冬期講習中に改善?
妻が里帰りした。
4日程度だけれど、「妻だけがいない」というのは、なかなかない経験。
ひゃっほい!!
と、ちょっと浮かれすぎてしまって…?
夜更かししてしまった
カイジのアニメ2期「パチンコ『沼』編」を見ていたら、文字通りの沼。
カイジが打ち始めてから、全部見てしまった。
回数にして、一気に10回分くらい、かな?
寝かせたのは11時を回ってから。
だってー、見たいっていうんだもんー。
しょうがないじゃん、揺れ動く勝敗の行方が気になりすぎて、明日の冬期講習に支障が出かねないだろうし?
息子達に火がついてしまったんだよ、あそこで止めたらパチンカーじゃねぇよ。
けっして、ボクが見たかったんじゃナイデスヨ?
一人称が狂うほどに混乱している様相を呈しているけれど、それは、もし妻が気まぐれでこの記事を読もうものなら、こっぴどく怒られてしまうかもしれないから。
ただ、その点はおそらく問題ない。
彼女にとって、もっとも興味のないであろう勉強の仕方系のタイトルをつけたし、万が一ページを開いてしまったとしても、ソレとは分からないような見出しにもしておいた。
私と同い年だけど数ヶ月は先輩の彼女は、きっと老眼の進んでいるであろう彼女には、おそらく小さい字の部分からは読めないだろう。
なら、その発想でGoだっ…!
そんな具合に、冬休み中の二男くんはともかく、明日も仕事の私、冬期講習の長男くんは、想定外にいきなりの豪遊となってしまった。
あ、そういえば漢字やらせるのを忘れてしまった気がする。
国語の語句練習は「もう明日でいいんじゃない?」って私から言ってしまったな。
…もう、深く考えるのは止めようや。
楽しい時間だったんだから、きっとコレが正解だったんだよ。
明日から頑張ればいいんだよ。
選択肢
まぁ、そんな冗談はともかく、ウイニングステップの効果なのか、カイジ・大貧民の効果なのか、長男くんが少しは選択肢をしっかり読めるようになってきた気が朧気にする。
今日も、「イとエは似たような内容、もし片方が正解ならもう片方も正解になってしまうから、この2つは同時に答えにはなりえない。だから答えはウ」とか言いやがった。
う。
たしかに、この問題は、そう考えるのが自然か。
この前、そういう問題でその考え方を教えたとき、いやに感心しているなと思ったけど、なかなかの応用力じゃねぇか。
パパ的にはイとエは微妙に違う気はするけれど、たしかにニュアンス程度で、明確に言語化できるほどの違いはないとも言える。
まぁ、少しは腕を上げたみたいだけれど、まだ甘い。
選択肢の一部が合致しているからといって正解と決めつけて、残りの部分の検証を怠る悪癖がまだ直り切っていない。
正解だと一旦決めるのはいいけど、そこから先、自分を疑え。
「もしそれが答えでないのなら」と考え続けろ。
もし選んだ選択肢が答えでないのなら、他に答えがあるはずなんだから、他の選択肢の検証・比較を怠ってはいけない。
選択肢で…すぐ…肚を括るな…!疑い続けろ…!
って利根川さんも似たようなこと言ってたでしょ。
ちなみに、その考え方は数学では「背理法」といって、大学入試においてジョーカーのように困ったときによく使える考え方でもある。
と、一気に言ったところで、どこまで彼に残るかは怪しいけれど、何度も何度も何度も何度も言っていれば、いつか届く日も来るかもしれない。
こんなの覚えられないだろうなぁ、と思いながら喋った「似たような選択肢は、片方だけは選べないから答えにならない」という細かいことが使えるようになったみたいだから、こちらには何が響くか予想は付かないと思って、伝え続けてみよう。
設問読み
今日の冬期講習は国語の回。その復習は簡単気味に済ます。
もう塾で1つ文章を読んだのだから、残りまで今日やる必要はないだろう。
むしろ、塾ではそこまでは確認していないであろう、「設問からどう発想してその解答部分にたどり着くのか」というところをやる。
「塾だとそういう風にやらないんだよなー」と少し不満げな長男くんを、「国語で解ける人間にとっては、この工程は明らかってことで飛ばされちゃうからね」と説き伏せて。
ただ、実際問題、国語で「分からないとき」に向けて勉強するには、他にどうするのだろう?
