息子達とレジャーな日

2023年1月1日日曜日

生活

珍しい遊びをしてみた

年も暮れたし日能研もないしで、息子達と少し特別な一日でも過ごそうかとレジャーしてみた。

映画を見に行ったり、大貧民をやったり。

まぁ、その前に勉強はするんだけどね。

勉強

とはいっても、そんなにはやらなくていっか。

算数の特別問題の2周目を開始。
結局半分くらいは2周目チャレンジの候補になったので、頑張れー。

…んー、2週目にしては、まだ若干イマイチかな。
特にワールドカップのグループリーグ、決勝トーナメントの問題は、1ヶ月くらい前にあれだけ熱狂的に観戦もしていたというのに、分からないもんかー。

スポーツゲームの類いはほとんどやってないからかなー。
私はリアルではほとんどやらなかったけど(どんくさい子で眼鏡をしていたから、外で遊ぶのを母親が心配げだったし私自身あまり好きじゃなかった)、フォーメーションサッカーとかのゲームを兄とやっていたので、こういうトーナメント形式だとかは分からない気持ちが理解できないや。

まぁ、それでも1周目に比べれば出来るようになっている問題もあることだし、予定通り進めていくしかないな。

他には国語の文章読解と漢字を少々。

あとは社会のウイニングステップと理科を日特からやって、おしまい。

映画

すずめの戸締りを見てきた。

家族で映画というと、ちょうど2年前の無限列車編(私は3回目)を見に行ったのが最後だったらしい。
大体3ヶ月に1回くらいは私だけは見に行っていたのに、随分空いたもんだ。

前情報は、「新海監督の最新作」くらい。
CMは時折見かけたけれど、登場キャラ達が「すずめ!」と主人公に声を掛けるシーンの切り貼りだったり、「行ってきます!」としゃべるシーンの切り貼りだったりで、内容はほぼ不明。

「おそらくドアにしっかりカギを掛ける側の都会的な主人公なのだろう」と想像し、年末という時期と併せると防犯がメインテーマなのかと思っていたけれど、わりとしっかりガールミーツボーイ的な話だった。

中二病患者(40代)の私的にはけっこう楽しめるお話だったかな。
直近3作で考えると、どれも楽しめたけれど、1位きみの名は → 2位すずめの戸締り → 3位天気の子っていう感じで面白かった。

あと家族で三者三様に感想が違った点も面白かった。
二男くんはちょっと消化不良でよくわかんなかったらしいのが残念だったけれど。

私は「こんな風に息子達に一生懸命になってくれる女の子に出会えるといいんだけどなぁ」と思ったけど、妻は「主人公が好きになれなかったけど、とりあえずイケメンは得だから息子達もそうなるといい」と思ったらしい。

よく分からない長男くんは、とあるシーンがDIO様を彷彿させていたらしく、最高にハイってやつになっていた。
恋愛や結婚だけが幸せではないけれど、よく分からないコイツが一廉の幸せをつかむことは出来るのだろうかとげんなりした。

しかし、久々に映画に行ったけれど、普通にポップコーンの販売も再開していたし、結構楽しめたなー。
また定期的にレイトショーに行くの、再開しようかな。
弟でも誘って。

大貧民

そして帰ってから、約束していた花札を教えてみた。
とりあえず簡単なルールとお試しで1ゲームやってみたけれど、うーん、絵柄が覚えられないらしい。

そういえば、オレも覚えたての頃はしばらく苦労したっけ?
もう当たり前すぎて覚えてないけど。
一日でじゃ無理かな。

ということで、大貧民に移行。
いろいろとローカルルールも多いけれど、8流しくらいを採用。
階段もないし、縛りもない。

複雑なルールがないと、その分だけカードの強さだけで決まってしまうものだけれど、まぁ、はじめは単純な方がいいかな?

