例題は読み終えた。

結構知らないこともあった。
やっぱり、図形の回転とか、比とか、中学くらいまでの範囲が、結構怪しい。

もう1冊も、そろそろ終わり。
一応、問題も全部解いてみるかな。
大体、Bまでなら暗算で、Cは書かないと無理、Dは書いても危うい、という感じな気がする。

長男くんがやるときも、図形問題は好きだから、例題は気分転換くらいにはいい。

あとは歴史をメモリーチェックで復習。
結構忘れていることもあるみたい。
ちょうどよかった。

というように、長男くんの方は順調なのだけれど。

問題は、私の方だ。

入試チャレンジ

ということで、6年の春期講習も元気に伴走している私は、まぁ、率直に言って長男くんよりも出来るつもり。

さすがに4年生と比べると難しいので、余裕で全問正解、までは厳しい(主に社会で、知らないことが出てくると分からない)ものの、解答まで見て分からないことなどほとんどない。
少なくとも、資料読解などの思考系で解けないことは、まずない。

別に、それを誇りたいわけではなく。

その私が、長男くんの熱望校の問題を解いてみても、解けないのだ。
これがまた。

算数は図形でまだ知識が足りていないのが分かり、中受向けの勉強が必要なのだと思う。
それが、応用ツールで埋まるのかは確認していないけれど、少なくとも6年前期の栄冠で埋まるかというと厳しい気がする。
(2月の頭に長男くんと一緒にやって、それはあらかた瞬殺レベル)

図形は、必勝手筋のB問題くらいまで解いてみて、その後に強化ツールの応用を読もうと思う。
解けそうなら必勝手筋の方が難易度が高いのだろうし、解けなそうだったら必勝手筋はそれはそれとして強化ツールだけでも十分演習になるということなのだろうと思う。

まぁ、算数はまだいい。
今の時点ではレベルが違うというだけで、この方向で勉強進めていけば、いずれ解けそうになる感触を感じている。

理科は、さすがに素の私で解いてしまうと楽勝なので、これまでの日能研での既習内容だけでと考えても、まぁ、既に手は出るレベル。
そこまで脅威は感じていない。
ただ、知識面でもう少しかさ上げが必要な気はする。

国語は、算数や理科のように日能研で習ったことに限定して解いてみるような解き方を私が出来ないものの、問題形式等が著しく特徴的というわけでもないので、今の長男くんにはまだ難しくてもどうにかなるのではという感じ。

問題は、社会だ。

解いてもみても全然分からない。
いや、正確には私には解けるけれど、それは日能研で学んだ範囲にはないことが多い。

資料読解についても解説はまだ理解できるから、「あの知識をこうやって組み合わせて資料を読むのかー」というような発見はあるものの、安定して点が取れるようになるための対策が、見当もつかない。

一応、育テも全モも、この前の記述力模試でだって、分からないのはほとんどないのに。
いや、記述力模試は、解説を読んでも、?というか納得できないのは少しあったけれど。

うーん、この学校の社会が異常なのか?
ちょっと困っている。

全体で見れば、さすがに国語でほとんど失点しないから、私なら合格最低点は取れている。
しかし、その作戦を長男くんに望むのはおそらく酷だろうし。

まだ1年あるとはいえ、今の日能研での勉強の延長上に、合格への道はあるのだろうか?
2023年の結果R4が多くの学校で上がってしまったらしいという事実から考えると、若干不安を感じる…。

今はまだ日能研のカリキュラムに沿って基礎固めとしても、秋以降に過去問対策をしていく中でのやり方をもう少ししっかり考えておかないといけないかもしれない。