長男くん小6 育テ1 自己採点

2023年2月19日日曜日

育成テスト 自己採点

いろいろ重い

6年生の育テがスタート。

毎週の予定が上手く回っているのか、弱点な単元があるのか。
そういったことを数字、解答内容で突きつけてくれるはずだ。

もっとも、弱点が見つかったところで、それをいつリカバリすればいいのかを思うと、5年生のときよりも意味の重い試験になるだろう。

そして、初回の今回は、はじめての日特も同時開催。
いきなり午前と午後と丸一日の日能研となる。
スケジュール的にも重い。

そしてさらに、それ以上に重い問題もちょっとあって…?

総合:○

共通326点、応用367点。

おー、5年のときに比べると点、低いっすね。

その結果に、なんだか呆然としている長男くん。
おー、「いつもより低い」という自覚はあるのか。

「今回難しくなかったか、SNSとかで見てみて…」とかリクエストしてくる。

おいおい、キミは受けた側だろ。
難易度を決めるのは、キミだよ。

問題の形式は、いつもと違っていたのか?
栄冠を解いていても、出来ない問題が出ていたのか?
間違えたところは、振り返っても解くのが無理な問題だったのか?

その上で、事前に準備できたなっていうところは普段の勉強で気を付ければいい。
事前の準備は無理だったけど出来るようにならなくちゃなっていうところは、長期的に改善を図っていけばいい。
今回はテスト中の解き方が悪かったなっていうところは、直し方を考えて、次から直せばいい。

幸い、テストは、毎週あるんだしさ。

まぁ、もう日曜オンリーの受験みたいだし、パパももう内容を見て分析してやろう。

国語:○

共通67点、応用22点、総合89点。

今回、難しくて文章がイマイチ分からなかったって言っていたけど、まぁ、そういうことはあるだろうね。

でも、内容を見るとちょっと意外。
漢字、配点減った。
そっから変わるんだー。

共通は40点分の文法、応用で10点分の漢字。
まぁ、全体的に、文章題の比重が上がったと思っておけばいいのだろう。

出題内容としては、長男くんの苦手な出題がいくつか出てきたみたい。
取れたかな、っていう問題もあるけれど、そこそこは難しかったかな?

相変わらず文章の難易度はよく分からない。
けど、共通の難易度はそんなでもな気がしたけど、応用の設問はけっこう難しいように感じた。

しっかし、国語の記述の自己採点基準が厳しすぎやしないだろうか。
パパ、もう少し正解すると思うけどなー。

それに加えて、選択肢の転記ミスがなかったら、いつも通りくらいには取れてたんじゃない?

算数:△

共通85点、応用19点、総合104点。

およ、共通で結構間違えたな?と思っていたら、どちらも似たようなミス。
問題の条件をあり得ないくらいに間違えていた。

んー、もうここまで誤解したら、見直せないねぇ。
解法は合っているから、解き方が悪いだけっす。

応用はそんなに難易度変わってない気がするけど、他の分野との複合的な問題が出て来ていた。
今回の単元より、他の分野の方での発想がしっかり出来ていないと、無理かな。
強化ツールやったからって解決する話でもない。
だから、その点で「応用も頑張ったのに…」ってしょげてもしょうがないでしょうに。
類題じゃないところで間違えているんだからさ。

だから、点数はイマイチな気がするけど、内容は悪くないと思うぜ?

ミスったところはもう一回解けば正解できるだろうし、分からなかったところは事前にいくら勉強しても解けるようにはならなかっただろうし。

社会:△

共通61点、応用22点、総合83点。

間違えたところを見ていると、栄冠にはなかった範囲。
本科か、過去の知識、その場で説明文からって感じかな。

中でも、説明文から推理するような問題はほぼ全滅。
読めてねぇなー。

まぁ、そんなこともあるだろうけど。

しかし、こちらも、応用の記述は、採点基準が厳し過ぎないか?
「どんな問題?」と聞かれて「~から。」と謎の理由を答えてはいるものの、内容としては十分カスっていると思うけどなー。

理科:◎

共通67点、応用24点、総合91点。

今回、唯一、「普通には出来た」と言っていたけど、これも共通の記述の採点基準が厳しすぎる。
パパ、これで正解だと思うけど。
まぁ、キーワードとなる用語をしっかり入れて答えるというのは、特に理社では必要だから、あえて訂正はせんとこ。

応用は、片方はいい加減覚えておけよという内容だったけれど、もう一問は仕方ないかな。
うん、普通に出来てんじゃん。

まとめ

ということで、全体的に、準備不足という感じはしないね。

ただ、解き方は悪い。
問題文の誤解、そもそも読んでない、見直しミス、とか。

…なんか珍しくがっかりとしているから、下手に励まさないで冷徹に事実を突きつけとこ。

間違えた中で「コレは解けたでしょ」っていう問題は十分あるし、全部取れていれば50点くらいは上がったんじゃないかな。
どうしたんだろ?
この前の会心の一撃で、いい気にでもなっちゃったのかな?
油断なんてしたら、一気に転げ落ちるものだよ?

