二男くんと算数の授業

2023年2月21日火曜日

算数 日能研 復習

わたえらがイヤらしい

二男くんが通塾して2週目に入った。
しかし、算数の授業はなぜだかしょぼんと帰ってくる。

だから。
「わたえら」は、出来なくっていいんだってば。

授業後

塾から帰ってきたら、「今日、どうだったー?」と聞いてみる。
すると、「難しかった…」と哀しそうに答えてくる。

すでに栄冠の予習はしているし、今日やるところなんて、単なる割り算でしょ?
なして?

と思って聞くと、やっぱり「わたえら」が分からなかったらしい。
そこは、人外領域っていうか、スパイラルですらない今は、無理だって。
出来る要素が何もないレベルなんだよ。

今回の落ち込んでいた問題なんて、場合の数との複合だよ?
4枚のカードを並べて、5の倍数になるかならないかの問題。

公文で割り算は習っていたとはいえ、計算がメインだったんだし、倍数のことなんて知らないっしょ。
そういうのは、出来なくていいの。

予習、する?

1週目も似たような感じだったので、予習の打診をしてみた。

正直なところ、まだ問題も簡単だし、長男くんよりかは身になるだろう。
二男くんなら、おそらく授業でも解けるだろうし。

でも、1問だけ予習したときに、冗談かもしれないけど、「いぇい、やった、天才!」とか言ってるのを見て、注意と確認をしてみた。

本来は、日能研は予習しないで授業に臨むスタイル。
まぁ、おそろしいことに、「わたえら」を初見で解く子も中にはいるかもしれない。
だけど、おそらくほとんどのケースとして、授業中に解けている子は予習してきているのだろうとパパは思う。
それくらい、予習なしの場合には、問題を解く前提となる知識が足りない。

キミが授業中に解けないことで悲しい思いをしてしまうのであれば、予習として教えてあげることはやぶさかでもない。
ただ、それで授業中に「解けたー!」みたいな態度になってしまうのであれば、それは他の子に対して迷惑な行為だ。

長男くんは予習していたけれど、それは分からないショックを和らげたいからであって、授業中に解けていい気になって、他の子を傷つけるためじゃあない。
もし少しでもそういう気分になってしまうのであれば、予習はすべきじゃないとパパは思うから、させない。
もともと出来なくていいんだから、自分の実力で授業を受けておいで。

もし予習なしでも「わたえら」が解けるなら、それは誇っていいことだけれど、それでキミみたいにすごく傷ついてしまうかもしれない子がいるのは理解はしておきなさい。
授業が終わってからなら、うれしかった話をパパはいくらでも聞いてあげるから。

というような話をして、「予習はしない」と本人も納得したと思ったんだけど、なにゆえ難しかったとか言っておられるのですか?

栄冠と本科

ということで栄冠から始めていくと、普通に解けている。
説明することもない。
途中も完璧だ。
私はただの答え合わせ要員。

あぁ、なつかしいなぁ。
1000÷13とか、長男くんは始め全然違くて、30分くらいかけて理解させた(気になった)気がするなぁ。

それすらも軽々と超えていく二男くん。
シャーペンが止まることもなく、あっさりと学び直し3も終わっていく。

…別に分かっていないことはないんだけどなぁ。

あのね、階段で言ったらね。
授業が1段目、「わたえら」の手前が2段目。
学び直し1が同じく2段目くらいで、学び直し3は1段飛ばした4段目。
学び直し2はちょっと毛色が違うけど、まぁ、5段目。

で、「わたえら」はね、パパもびっくりの、10段目なんだよ。
5段くらい飛ばすわけ。
入試問題で出ていてもおかしくないから。

鬼滅で無惨様側でいったら、たまたま会った鬼殺隊が縁壱さんでしたってレベルだから。

今回のキミの分からなかった問題だって、絶対解けないよ。
解けるように作ってないんだから。

で、今度説明したげるけど、育テの応用も似たような感じ。
解けないよ、あんなの。
誰も解けないような問題だして、復習してね、っていう問題なんだよ。

そんなことよりも、まずはしっかり共通の満点を目指そうね。
詳しくは、また長男くんの時の問題解かせてあげるから。

とにかくね、「わたえら」はガン無視でいいよ。
解けたらすごい、解けなくて当たり前、の問題だからね。

…ホント、「わたえら」って通塾始めたばかりの4年生には害悪でしかねぇなぁ…。

樹形図なんて、言葉も概念すらもまだ知らないだろうに、場合の数の問題なんて出すんじゃねーよ。

4年の後期になったり5年になったりすれば、概念は知っていることが増えるから、まだ手も出るようになるかもしれないけれど。

やれやれ、長男くんのように、自信を失わなければいいんだけど。