長男くんと物語文

2023年1月24日火曜日

国語 復習 勉強方法

5年生最終週

今週で日能研での5年生が終わる。

そんな感慨にふけったところで、1/18分の分量はしっかりと学ばないといけないわけで。

とはいってもなー。
国語なー。

今回の栄冠は論説なのは知っているけれど、今日を逃すと物語文をやるのがしばらくなくなってしまうんだよなー。

駆け抜けた歴史

事前にはどうなることやらと思いながら不安視していた歴史も、無事に2020年、新型コロナの世界的流行まで到達。
来年以降、もしテキストが一部でも改訂されるのであれば、ウクライナ侵攻が加わっているのだろうか。

今回は、戦後の世界。
朝鮮特需から始まり、高度経済成長期、オイルショックを経て、バブル崩壊、失われた20年。

ちょっち難しいかもしれないけれど、ついでに円高・円安も説明しておいた。
コレのおかげ、特に年末の日銀金融政策決定会合のために、はむ家は一時大変な事態となったからね。

パパ謹製の漢字プリントには、しっかりパパやママ、長男くんに二男くんの誕生も入れ、「歴史はキミ達につながってるんだよ」アピール。
…我ながらこざかしいな。

恒例の学び直し1スピード対決は、今回そんなに項目がないのか、お互い30秒あたりで打ち止め。
父の威厳で28秒をたたき出した後、どうしてもそれは抜けなかったらしい。

まぁ、30秒で言えていれば十分だろ。

これで歴史は一段落。
6年前期の地理は6単元分、歴史は4月の頭から再開だから、これから2ヶ月間は歴史とサヨナラか。

2ヶ月なら、朝活は歴史のメモチェとチェンジするか?
まぁ、それもいいかもしれないけれど、どうせ6年の栄冠を2月頭にさらう予定だしなぁ。
6年カリキュラムになってからの朝の様子を見て次第かな。
メモチェとはいえ、1周目は結構大変だし。

あっさり終わった理科

仕事で席を外してしまったけれど、分からなかったのは学び直しの2くらいで、そんなに問題なかったっぽい。
対流は、今度麺類を茹でたときにでも見てもらおうかな。

不安だったのはカロリーだけど、今回はカロリー計算というほどではなかったみたいだから、わりとすんなり理解したみたい。

なんだかあっさり。

やっぱり物語文

本来なら、火曜は国語の栄冠だったのだけれど。
どうにも思育テでの物語文の解法のお粗末っぷりが気にかかる。

間違えたことはどうでも良くても、無策で間違えて改善につながっていない。
昨日も説明したものの、イマイチ響いた感じがない。

物語文では「イベント→気持ち→行動」っていうことがどうやらあまり理解しなかったらしい。
設問の読み方を教えたときに、けっこう言ったんだけどな。
がっくり。

そんなことを妻に愚痴ると、なんかの厚紙で 小道具を作ってくれた。

都度こういう順番だとは言ってきたけど、毎度毎度こうやって絵で見せられた方がいいかもしれない。
いずれ二男くんにも使えるだろうし。

それを使って、改めて栄冠の物語文の回で設問の翻訳。
傍線部の内容がね、行動なのか、気持ちなのか、見るんだよ。

行動の理由なら、気持ちとそのきっかけになったイベントを探す。
気持ちの理由なら、イベントを探す。
どういう気持ちなのか聞かれているなら、手前のイベントとその後の行動から推理する。

大体、それくらいのパターンかな。

改めて確認すると、本人はやっぱり説明文と同じように設問を読んでいたようだ。
設問から、探す場所だけを考えればいいと思っていたらしい。

今回説明した後に、自分から栄冠の類題を片っ端から翻訳し始めたから、多少は響いたのだと信じたい。

こういう思い違いを一つ一つクリアしていけば、国語ももっと解けるようにはなるのかな?

ということで、思い違いの第二段、記述の解き方。

書こうと考えられるようにはなってきたのだけれど、事前に必要な要素数を考えないから、内容が定まらない。
これも、知識としては教えたのだけれど、定期的に教え直さないと定着しないか。

あとは最近気になっていた選択肢の選び方。
何故か知らないけど、大した根拠もなく、解答の候補から外してしまう。

でも、最近社会のウイニングステップを見て、分かってきた。
彼は、「最もふさわしいものを選べ」系の問題を、実はほとんど練習したことがない。

社会の栄冠や育テは、これまで、「ふさわしくないものを選べ」が圧倒的に多い。
おそらく、正しい知識に多く触れさせたい意図なのだろう。

すると、微妙なのだけれど、解き方がちょっと変わってくる。

間違った内容が1つだけある場合、間違ったことが書いてあるものを1つ選べばいい。

一方で、正しい内容が1つだけある場合、残りは間違っているのだから、間違ったポイントを探すことで確認をしないといけないというか、確認ができる。
その確認を、していないのだ、彼は。

だから、そのものズバリで選べたときしか正解できない。

あとは、保留もできない。
まだ情報が足りない、という段階で答えを出してしまう。
結局、確たる根拠もなく選択肢を候補から外してしまう。
その1点が解決すれば、選択肢、もっと二者択一になってから選べるケースが増えるんじゃないかな。

そういう、解く時のテクニックとも言えない、ごく普通の考え方が、出来ていない。
文章はけっこう読めている気がするのになぁ。
もったいない。

まぁ、古くは字数を数えるのすら満足に出来なかったのだから、仕方がないか?

コレだけテストを受けて問題解いていれば、自然と身に着くかなぁとも思っていたけれど、やっぱりあんまり練習になっていなかったみたい。

彼の場合、1週間に1回の育テになった方が、思考技法だとかしっかり身に着けられそうだね。

今後に期待したい。

あとは、国語の思考技法より具体的な算理社の各単元を見直す方を重視してしまっていたけれど、もう少し国語の間違えたパターンをしっかり本人に認識させるようにしていくか。

加えて、そういった「解くときに気を付けること」を一覧化しておいて、困ったときにチェックしてから解いたかを、簡単に確認できるように小道具を準備しておこうかな?

5年の全モ、前期で国語がワースト教科になったのは6回中1回だったのが、後期は他の科目が伸びたのもあって6回中4回を記録した。
これだけ努力できる彼に伸びが見られないということは、努力のさせ方を間違えているということ、だろうしな。

おそらく、「コレが出来れば解ける」と教えているつもりになっていることが、本当につもりにしかなっていない、届いていないのだろう。
一応、私自身が解けることは確認しているのだし、「教えている内容が間違っている」可能性は一旦排除しておこう。

今回、妻が作ってくれた小道具で本人がやる気になったように、「簡単だよね」としゃべるだけで済ませている事柄が、イマイチ理解されていなかったのだろう。
初めて教えたときには書いた気はするものの、まずはそこから解決するか。

せめて改善の方向を向いていることだけでも分かるといいのだけれど。