算数からスタート
年も明け、いよいよ二男くんの通塾開始まであと1ヶ月。
その前に、少し予習を始めることにした。
なんだか、あまりにも彼が暇そうだったから。
長男くんの時の反省を活かして、算数からだ。
算数は重い
4年生での日能研のカリキュラムは、一週間で算数2コマ、国語1コマに、理社が隔週で1コマ。
つまり、算数だけで半分のウェートを占めていて、やたらに重いわけだ。
そういえばオプション講座を取らなければ、そんなに算数って増えないのかな?
5年で算数2コマ、国語2コマ、理社1コマずつの計6コマ。
算数は1/3。
6年での下弦は算数3コマ、国語2コマ、理社2コマずつの計9コマ。
同じく算数は1/3。
6年での上弦は算数5コマ、国語3コマ、理社2コマずつの計12コマ。
算数は約1/2。
まぁ、下弦との差として考えると、栄冠進めるわけにはいかないだろうから演習主体だろうけど。
そんなわけで、4年生は算数のウェートが一番多い時期だし、その算数でつまづいてしまうとなると日能研、あるいは中受自体が嫌になってしまう可能性が高い、と思う。
この場合、テストの成績というよりは、「授業が分かるかどうか」という意味で。
そして、春休みまでの6,7コマは、計算がメイン。
その中のネックは、忌々しいほどに長男くんが理解できなかった、分配法則と逆算。
だから、その計算を先に「こういうものだよ」と理解させてしまえば、春休みまでは問題ないし、春休みでまた復習できる。
その頃になれば、さすがに通塾にも慣れてくる頃合いだろうから、いくら緊張しいの二男くんでも、それなりに落ち着いて授業が聞けるようになるだろう。
というわけで、この冬休みに逆算まで6回分の栄冠を進めておきたい。
といっても、夏にもある程度、たしか学び直し1程度の内容まではやったのだけれど。
なつかしい
今日はその1回目、足し算・引き算・掛け算の線分図に、掛け算の筆算、数と量。
学び直し1なんて、「8は2+6や1+2+1+4などで表せます。他の表し方を3つ考えてみましょう」だ。
…あぁ、なつかしい。
例もあって似たような感じに考えるだけだというのに、この問題でフリーズした長男くん。
しかし、もう昔過ぎて思い出せないけれど、やはり慣れていない小学生にはこういう、問題を作る系の問題は難しいのか。
二男くんは、出来てはいるものの、3+5、6+2、1+7の3つだった。
正解は正解なんだけど、うーん、80点。
それだと、4つを足している例を使っていないわけじゃん?
例を十分に使う範囲だと、そういう足し算も1つは欲しいよね。
まぁ、その程度で通り過ぎていく。
そしてお次は線分図。
元気に筆算から書きだしていく二男くん。
それでも正解は出せているから、とりあえずはいいんだけど。
まずは、こういう風に「問題を図で表して考える」っていう考え方があることを教える。
それは、パッと計算が出来ないときだとかのために、考える材料になるから。
でも、第一段階として二男くんはまず式を書く、ということから始めていった方が良さそうだな。
今、図で書くのは、彼にとって答えや式を書くよりもハードルが高いだろう。
だから、答えを出した後で、図を書く練習。
書けない、という問題では、例として図を見せてあげる。
「図を書いて整理する」こと自体が初めてなんだから、まずはこれで十分だろう。
この先の単元でもコレは練習できるし、学び直し3の最後が、「△+□=○を表す線分図を選べ」だ。
…やっぱり、先の流れを知っていると、この単元で何を学んでおかなきゃいけないかが分かるから、スムーズに教えられるな。
そして、わりとあっさりと答えを出す二男くん。
うん、それで正解。
…比べたいわけではないけれど、30分くらいかけてこの問題の答えを出していた長男くんと比べると、線分図の授業を受けたわけでもないのに、随分軽く回せたもんだな。
傍でウイニングステップを解いていた長男くんが改めて解くと、二男くんよりもさらに速く終わる。
まぁ、当然だな。
成長したもんだ。
でも、何でキミは、五十音順で記号を選べていないわけ?
筆算が汚い
まぁ、そんなわけで、公文での勉強に比べるとこれから先、正しい式を書くのと、そこに至るまでの考え方が重要になってくる、というのを二男くんに説明した。
ただ、だからと言って、計算が雑になっていいというわけじゃない。
むしろ、計算は正解できて当たり前、というレベルだ。
その中で、二男くんは筆算が汚い。
出来ていないわけではないけど。
むしろ、当時の長男くんがギブアップしていた、栄冠での3桁×3桁の筆算もしっかり解けてはいる。
が、その書き方じゃダメ。
掛け算の筆算は、数字が整列して書かれないと、最後の合計で間違えることが増える。
掛け算に限らず、筆算は上下左右の位置が重要だから、そこがズレてしまうのは良くない。
対策として、でっかく数字を書くと良い。
それだけで、大分改善するはずだ。
と、何回か筆算の練習をして終わり。
大体1時間かからなかったくらいか。
この分なら、予定通り冬休み中に逆算まで終えられるかな?
それとも、やっぱり分配法則や逆算でつまづいてしまうだろうか。
不安だ。
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