二男くんと栄冠への道のはじまり

2023年1月2日月曜日

算数 復習

算数からスタート

年も明け、いよいよ二男くんの通塾開始まであと1ヶ月。
その前に、少し予習を始めることにした。
なんだか、あまりにも彼が暇そうだったから。

長男くんの時の反省を活かして、算数からだ。

算数は重い

4年生での日能研のカリキュラムは、一週間で算数2コマ、国語1コマに、理社が隔週で1コマ。
つまり、算数だけで半分のウェートを占めていて、やたらに重いわけだ。

そういえばオプション講座を取らなければ、そんなに算数って増えないのかな?
5年で算数2コマ、国語2コマ、理社1コマずつの計6コマ。
算数は1/3。

6年での下弦は算数3コマ、国語2コマ、理社2コマずつの計9コマ。
同じく算数は1/3。

6年での上弦は算数5コマ、国語3コマ、理社2コマずつの計12コマ。
算数は約1/2。
まぁ、下弦との差として考えると、栄冠進めるわけにはいかないだろうから演習主体だろうけど。

そんなわけで、4年生は算数のウェートが一番多い時期だし、その算数でつまづいてしまうとなると日能研、あるいは中受自体が嫌になってしまう可能性が高い、と思う。

この場合、テストの成績というよりは、「授業が分かるかどうか」という意味で。

そして、春休みまでの6,7コマは、計算がメイン。
その中のネックは、忌々しいほどに長男くんが理解できなかった、分配法則と逆算。

だから、その計算を先に「こういうものだよ」と理解させてしまえば、春休みまでは問題ないし、春休みでまた復習できる。

その頃になれば、さすがに通塾にも慣れてくる頃合いだろうから、いくら緊張しいの二男くんでも、それなりに落ち着いて授業が聞けるようになるだろう。

というわけで、この冬休みに逆算まで6回分の栄冠を進めておきたい。
といっても、夏にもある程度、たしか学び直し1程度の内容まではやったのだけれど。

なつかしい

今日はその1回目、足し算・引き算・掛け算の線分図に、掛け算の筆算、数と量。

学び直し1なんて、「8は2+6や1+2+1+4などで表せます。他の表し方を3つ考えてみましょう」だ。

…あぁ、なつかしい。
例もあって似たような感じに考えるだけだというのに、この問題でフリーズした長男くん。

一体全体、何から分からないのかと私の方も絶望的な気分になったものだけれど、この理解度にしかならなかったのに2コマの授業を受けた本人が一番辛かっただろうなぁ。

しかし、もう昔過ぎて思い出せないけれど、やはり慣れていない小学生にはこういう、問題を作る系の問題は難しいのか。
二男くんは、出来てはいるものの、3+5、6+2、1+7の3つだった。

正解は正解なんだけど、うーん、80点。
それだと、4つを足している例を使っていないわけじゃん?
例を十分に使う範囲だと、そういう足し算も1つは欲しいよね。

まぁ、その程度で通り過ぎていく。

そしてお次は線分図。
元気に筆算から書きだしていく二男くん。

それでも正解は出せているから、とりあえずはいいんだけど。
まずは、こういう風に「問題を図で表して考える」っていう考え方があることを教える。
それは、パッと計算が出来ないときだとかのために、考える材料になるから。

でも、第一段階として二男くんはまず式を書く、ということから始めていった方が良さそうだな。
今、図で書くのは、彼にとって答えや式を書くよりもハードルが高いだろう。
だから、答えを出した後で、図を書く練習。

書けない、という問題では、例として図を見せてあげる。
「図を書いて整理する」こと自体が初めてなんだから、まずはこれで十分だろう。
この先の単元でもコレは練習できるし、学び直し3の最後が、「△+□=○を表す線分図を選べ」だ。

…やっぱり、先の流れを知っていると、この単元で何を学んでおかなきゃいけないかが分かるから、スムーズに教えられるな。

そして、わりとあっさりと答えを出す二男くん。
うん、それで正解。

…比べたいわけではないけれど、30分くらいかけてこの問題の答えを出していた長男くんと比べると、線分図の授業を受けたわけでもないのに、随分軽く回せたもんだな。

傍でウイニングステップを解いていた長男くんが改めて解くと、二男くんよりもさらに速く終わる。
まぁ、当然だな。
成長したもんだ。

でも、何でキミは、五十音順で記号を選べていないわけ?

筆算が汚い

まぁ、そんなわけで、公文での勉強に比べるとこれから先、正しい式を書くのと、そこに至るまでの考え方が重要になってくる、というのを二男くんに説明した。

ただ、だからと言って、計算が雑になっていいというわけじゃない。
むしろ、計算は正解できて当たり前、というレベルだ。

その中で、二男くんは筆算が汚い。
出来ていないわけではないけど。
むしろ、当時の長男くんがギブアップしていた、栄冠での3桁×3桁の筆算もしっかり解けてはいる。

が、その書き方じゃダメ。
掛け算の筆算は、数字が整列して書かれないと、最後の合計で間違えることが増える。
掛け算に限らず、筆算は上下左右の位置が重要だから、そこがズレてしまうのは良くない。

対策として、でっかく数字を書くと良い。
それだけで、大分改善するはずだ。

と、何回か筆算の練習をして終わり。
大体1時間かからなかったくらいか。
この分なら、予定通り冬休み中に逆算まで終えられるかな?
それとも、やっぱり分配法則や逆算でつまづいてしまうだろうか。

不安だ。