子どもらしさ
受験学年が始まった。いつも通りテストから始まる。
自己採点はかなり良かった。
MY NICHINOKENでテスト結果一覧を見ると、残す全モは6年生で6回だけらしい。
まぁ、後期も、名前が変わって似たようなテストは受けるのだろうけど。
さあ、その記念すべき1回目の結果は!?
総合:413点
偏差値推移は 65.4 → 64.6 → 70.6。
平均、ひっく!!
6年生としての洗礼なのかな?
算数の最後、理科の最後、が難しいくらいかなと思ったけど、それ以上に国語がヤバかったらしい。
そんなこともあって、長男くんは初の総合70越え。
カリキュラムが回せていくかという今、あんまり数字にはこだわってないけど、はじめて大台に乗った。
すっご!
なんだけど…。
ちょっと、本人の反応がイマイチ?
国語:111点
偏差値推移は 60.2 → 58.3 → 68.8。
文章が長かったのか、やたら平均が下がった。
それでもさほど得点を落とさなかったのは、物語文の主人公が男の子だったからなのか。
まぁ、記述で全バツを食らったところが1か所あったので、その分が自己採点から下がったのだけれど。
ただ、入試休み期間中も国語はさほど勉強したわけではないので、今回は相性が良かった、平たく言えばマグレととらえた方が良さそうだ。
この6年生の前期で、そのマグレをマグレでなくせるといいね。
微妙だった点は、字が汚かったこと。
○はもらえていたようだけど、私なら×だ。
この前のときは減点された「しんにょう」、平仮名の「や」と「か」、離れすぎる偏とつくり。
どこかの塾よろしく、平仮名と片仮名からもう一回確認したりしてみた。
キレイに書けとは言わないけれど、他の字に見えるような書き方は、ダメだぞ。
算数:129点
偏差値推移は 68.4 → 66.4 → 68.7。
最近好調。
というべきか、私から見ると、やっと安定して取れ出したというべきか。
算数オプションで10%台の問題はかなり解けていて歯がゆい思いをしていたから、良かった。
今回、大問6は完答できたと言っていたけれど、残念ながら3種の花の順番を間違えて解答して失点。
解法と答えは合っていたのにね。
残念。
まぁ、そういう「間違えたパターン」を覚えていくといいよ。
見直しで気づける力が上がるように。
社会:88点
偏差値推移は 62.4 → 66.3 → 67.8。
とりま一言、『悠久』さんに「令和5年」と答えさせるのは、無理っす。
全体的にそれなりに出来ていたけれど、やっぱり定型問題から外れた聞き方されると誤解が止まらない。
室町時代の刀鍛冶の打った刀を、鎌倉時代の人が使えるわけないでしょ、というのが、3回くらい説明しないと分からなかった。
あと、飛騨山脈が分からなかったのが残念。
メモチェで復習はしていたのに、上手いこと外れてしまったのか?
都道府県の地図と併せて、もう一回地形は勉強させておきたいなぁ。
理科:85点
偏差値推移は 56.4 → 68.6 → 66.3。
最後2問は、6年の栄冠ラッシュで扱ったんだけどなぁ。
やっぱり、あまり頭には入っていなかったか。
まぁ、ちょっと難しいし、今回時間もなかったらしいしな。
思い違いや、消しゴムのかけミスみたいなことはあったようだけれど、けっこう点は取れているから別にいいや。
しばらくは、とりあえず栄冠についていったり、日特で演習だったりをしていってくれ。
まとめ
試験当日、駅で会ったときからテンションが高く、今日も学校から帰ってくるなり結果を聞かれた。
会心の出来だったそうで、成績が楽しみだったのだろう。
結果、本人の期待以上、総合偏差値で大台の70を超え、それはそれは嬉しそうだった。
前に一度、塾の行き帰りのときに友達とテストの話をしていたら、「天才じゃん」とか言われたことがあって相当に嬉しかったらしく、今日も「いえーい、やったー、僕って天才~」とか喜んでいた。
…ん?
「やったー、70も取れたぁ、うれしいな~」
…んー?
