修了式
今日で息子達の学校は終わり。
それぞれ5年生、3年生を無事やり切った。
と、感慨に浸る間もなく…?
あゆみ
私にはあゆみにまつわる思い出がある。
あれは、小2だか小3だったか。
毎月のお小遣い制で500円をもらっていた私に対して、母が何を血迷ったのか、終業日にこんな提案をしてきた。
「あゆみで『よく出来た』の数だけ+100円上乗せしてあげる。でも、「がんばりましょう」の数だけー100円ね」
まだ成績などよく分からない私は曖昧に頷いていた。
そうして学校でもらったあゆみは、なんと、10個くらい「よく出来た」が付いていた。
テストは大概満点だけど、絶望的に体育や音楽、図工が出来なかった。
とはいえ、サボっているわけでもないから低学年では「がんばりましょう」までは行かなかったのだろう。
えーと、お小遣いが1500円になるのかなぁ。
でも、別に、ボク、買い物にもいかないしなぁ。
そんなことを考えながら帰って母に渡すと、あっさりとした一言。
「なしね」
…まぁ、お金に頓着はなかったし、家計に負担を掛ける気もなかったのだけれど。
とりあえず、子どもに嘘をつく大人にはならなかろう、と思った。
明日は育テx2
そんな穏やかな午後を過ごしつつも、明日は育テだ。
しかも、ダブルだ。
特に6年生の方はちょっと意味がわからない。
昨日やったのが、明日テストに出んの?
…たしかに復習が多めな単元とはいえ、意味ある?
もう、春期講習のテストでまとめればいいんじゃない?
それに加えて4年生も、だ。
まだまだ勉強にもテストにも不慣れな、新が取れたばかりの4年生。
明日テストとなれば、栄冠の2周目もやらざるを得ない。
一人で?
いーや、伴走しますとも!
6年の算数は、栄冠12問に、「わたえら」が15問、強化ツールの応用がー、…31問!?
まぁいいよ、どんとこい!
ここで一首。
あしたはね 育テとNが いったから 3がつ24は ぱーりない
理科社算国語会数
明日はテストだと自分でも認識できているのか、昼ご飯を食べて一休みしてから始める長男くん。
地層が分からない?
標高と、地層の傾きを南北方向と東西方向とで考えるんだよ。
3つ一度には考えられないから、まずは同じ標高でと思って、南北か東西かに動かした地点の地層から順に推理する感じだ。
社会は、環境問題系か。
国連関係は覚えるのはキツイな。
と、その間に二男くんが四則混合の逆算。
栄冠にある、やったら難しい分配法則でハマっている。
あのな、この前の1回目で、「分からない」のは教えてやったろ?
1回目でそうなるのは仕方ないけど、そのとき、「2回目なら自分一人で解ける」っていう状態になったかどうかは、自分で判断した方がいいぞ。
分からないのを分かるようにするのが、勉強だからな?
まぁ、この分配法則はやったら難しいけどな。
と、そっちはリサイクル法?
リサイクルに重要な資源は、授業で聞いたか?
特にアルミだぞ。
多分ボーキサイト、あのオーストラリアから輸入するやつだけど、アレから作るエネルギーの3%くらいの力でリサイクルは出来るらしい。
そういうのを分別回収するって決めたのがリサイクル法な?
そんで、こっちもまた分からない?
あぁ、唐突に出てくる、□×(□+1)=110な。
コレは今までの方法じゃ解けないから、適当に数字当てはめてみ?
□=10のときに成り立つだろ?
ごくまれにだけど、そういう解き方するときもある。
□×□って感じになっちゃうやつな。
中2くらいで解き方を習うよ。
じゃ、二男くんは続きは栄冠の補充問題をやっといて?
で、こっちの特殊算はー、また、極端に考えてみるやつ、だね。
多分ね、特殊算で、コレすっごいよく使うよ。
まず、求めるものを0なり最小値なりにして考える。
で、それを1個増やす。
その変化の仕方、法則を見抜いて、目的の数に合わせる。
わかんなくなったときの考え方として、多分汎用性高いから、しっかりマスターしときー。
二男くんは、補充問題は大体片付いた?
えーっと、答えの冊子を出すのはめんどいな。
んーと、えーと、うん、全部合っているよ。
あん?なにを不思議そうな顔してんの?
答えがなんで分かったって?
今、暗算したからだよ。
パパをなめちゃダメだよ?
