暗記のレベル
二男くんの理社の導入も終わりはじめ、覚えることが出てきた。
今回は、種子植物。
4年のときは、裸子・被子も、双子葉・単子葉もまだ習わない頃。
「科」も習わず、がく、花びら、おしべ・めしべ、合弁花・離弁花まで。
しかし、勉強がわりと甘くて…?
覚えろ
覚えろ、と言われてすぐにできれば苦労もない。
さして興味もないだろうし、アサガオの花びらが4枚だろうが5枚だろうが、彼の世界情勢には大した影響もないだろう。
それでも、それなりに頑張って覚えようとする二男くん。
つっかえつっかえなら一通り言えるようになった。
結果、割とあっさり栄冠もやり終える。
6年を見ていると、かなり軽めな分量だしな。
長男くんのときには、学び直し3は設問の内容を補足をしてあげないと何を解くのか分かっていない感じのときもあったけれど。
そういう問題もなく、普通に栄冠が終了。
遅い
ただ、6年生の基準で見ているせいからなのか、答えるまでが遅い。
これは、テストになると困るレベル、かな。
まぁ、暗記はどの程度で出来るべきなのかっていうのは、なるべく早く仕込むべきだよね。
どうせスパイラルするとはいえ、まだ余力もあるのに、やり直さなきゃいけないレベルでOKとしておく、というのはもったいないだろうし。
ということで、まずは早押しクイズの要領でやってみる。
けど、出題者が私である以上、答える速度を分かってもらうのは難しいか。
ということで次は古今東西チックにやってみるけど、これもなかなか難しい。
出題の文言が長い。
「へちまの雄花のおしべ」とか。
私はともかく、二男くんの方が上手く言えない。
ふむ、難しい。
それに、何回か同じ問題もカブったから、もうわりと覚えて飽きてきてしまったようだ。
まだ、ちょっとつっかえ気味で遅い気がするのだけれど。
二男くんや、もう終わりにするけれど、ピカチューの進化前と言えば、『ピチュー』って即答できるでしょ?
覚えるっていうのは、そういうレベルだよ?
「うーん、ちょっとそこまでは…」
でも、パパ、それくらいの速度で答えられているでしょ?
「それは大人だからでしょー」
うーん、半信半疑かー。
どうしたら信じてくれるかなー?
いでよ長男くん
そのときは塾に行っていた長男くん、今日の昼ご飯のときに思い出して、二男くんに話を振ってみた。
この前にやった、虫の特徴とか、花の特徴とか、長男くんに聞いてみ?
「…えっとー」
いきなり自分で問題出すのはまだ難しいレベルか。
ほら、へちまの雌花とか。
「じゃあ、へちまの雌花のおしべは?」
…いきなり変化球だな。
唐突に振られた長男くんも混乱している。
「え?へちまの雌花の、おしべ?ん?ない、けど?」
そだね。
二男くんや、そんな感じに、アブラナとかで聞いてみなよ。
「うんと、アブラナのはなび 「4」
お、上手く答えられたみたいだな。
食い気味に答える長男くんに、二男くんはおろか妻までも目を丸くしている。
「あれ?合ってる?」
おいおい、分からないで問題出してたのかよ。
4枚で合ってるよ。
「え、私は答え分からないけど、なんというか、速すぎない?」
質問内容を考える間もないほど想像を超えた速さだったのだろう、妻が早々に白旗を上げる。
あなたは、もう少し、勉強してみてもいいと思うの。
その後に、2、3問聞いてみても、全て即答。
な、二男くんや、コレが「覚えた」ってレベルだよ。
長男くんからも問題出してやれば?
と、習った範囲について簡単に教えてやると、節足動物についてでいくつか問題出してやっていたようだ。
なんか、「こういうね、具体的な生物名まで覚えておかないと、入試だと困るからね」とか言っちゃってんだけど。
キミまだ過去問ちょっとやっただけでしょうに。
それにソレ、前にパパが言ったことやん。
しかしまぁ、ちょっとくらいイイ気になってもいいかぁ。
とりあえず、二男くんがそこそこマジメに長男くんの話を聞いていたようだし。
目的は果たせたかな?
一緒に過ごせるご飯時とかにこうやって遊ぶのも面白いかもしれないなー。
次からは社会が地名になって、6年生になるとあえてもう一度やるところでもなくなるから、長男くんの復習にもなるし。
まぁ、そういう機会も、あまり最近は少なくなってきてしまったのだけれど。
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