5年生最後の全モ
正月ボケも冷めやらぬ中、受験してきた全モ。
結果はともかくも、昨日聞かれて上手く答えられなかった、「問題文で誤解しないようには?」ということについて、何か方法はあるだろうか?
私はどうやっているんだろう?
総合:400点
偏差値推移は 65.4 → 64.6 → 66.8。
前よりは平均が高いけど、それでも5年後期の中じゃそこそこの低さ。
全科目とも、難易度の予想はある程度は当たったのか…?
時々こういうことがあるからこそ、余計に信用ができない。
しかし、勉強を見ている側としてはなかなか安心できる後期だったな。
これまでの成績と併せて、ちょっと振り返ってみるのも面白そうだ。
国語:119点
偏差値推移は 55.7 → 60.2 → 58.3。
自己採点からは4点下がった。
「花売りが朝霜で、しかも、子どもなので」とか書いていた、「お前、朝霜って何か知らねーだろ?」みたいな記述が引かれたんだろうなーと思っていたのだけど。
たしかに文法上、副詞はどこに入ってもいいんだけどさ。
そうしたら、想定外。記述は合っていた。
あれ?じゃあどこで?
と見渡すと、漢字で、しんにょうが2つ、×になったらしい。
え、今…?
たしかに変なしんにょうを書く子だと思っていたけれど、これまで×をもらったことがないから、これでいいんだろうと思っていたのに。
そんな想定外はあったものの、平均的には5年で最高。
簡単めだったようだ。
「文法で思い違いがなければなぁ」と思うものの、文法はこれからは、いつ聞かれても答えられるように準備しておく必要があるんだろうな。
今、急に六書とか聞かれたら、私でも危うい。
私、コレ、中学以降でやったことも使ったことも、記憶がない。
あとは、問題文で思い違いをしない工夫、だな。
まぁ、あと国語は、6年になってからに期待だ。
もう、読み方・解き方としては全部教えたつもりだから、あとはその練習。
算数:112点
偏差値推移は 63.2 → 68.4 → 66.4。
今回は1%問題2つかぁ。
私の「暗算で出来るなら簡単だよセンサー」も捨てたもんじゃないな。
自己採点からは5点下がった。
アレ?記述?
と思ったら、まーた解答で単位を重ねたらしい。正答率96%の問題で間違えていた。
まぁ、この手のミスは、長男くん志望校の数校では○にするらしい。
妻から予算許可の下りた進学レーダーのどこかの回での特集に書いてあった。
たしかに、解答欄に合うように答えるのは国語的に基本。
とはいえ、単位をつけて計算するというのは理科的な基本。
どうせ間違えるなら、オレは理科的な前のめりであることを勧めるぜ!
…いや、間違えんなし。
社会:87点
偏差値推移は 68.7 → 62.4 → 66.3。
…うわぁ、地理の正答率が、軒並み低い。
うーん、今回、出題に若干納得がいかない。
長男くんは大体出来ていたからその点ではホッとはできたのだけれど、今、地理での応用問題を選ぶか?
冬期講習だって、歴史の復習だったろうに。
次の全モもそうなるのかもしれないけど、これからまた地理って言うタイミングでの応用じゃダメなのかな?
地理を範囲に含めるというのはいいとしても、配分として歴史多めにしたり、これまで以上に範囲を広く、武家社会全般での出題の方が歴史の応用問題に対する学びにつながる気もする。
別にヤマを張ったわけでもないし、なにか日能研の考えがあるのかもしれないけれど、冬期講習とその明けからこっち、歴史の復習を頑張ってきた子にはかわいそうな出題だな、と思った。
まぁ、出題に文句をつけても仕方ないのだけれど。
今回、長男くんが間違えていたところは、まぁどうでもいいかな。
本科でも冬期講習でも明治→大正→昭和という時系列ではあまり見ていないからだろう、その関係の正答率が低いところで間違えていた。
それくらいはしょうがないかな。
まぁ、表中のアルファベットの意味を取り違えたのは、いただけないけれど。
理科:82点
偏差値推移は 67.5 → 56.4 → 68.6。
難しい問題もある、程度に思ったのだけれど、平均、あんまり上がらなかったなぁ。
というか、4つも1ケタ%の問題が出たのか。
なんか、難易度が異常なんだよなー。
今回の解けなかった問題は、まだ解けないだろうから、いいや。
まとめ
今回は、「問題をしっかり確認しなくてはいけない」という意識を刷り込めたかどうかがキーポイント。
このテスト結果的にはその対策だけで、国語の文法で6点、社会の歴史の記号問題で6点、想像より正答率は低かったけどおそらくは解けたであろう算数の一行題で7点と、19点は増やせたはず。
加えて、国語のしんにょうで4点、算数の単位の二重付けで5点、これで9点。
合計して28点。
それだけ取れば、総合の偏差値は70にも届いたはず。
70って言ったら、分かってるか長男くん、アノ開成ですら視野に入ってくるほどの偏差値だぞ。
それが、正直そこまで難しくはないというか、問題文の誤解とか程度の、問題の純粋な難易度とはあまり関係がないようなところでの対策をするだけで、見えてくるぞ。
で、どうしたらそういうミスをしなくなるか、というとだな。
昨日、お前に聞かれて、パパは真剣に考えました。
と、興奮混じりに、日能研帰りの長男くんに説明し始める。
今日の晩御飯はチキン南蛮でこれから揚げるはずだから、話す時間はあるはずだ。
まずはだな、問題の中の簡単なヤツと難しいヤツとかの区別は、もう問題文だとか設問の雰囲気から推測できるだろ?
その中で、簡単に答えられるヤツは、これまで通りの解き方、即座に答えていくだけでいいんだよ。
でも、難しいヤツ、難しそうなヤツは、そうは解かない。
まずはゆっくりと問題文を読んでいって、理解したって後のタイミング。
そこで、さっさと解きたくなる気持ちをグッとこらえて、問題文と思いついた解法の検証をするんだ。
時間にして、約5秒ほど。
1、2、3、4、5。
これくらいの時間、もう一度、設問の内容と解答への考え方を見直す。
最近遊んでいる大富豪でもさ、どうでもいいときは気軽に出すけど、まさに勝負を分けるっていうターンは、真剣に自分の残りの出し方とか相手の持ちカードとか考えてから出すじゃん?
ゲームでも、どうやったって勝てる雑魚敵はボタン連打でも、ボスに対しては戦い方を考えてから挑むでしょ?
そんな感じ。
いわば、強敵に対する敬意だな。
難しい問題に対しては、すぐに答えたくなる気持ち、計算したくなる気持ちを抑えて、その段階までで、見直し作業を1回挟むってこと。
どうよ!?
これなら、問題文の読み間違い、減らせる気がしない!?
「あー、うん。それはそうと、そのマヨネーズって、もしかしてアボガドマヨネーズ?」
…。
…んー、違うんじゃないかな、普通のマヨネーズだと思うよ…。
…うん、今回は人の話を聞けというより、ご飯前に話を始めたパパが悪かったな…。
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