といったところで、一休み。
晩御飯。
そして一休みが終わった後は、さらに忙しくなる。
二男くんの国語は今回から物語文、音読に付き合いながら長男くんは算数だ。
いいか、物語文で今回習ったのは何だった?
そうだ、「場面」だ。
じゃあ、「場面」って何だった?
あー、そこの計算、式からして間違っているから検算合わないんだよ。
正しくは、使ってない椅子が10個あるんだろ?
で、「場面」っていうのは、主に、時と場所、だ。
特に、時の方が注意だぞ。
基本的には文章が進むにつれて時間も流れるけど、ときどき、思い返すことがあって逆戻るから。
あともう1つ、場面に大事なのは何か分かるか?
えっと、そこの問題は、最終的にどういう状態になったかを考えて、そこから逆にさかのぼって計算していく感じだよ。
実は昔、たしか育テの方で出た問題だぞ。
と、場面に大事なのは、登場人物だ。
同じ時、場所でも、人物が変わると、場面が変わるの。
今、リビングでみんなゆったり過ごしているけど、ここに急に強盗さんが来たら一気に緊迫した雰囲気になるだろ?
そーゆーこと。
じゃあ学び直し1、音読して?
…これ、星新一さんか。弟が好きだったなぁ。
で、長男くんは、どうやら分配算?過不足算?が弱そうだな。
ちょっと思い起こしからやりなおしてみようか。
…いや、そこで嫌がってないで。
パパもココ、あんまりしっかり勉強したことないから、線分図の意味を教えてくれよ。
ふんふん、まずは、人の数なり椅子の数なりを□と置いて、線分図ってのが分かりやすそうだな。
それで、総量の差を比べる感じか。
どことなく差集め算に似ているな。
あ、二男くん、そこ、区切る位置が違う。
早い「ところ手」を打とうじゃなくて、早いところ「手を打とう」だよ。
トコロテンじゃないからね。
で、椅子の場合は、座れる人を□で表して、その差を考える感じだな。
なるほど。
パパはお前の説明のおかげで線分図が大分掴めたよ、ありがとう。
そうしたら、二男くんは学び直し3を時間計ってやってー。
物語文は、とにかく時間が足りなくなる最大の原因だからね。
説明文に比べると、中身がスカスカで大したこと書いてない部分が多いから、基本急いで読むこと。
今回、6分で読めたのなら十分だけど。
ゆっくり読んだりすると、時間配分が狂うからね。
そこは気をつけて。
あとは、今回の山脈・山地・山、フォッサマグナの確認な。
まずは、フォッサマグナ、カタカナで書ける?
そうしたら、ひとしきりクイズね。
パパが指していく場所の地名、答え続けて。
んー、飛騨と日高が混ざるねー。
あと、筑紫山地と九州山地が若干遅いかな。
長男くんに聞いてみ?多分一瞬で答えるから。
と、私の真似をして問題を出していく二男くんに対して、なんと長男くん、日高山脈で詰まる。
あー、十勝平野の方がよく出てくるからかなー?
しかし、平野はまだ習っていない二男くんがここぞとばかりに勝ち誇る。
ぷぷ。かっこわり。
まぁ、キミも最近地名をやりまくるってあんまりないから、覚えなおしておきな。
と、ここで二男くんは終わり。
長男くんも、もう少し強化ツールを続けておしまい。
いやー、ハードなパーティーだったなー。
6年がやっぱキツイ
とりあえず目標はやり切ったとはいえ、やっぱり6年がキツイ。
直接比較する4年と比べると、単元の量が多すぎる。
コレ、5年までの内容がほぼ完璧じゃないと、ホントついてけないなー。
特殊算はそんなに苦手なところもなかった長男くんだけれど、1個あんまり理解していなさそうなヤツがあるだけで、やり直す時間がロクに作れない。
理社も、復習のタイミングがなさすぎ。
困るなー、コレは。
一応、明日の午前中、栄冠を早回しでもう1回ずつ復習できるかもしれないけれど…。
読書ツール、やり忘れちゃいそうで怖い。
しかし、二人同時でも、それなりにどうにかはなりそうだな。
長男くんが5年の時よりもはるかに自分一人で勉強できるようになっているし、二男くんも細かい粒度にすれば一人で出来そうなことあるし。
ただ、出来れば土曜にダブルテストはもうご遠慮願いたいな…。
あとは、7月にも同じ感じでまたあるらしいけど…。
0 件のコメント:
コメントを投稿