「70取れたかぁ。すっごいやれたなぁ。…ふぅ」
…うーん、なんだ、この、一息ついたぜ感は。
普段、こんなに数字を気にしないのに。
たしかに、目標に掲げていた数字(あんま数字気にしてなかったからてきと~に言っていたんだけど)、それを達成できたのは素晴らしい、けど。
自己肯定感が復活してくれたのもうれしい、けど。
色々上手くいったとはいえ、まるっきり何もかもがマグレというわけではないだろうし、入試休み中も必死に勉強していたのももちろん知っているけれど。
なーんか、良くない感じ。
私が過去、中学のときに中間で学年トップ取ったその後、入試での成績にはまだ関係ない期末試験で、勉強する気になり切れなくて20位近くまで落ちたときのような。
これは、締めといた方がいいヤツなのでは?
といって、6年生になって1回目の試験というこの時期、しかも親が、言われたノルマを全部やり切って目標を達成した直後の息子のプライドをバキバキにへし折るとか、鬼畜すぎんだろ。
んー、ここは、褒めつつも、もっと高い目標でも…?
まだ一応はあるし。
…一体、どこまで繰り返すんだか分からないけど、さすがにもう届かないか?
長男くん、とりあえずおめでとう。
70超えて、やったじゃんか。
「うん、やったよー、パパー」
でも、天才…?
天才なの?これで?
「…なんか、二月の勝者的なやつ?」
最近読ませてみているせいか、冒頭のヤツと勘違いしたみたいだ。
いや、違う、親の経済力やら狂気やら的な、そっちの方じゃなくてね。
この結果で、お前の天才さ、才能はもう使っちまってるのか?って聞いてんの。
算数の応用力、これからつけようぜって言っているときに?
もう、ココが限界?
これ以上は、もう無理そうなのか?
まぁ、そう言えなくもないくらいによく出来た結果ではあるけれど。
「…そんなわけないじゃん。まだイケるよ」
おー、そうかー。
(ノってきやがった!)
えーと、男子私立のトップ、R4が72の開成までが、あと1.4だな。
(問題の難易度構成が全モと全然違うだろうから、参考にならないだろうというのは分かってるけど)
どうなのかな、出来そう?
「今回、算数の回答ミスなくして、理科の酸素の見分け方、あと社会で令和5年って答えられてたら、届いてたでしょ」
えーと、今回、だいたい8点で偏差値が1上がるから、1.4だと11点くらい。
そんで、今言ってた問題が合ってたら12点、もし全部正解できていたなら、たしかに届いてたかもねー。
「でしょー、じゃあ、届くじゃん」
(4教科全部で会心の一撃だったのに、気楽に言うね。しかし、届いてもらっては困るな)
あーそういや、この前ちっと見たんだけどな、筑駒って、横浜からも通えるみたいだぞ。
てっきり、東京の東側の人しか通えないと思ってたんだけどな。
たしかR4は73だったから、あとたったの2.4だな。
(雲の上でノーマーク過ぎて、ホントに73だったかのすら知らないけど)
そこまでだと、どうなん?点数だとー、…19点か。
「う、あと19点かぁ。それは、ちょっと…。無理、かも」
はぁ?
随分弱気なことだね。天才様が。
…今回、算数が129点、つまり、失点が21点だろ?
簡単な話じゃん。
満点取りゃ、それで届くじゃねぇかよ。
「でも、満点は、ちょっと、厳しくない?」
いや、取れるだろ。
お前なら。
これまでずっと基礎徹底でパターン問題をまず解けるようにしてきたけれど、お前がこれからやる算数の勉強は、そういうレベルの勉強だぞ?
お前の才能を活かした勉強をするタイミングがやっと来たってわけだ。
努力の経験があるだけのパパじゃ、たどりつけない領域っていうのを見せてくれよ。
「…出来るかな?」
あぁ、出来るだろ。
(そんな、Yesしか回答がないような質問しちまうあたりが、まだ子どもなんだよなぁ)
パパはそう思ってるよ。
(こんな、うまくいかなかったら呪いになりかねないこと、あまり言いたくはないのだけれど)
あの筑駒にさえ届くような勢いで、また頑張っていこうぜ?
(まぁ、なるようになるだろ。成果、出ませんでしたね、とか)
「うん!!」
うんうん、パパは応援してるよー。
さて、元気良く返事してもらったけど、今回の算数強化ツール応用、27問。
授業で何問やるか知らないけど、どこまでやり切れるかなー?
まだまだ扱いやすい子で、なによりだなー。
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