大受で使わなかった社会では、私は「知らない」というのはあっても「分からない」という経験をしたことはほとんどない。
一方、大受で使った数学、物理、化学については、それなりに基礎は身に着けた後で、たくさん「分からない」という問題に出会った。
そのときに一番困るのは、「解法のはじめにどうするか?」だった。
何か考えられれば、道筋が合っているのであれば、計算力・作業力には自信のあった私、多少非効率だろうが答えは出せると思った。
それに、何か考えが浮かびさえすれば、複数の手法を試すにあたって時間不足ということもあまりなかった。
しかし、何も浮かばないと、どうしようもない。
だから、「設問を読んで始めに思い浮かぶ発想のパターン」、あるいは、「分野次第では設問不問で試さなければならない解法」というのを、予備校で習った問題全てで分析して、その結果を丸暗記した。
例えば、図形の問題、比が問題文に出て来て、「面積比を求めよ」というのであれば、一番始めに考えるのは相似比からの導出で、相似な三角形を探す。
相似な三角形は、平行線か「二組の角が等しい」から探し、レアなケースでその他の相似条件で探す。
それで解けないときは、底辺比と高さ比からの面積比で導出できないかで考える。
それでも解けないなら、諦めて次。
もし戻ってこれるなら、比は置いておいて、合同な三角形やら二等辺三角形やらを探す。
その考え方が定石だというのは、私的には、暗記事項だ。
こういう問題で、よく解答に書いてある書き出しは「三角形ABCと三角形DEFが相似だから」的な感じだろうけど、発想力のない私には、なぜそこに着目しなければいけないのかが、「定石だから」以外に説明がつかない。
もし例外が多いのであれば、それは定石ではないけれど、例外が少ないならそれで十分だ。
とりあえず、考え始めることはできる。
考え始められるなら、問題への理解が深まって、「実はこれで解けるんじゃないか」と閃くときもある。
ということで、私は基本的に「分からないときにどうするか?」と考えて問題を解かせたいし、「なぜそう解くのか?」というのを息子達が話せるところまで理解して欲しい。
国語でも、同じだ。
「文章のココにそう書いてあるから」は、理由にならない。
それは全ての問題で共通するレベルの第一階層と言える理由。
なぜ、この問題で、文章のソコに注目しなくてはいけないのか?
それを答えて欲しい。
こういう「理由」は、解けるときには疑問に思うこともない。
あー、こういう内容の文章だったな、と解いて次の問題に行ってしまう。
一方で、解けないような難しい問題になってから急に考えたって出来ないに決まっている。
文章のどこに書いてあるか分からないからこそ、解けないんだから。
ということで、分かる問題のときに「もし分からないとしたら」と仮定して、なぜそこに答えがあるのか、どうしたらそれを見つけられるのか、を考えてもらいたい。
晩秋くらいから始めてきたけれど、だんだん身に着いてきた感がある。
設問を読んだ段階で、文章のどこを見ればいいのか、何をキーワードとして文章を探せばいいのか、定石な考え方を言った後に、簡単な問題であれば説明できるようになってきた。
うん、大分しっかりしてきた気はする。
効果は未知数だけれど。
どうせ、大体の問題で、傍線部の近くだしな。
ただ、コレがしっかり出来ていれば、語彙が分からないとか文章の方が全然読めなかったときを除けば、「なんか分からない」っていう問題が減ると思う。
あるいは、「これは難しいから飛ばす」と判断がつくというか。
定石的に考えて解けないなら、それは難しい問題だ、と判断していいだろうから。
まぁ、来週あたり、育テか思育テかの復習をテスト形式でやって、解きっぷりを見てみるか。
後は、語彙をどう定着させるかなぁ。
って、そういえば今日は「語句問題は明日でいーんじゃない?」とか気楽に言ってしまったんだっけか。
あはは、我ながらノープランだなぁ。
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