長男くんと基本のキ

2023年3月3日金曜日

算数 生活

日暦算

今回の単元は周期性。
やたらカレンダーが出てくるなーと思っていたら、特殊算の一角らしい。

その名も、日暦算(にちれきざん)。

そして、やはり、というかなんというか、苦手らしい。

カレンダー

中受をしていないこの身、もちろんそんな特殊算は知らない。
数えればいいじゃないのよさ。

スペースが必要だとしても、別に全日付けが必要というわけでもあるまいに。

というわけで、私のやり方は独自なのだと思う。

よくある何曜日系は、各月の1日を出して、29日(同じ曜日)にワープして、30や31日まで進める。
そうして次の月の1日を出す。
2月はだいたい29日はないけれど、閏年でなければ2月29日=3月1日なのだから、2月1日と3月1日は同じ曜日。

そんな感じに、1日と月末だけカレンダーを即席で作る感じ。

幼少時より、カレンダーを眺めているのが好きな変な子だったので、我流なんだろうけど大して難しくもない気はする。

ところで、カレンダーの好みで言うと、私は月末が土曜で終わる月が好き。
左上が欠けた長方形のような、あの安定感がいいよね!
もし合コンで話したら盛り上がること鉄板のネタの1つだ。

他には、N日後だの、N日前だの、N日目、だので分かれるようだけれど。
これって、覚えるのかなぁ?

慣れるほど私は解いていないし、多分覚えていられないから、その場で考えるとは思う。

といって、始めの日を含めるかどうかくらいの違いでしかないし、それぞれ1日後、1日前、1日目みたいに、1、2、3くらいまで数えれば、数字がどう対応しているかの法則はわりとあっさり見つかるんじゃないかな。

ということで、カレンダーの問題なんて、半ばご褒美っしょ。
と、どうやら長男くんにとっては違うようだ。

まぁ、ついこの前まで、閏年で増えるのが12月32日だと思っていたような男だからな。
それが、昨日今日あたりはどうやら覚えたらしい。

2月の29日が、増えるということを。

おぉ、2024年の2月、まさに東京・神奈川の中学入試当日のカレンダーをめくるまでは、はっきりと覚えられないかと思っていたのに。

もう、それだけでお父ちゃん、涙が出てくらぁ。

ということでほっこりして、「コイツはもう大丈夫だろう」と二男くんの方に注意を向ける。

ちょうど全モの過去問で一息ついたところ、一度やらせてみた後に、国語や算数の形式と、その注意点を説いていると、なーんかへんな音が聞こえてくる。

「キキン」

基金?飢饉?
なんかそんな問題でも出たのか?

それでね、国語は知らない文章2つが出題されるけど、とにかく時間配分、文章1個に15分は絶対にキープ。
特に、2つ目の文章に時間を残すんだよ。
もし、1つ目が途中であっても、15分残るように、選択肢の穴埋めとかも終わらすこと。

「スイキ」

水気?水機?
どんな字だ?

まぁそれはともかく、算数は、絶対に大問1と、最後を除いて大問2を間違えないこと。
3,4回くらい見直ししてでも間違えないようにね。

「スイキキン」


と、二男くんの面倒も一通り見終わり、長男くんが分からなかった問題を持ってくる。

…なんだか難しいな。
異なる週、異なる曜日から1つずつ数字を持ってきて、5個で足して81?
そのときに使わない曜日を2つ答えろ、と。

んー、7の余りでも使うのか?
…まぁ、81くらいじゃ、大きな方の数字を当てはめていけば、自然と出そうだな。

と、聞きに来たわりに、私が問題文を読んでいるうちに閃いた長男くんが、同じ考えに至ったようだ。

ふむ、なるほどな。
使わないのは、木と土か。

「あー、使わないのは、き とー、 ど か」

!!
そ れ は !!

「き」じゃなくて、「もく」だろうがよ!!

「あれ、そうなの?」

いや、お前、これまでの人生、「月火水木金土」って予定確認で発声したことはないのか?

…それとも、まさか、そのときもずっと、「き」って言ってたの?

え、もしかしたらひょっとして、いままでずっと、「木曜日」の意味、通じてなかったの?

「いやー、さすがに木曜日っていうのは分かるよ」

…だよねぇ。
よかったよぉ。

「ときどき、水曜日とどっちか分からなくなるけど」

…ですかぁ。

ふー。

クールになれ、オレ。
素数を数えろ。
まだ慌てるような時間じゃない。

さて、どうしたらいい?

…ダメだ、合コンのネタに使うほどカレンダーに慣れた私にはわからない。

もうここはシンギュラリティに期待するしかないな。

教えてChatGPT。

Q:の次の前

さぁ、どうだー!?

A:の次の前

ダメかー!!

匙投げやがったぞ、コイツ。

でも、パパはめげない!
可愛い息子のためだ!

Q:
A:4

よっし、それだよ!!

良かったな、息子よ。
世の中には、お前より下がいたぞ。

…何?毎週の第4日曜日って?
一週間がそんなに日曜日だらけならいいなぁ。

あー、毎週の第4の日、4th day in every weekとかで、なんかが間違ってdayのあたりが「日曜日」って訳されたのか?
あるいは、「第4日の曜日」って言いたいかったのが、「の」が消えたことで、日本人には「日曜日」にしか読めなくなったとか?

ふー、ちょっと安心。

あのな、長男くん、とりあえず、「月火水木金」って、10回くらい唱えときな。

あと、お前は日々の暮らしの中で、カレンダーを見るようにしろ!