「んー、たしかにそうだったかも…。もう次から絶対、問題文しっかり読んで見直しする!」

おー、そだねー。
その決意表明ってだけでいいんじゃね?
普段の勉強が悪かったわけじゃあない。
その自分の努力を裏切りたくなかったら、もっとテスト中に注意深く解くようにすべき、だろうな。

まぁ、もうフォローしてやらなくていいだろうけど、あとの要因として、慣れない校舎だったり朝からの受験だったりってのもありそうな気はするけど。
さすがに普段、ここまでの問題文の誤解は珍しい。

慣れない校舎っていうのはもう慣れてもらうしかないけれど。
朝、とりあえずテスト3時間前に起こしては見たものの、軽めな漢字とか社会の学び直し1の確認くらいだった。

育テのことを考えれば、せめて算数や理科も栄冠の問題文だけでも読ませてから臨ませた方がいい気はするけれど、まぁ、その対応は全モじゃ使えないしなぁ。
んー、自分で慣れてもらう可能性に賭けた方が、後々いい気がするなー。

しばらく静観でいいかー。

バッグ

まぁテストはテストとして。
迎えのときはバッグを代わりに持ってあげたんだけど、超重い…。

ところで、「二月の勝者」内の親御さんで、私が敬愛する島津パパ。

その有名なシーン。

息子さんが調子を崩していっているのを目の当たりにしてしまったときのこと。
「おかしいだろ、息子はこんなもんじゃなかったはず」
「6年に入ってから成績はジリ貧…。どうしてこんなことに?」
「可哀相と手綱を緩めたらあっという間に落ちていってしまう。3年も頑張ってきたのに
「甘かった…。コイツの努力を無にしたいために、心を鬼にして追い込む
と暴走をし始めてしまう。

それに対するクロッキーのお説教。
「18歳と12歳の受験は違う!」
「息子さんが40kgとして、テキスト5kgに色々加えてバッグは10kg超、あなたは自分の体重の1/4もあるバッグを背負って毎日歩けますか?」
「『こんな重い荷物を毎日欠かさず背負って塾に通ってたんだな』と声を掛けてあげて欲しい」

塾に通っているだけで求められてきた過酷な努力の事実にショックを受けつつも、「いや、俺は今更、絶対に、甘やかす言葉なんて言わない…」とうなだれる島津父、それを哀しく見つめるクロッキーで場面は幕を迎える。

間違った方向に暴走をしてしまった、端から見れば狂気としか思えない精神状況、そこに至らせてしまったのであろう息子への愛情が、私からの人気の秘訣。
どこぞの、子どもよりソシャゲに夢中なお父さんよりはよほど共感が持てる。

と、8割感動しながら、2割、別のところでクロッキー側に反感を覚えていた。

いや、カバンが重いのはオマエんとこの塾の責任だろ?

10kgのうちの5kgじゃねぇか。
父親セレクションの教材もあるにしても、50%以上を占めておいて何を言っているんだ?

そうして今回、長男くんの日特。
直前に分かった詳細内容では、どうやら1日1科目らしい。

そりゃあ、2科目だったら、指定バッグにテキストを入れるところから工夫が必要ですものなぁ。

しかし、はじめての教科はよりにもよっての国語。

重いんだよ!鈍器かよ!

コレ、どうせ今日やるのはせいぜい10~15ページくらいなんでしょ?

配ればいいじゃん!!その場で!

こんな重い荷物を、毎日欠かさず背負わせて、塾に通わせんじゃねぇよなぁぁぁ!

なんなの?
修行なの?重力を10倍にする系の?
塾についたときにバッグを置いたら、「軽い!体が軽いぜ!」みたいなことをしたいの?

…うーむ、どんな授業をやったのか分からないけれど、普段の先生と違ったらしいし、やっぱりちょっと経験すればそれで終わりでいい気しかしないなぁ。
午後丸々使えれば、国語でも3校分くらいは練習できるし。
対して、今日1校分しかしなかったらしいし。

とりあえず、今日は楽しかったというので帰ってきたし、モチベーション面で盛り上げてもらう効果があった方がいいかもしれないから、まぁいいけど。

そんなことを話して帰って来ながら、物理的にも重い育テ&日特がはじまった。

まずは初日、よくやり切ったよ。