やっぱ厳し過ぎた
意味的にも、スケジュール的にも、物理的にも重い育テ。
自己採点が厳し過ぎやしないかと思ったけど、採点基準はどうなったのだろう?
総合
得点396点、平均361.1点。
評価は共/応で、9/7。
さすがに厳し過ぎやぁしねぇかと思った自己採点だったけれど、30点近く上がった。
低く見積もった、長男くんの自己採点を信じた、とかではなかったけれど、なかなかの上方修正っぷりだな。
8割方は○になるんじゃないかな?と思ったけど、なんか、2割くらいは×つけられても仕方がない程度に外してくるんだよなー。
まぁ、後出し的には、おおよそ私の考えていたくらいに途中点含めて○がついていた。
もしかしたら6年になったらあるいは、とも思ったけれど、そこまで辛い採点基準ではないみたいだ。
ということは、本番でもこの程度の差なら許容される可能性が高い、ということか。
国語:△
得点112点、平均107.6点。
評価は共/応で、6/6。
共通が良かったのは泡沫の夢。
平常運転に戻りました?
いーや!
「いつもよりは悪かったのだ」と信じたい系四十路男子。
今回の注目点は、意味段落の場面分け。
長男くんは全滅。
意味段落の場面分けは、2週目の範囲だと思ったのに。
コレ、算数も見る限り、これからもそういう出題っぽいな。
純粋にそこの単元だけやっていても、イマイチ点が取れなさそうだ。
というのは、正直、対策は大変だな。
まぁ、6年のスパイラルにふさわしいとも言えるだろうか。
自己採点がメチャメチャだった記述は、少しポイントを外しているとはいえ、それなりに答えられてはいた。
それらをことごとく×にしていたのは、自分への戒めなのか何なのか知らないけれど。
…これから、記述の自己採点はもう少し手伝ってあげようかな…。
今回の一番悪かった点として、文章・設問がホントに読めていない。
本人に自覚がなかったようなのが困るけれど、どこか上の空で読んだような感じ。
マーキングしようね、と言っている箇所がほとんどキレイなまま。
我が家的に、「マーキングすること」自体は読解のためにはどちらでもいいと思っているのだけれど、彼の場合は少し別の意味を持たせている。
インプットが弱い彼には、「問題を読む」のと「解こうと考える」のを明確に分けろ、と言っている。
問題を読むときは、ただひたすら問題だけ読め、どう解くかとか一切考えるな、と。
そのためのマーキング。
文章がいつも通り読めていることと、問題をしっかり読んだ証。
にも関わらず、今回、本文にも答える対象にもマーキングがされていなかった。
前回の全モと同じ子の問題用紙とは思えない。
そりゃ、ちょっとピントが外れたような記述にもなるし、選択肢も間違えるってもんだ。
あとは、いくら「カキ」の話だからといったって、選択肢の「カ」を「キ」にすることはないのにね。
ないよ、そんな選択肢。
どうやら、見直しも全然していなかったらしいな。
まぁ、ちょっと面白い間違え方で笑ってしまったから、注意もできなかったけど。
算数:×
得点104点、平均95.4点。
評価は共/応で、9/6。
問題文を読み間違えていたから、大分失点。
こちらは見直しまでやって、なお誤解したままだったから、本人は合っているつもりでいたのだろう。
結構ショックを受けていた。
だーかーらー、問題文をまず読めと。
ベン図で、「または」って言ってんのに、「かつ」の部分を2回引くなんてエキセントリックな問題を1回でも解いたことあるのかな?
まぁ、応用問題も、場合の数や数列の部分のヒントをあげれば家では解き直せていたので、その点は良かったかな。
少なくとも、数の性質に関する部分が分からなかった、というわけではなさそうだった。
社会:△
得点86点、平均75.5点。
評価は共/応で、9/7。
日本ナシは千葉県なのか。
私も脊髄反射で鳥取だと思った。
沖合漁業と沿岸漁業は単に覚え間違い、肉類だかを畜産物と書いたのは見直しミスで、まだいいとしても。
なんで「むつ」っていう品種があるのに、メロン一択なんだよ、おめーはよ。
キレイで、大きい、だけで判断してんじゃねーべさ。
もうちょっと、問題文しっかり読めや。
理科:◎
得点94点、平均82.7点。
評価は共/応で、10/9。
どうして×にしたのか分からない記述はやっぱり○だった。
しかし、インゲンマメの発芽に光はいらないんだってば。
「なんか例外で必要だった気がしたんだよなー」っていうなら、実験条件を見直せ!
問題文中で、光がないのに発芽してるやつがあったのなら、それだけで検証できるだろうに。
まとめ
正直、もうちょっと低い点になるかなと思ったんだけどな。
記述でかなり増えたこともあって、目安の400点近くにまで上がった。
それもあってか、結果が出てから、ちょっと安心するような溜息ついていた長男くん。
それは、良くない。
「この間違い方はダメでしょ」とわりと冷たく指摘して、昨日は神妙に聞いていたのに。
勉強した内容からはまだ取れたであろう点が残っているのに、相対評価で満足しちゃダメ。
取れた点がもうないなら、たとえ評価が3だとしても、褒めてやるけど。
ということでベキベキにしてみた。
それに、成績関係なしに、人の話を聞かないのと、問題文を読まないで間違えるのだけは、絶対に許容しない。
ねぇ、長男くんや。
思ったよりも、成績落ちなかったって安心してる?
「うん、ちょっと良かった」
(ちょっと心が痛むな)
まぁ、社会と理科は、合わせてももう5点くらいしか取れなかったかな?
ここら辺はよく出来てたね。
でも、国語、あと15点は取れたよね。
(取るなら、今は解けなかったであろう場面分けも片方は取らなきゃなんだけど)
算数、あと30点は取れたよね。
(こっちはわりとマジメに。1は素数じゃねぇんだよ)
あと50点も取れたはずなのに?
ねぇ、何を、安心しちゃってんの?
問題文を読んでから解くのと、見直しのときにはもう一度問題文を含めて見直すだけで、それくらい点数が上がったのに?
ねぇねぇ、これで、キミは満足なの?
せめて、問題文は読んでから解こうな?
そこだけは、中学受験関係なしに、絶対気を付けた方がいい。
むしろ、中学受験の勉強なんて、キミにとってはそれを直すための練習なんだよ。
そこが直らないなら、たとえ熱望校に受かってもちょっと考えた方がいいかもね。
1を聞いて10を知る連中が入学するだろうに、1を聞いてすらいないお前だったら、さすがに「深海魚」になっちまうかもしれないからな。
(まぁ、深海魚=晶くんってわけじゃないし、成績が全てでもないだろうけどね)
「うー、そんなに差がつくこと?」
うん、そんなに差がつくこと。
勉強する内容が高度になる中で、人の話が聞けない、書いてあることが正しく読めないのは致命的。
でも、時間配分だって出来るようになれたんだ、無茶なことは言ってないつもりだぞ?
「しっかり問題を読んでマーキングしてから、問題を解け」だ。
「問題を誤解するな」でも「問題をしっかり読んだら必ず正解しろ」でもない。
他に、自分が出来そうなことなら、それでもいいぜ?
「んー、分かった。やってみる」
おう、やってみな。
それをやるだけで、あと50点近く上がるんだぜ?
「…そっか。50点か…。分かった!頑張ってみる!!」
おう!頑張れ!!
…素直、というか、なんというか。
とりあえず受験が終わったら、「パパはそんなに褒められた人間じゃないし、世界は思ったより優しくないよ?」っていうことから教えないといけないのかもしれない。
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