そんなわけで、
・3が最弱で2が最強。
・ジョーカーは2枚、常に最強で、スぺ3等でのジョーカー返しはなし。
・初めの切り出しのときに、2枚以上のセット出しあり。
・4枚以上のセット出しで革命、ジョーカー以外の強さが逆転。
・8はその場で流れる。
・大貧民は大富豪に最強カードを2枚、貧民は富豪に1枚献上。
という、わりとスタンダードなルールで開始。

…全部で30回くらいやったのだろうか。
おそらく私はそのうちの25回は大富豪になったと思う。
あまりにもかわいそうだから、途中から、大人が富豪側のときは献上ルールは廃止したりしたけれど。

まぁ、相手は小学生、ルールを聞いたところですぐに戦えるわけではないだろう。
カードの出し方とかは人のを見て学ぶものだし、勝ち負け自体は仕方ない。

それよりも問題なのは、やはりテンポを乱す点やルール。
出すなら出す、出さないなら「パス」、考えるなら「ちょっと待って」。
対人戦なんだから、そういうのは礼儀として必要だ。

出し方としてはー…。

二男くんは、猪突猛進タイプだな。
出せるカードを出せるときに出してしまうタイプ。
後半息切れのように1枚ずつ弱いカードを出していく。
まぁ、習いたての小学生だしな。
カード運がいいと手が付けられないけど、基本的にはやりたいようにやらせればいい。

長男くんはー、…予測不能だな。
典型的な初心者というか、計算できない側の人というか。
なんで残り1枚の相手にペアで出していかないのかが理解できない。
定石というか、理屈で行動が推測できないから、ある意味タチが悪い。

かわいそうだから、コツというか、パパが普段気を付けることを教えておいてあげよう。

まずは、出せるときにだって、無理に出すことはなくて、パスをすること。
消費したいカード、相手に出させず主導権を握りたいカードと役割を考えて、主導権を握りたい方は、ある程度見込みが立つまでパスをすべき。
パパが序盤、出せるのにパスが多いのはそのせい。
相手に強いカードを使わせたら、こっちの弱いカードも強くなるでしょ?

あとは、自分がパスをするときには、出せなくてパスするのか、出さないだけなのか見破られないのも重要だね。
ママは、出せるときは一瞬間が空いてからパスするでしょ。

次に、場に出たカードは覚えること。
トランプなんてジョーカー入れたって54枚しかないんだから、全部覚えるのだってそんなに苦労しないでしょ。

いきなりそこまでは厳しくても、せめてジョーカー、2、1、8くらいは何枚出たか覚えると強い。
ジョーカーが出切った後は、単体で2が最強だし、2も出切れば1が最強になるからね。

覚えられないって?
何のために社会の暗記とかで練習しているのキミたちは。
こういう、実生活に密接に関係することこそ覚えられなくてどうするのさ?

パパ?
もちろん全部覚えているよ。
ついでに、誰が何を出したまで覚えていられるとどういう切り方をするのかの分析にも役立つな。
まぁ、金を賭けているわけでもない家族ゲームなんだから、大体はせいぜい絵札くらいまで覚えれば十分だよ。
革命なんて滅多に起きないしね。

最後に、パパ的に、勝つときは一気に勝つことだ。
終盤で失速して逆転、っていうのは負けパターンとして多いからな。
最後の方は何を出せば相手が出せないかっていうのを考えた上で、詰め将棋みたいにやると安定はするぞ。
大貧民は、大富豪が圧倒的に有利だからな。

特に、長男くん、キミは、何のために場合の数なんて勉強していると思っているの?
こういう勝負で勝つために発展した分野の学問に決まっているでしょうに。
もっと頭を使え、頭を。
運否天賦だけでゲームしてどうする。

ということで、それなりに楽しんだようだ。
元旦の今日もけっこうな時間遊んだ。
普段、対戦ゲームの類いは滅多にやってこなかった我が家だけれど、たまにはこういう遊びも面白いな。
こちらももっと楽しめるくらいに、もう少し実力が拮抗するといい。